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紅孔雀

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紅孔雀(べにくじゃく)は、北村寿夫原作の新諸国物語の1作として書かれた小説。

1954年(昭和29年)にNHKでラジオドラマ化され、以降、映画やテレビで映像化された。

また、主人公・那智の小四郎を助ける忍者・「風の小六」を主人公とした『風小僧』が1959年(昭和34年)にテレビドラマ化された。

ストーリー

戦国時代、那智の小四郎は、アステカの秘宝の在処を示す紅孔雀の謎を解く黄金の鍵をめぐって、元海賊の網の長者、幻術使い・信夫一角やしゃれこうべ党と戦う[1]

ラジオ

配役

主題歌(ラジオ)

映画

『新諸国物語 紅孔雀』
  • 第一篇 那智の小天狗 - 1954年12月27日公開[2]
  • 第二篇 呪いの魔笛 - 1955年1月1月3日公開[2] 以後、週替わりで順次公開
  • 第三篇 月の白骨城 - 1955年1月9日公開[2]
  • 第四篇 剣盲浮寝丸 - 1955年1月15日公開[2]
  • 完結篇 廃墟の秘宝 - 1955年1月21日公開[2]

制作・配給は東映[2]。モノクロ、スタンダード[2]

解説

東映京都撮影所制作による1955年の正月映画。本作も1954年の『笛吹童子』もラジオドラマを映画化したもので[3]、製作したのは東映マキノ光雄とマキノの元で製作を仕切っていた岡田茂両プロデューサーである[3][4]東千代之介を東映に入れたのもマキノと岡田[4]

「ジャリ物(子供向け映画)」の中編映画として製作されたが[3]、まだテレビに「子供番組」の時間帯などなかった時代でもあり、明けて正月から子供を中心に大動員の特大ヒット。これには製作した東映が一番驚いたという。会社側も大喜びで、このころ東映の電話応対は女性交換手がにこやかに「はい、『紅孔雀』の東映です」と応えたという[5]

配給収入は2億4,182万円[6]

出演(映画)

スタッフ(映画)

  • 監督:萩原遼[2]
  • 企画:坪井興[2]、宮城文夫[2]、吉野誠一[2]
  • 脚本:小川正[2]
  • 撮影:吉田貞次、三木滋人
  • 照明:和多田弘
  • 録音:石原貞光
  • 美術:鈴木孝俊
  • 編集:宮本信太郎
  • 音楽:高橋半[2]
  • 主題歌作曲:福田蘭童
  • 進行主任:徳田米雄
  • 装置:弥田勇造
  • 背景:宮内省吾
  • 装飾:小川満洲治
  • 記録:牛田二三子
  • 衣裳:佐々木常久
  • 美粧:林政信
  • 結髪:西野艶子
  • スチール:平井稔乃
  • 擬斗:足立伶二郎
  • 助監督:沢島忠
  • 撮影助手:鷲尾元也
  • 照明助手:渡辺幸太郎
  • 録音助手:墨関治
  • 美術助手:角井博
  • 編集助手:神田忠男
  • 演技事務:田辺嘉昭
  • 進行:渡部健作

主題歌(映画)

「紅孔雀のうた」 作詞:北村寿夫、作曲:福田蘭童、歌:beni9jyaku(紅孔雀)

ネット配信

YouTube東映時代劇YouTube」から、時代劇映画配信枠「傑作時代劇DAY」で2週間の期間限定無料配信が行われた。

さらに見る 篇, 配信期間(JST) ...
配信期間(JST
第一篇 2022.02.19.11:002022.03.05.10:59
第二篇 2022.03.05.11.002022.03.19.10:59
第三篇 2022.03.19.11:002022.04.02.10:59
第四篇 2022.04.02.11:002022.04.16.10:59
完結篇 2022.04.16.11:002022.04.30.10:59
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テレビドラマ

新諸国物語 紅孔雀』のタイトルで、1961年8月1日から1962年4月24日に放送された[7]東映テレビ・プロダクション制作[8]NET、毎週火曜日19時から19時30分放送(全39話)[7]森永乳業一社提供[9]

本作はこれまでに東映チャンネル等でも第1話も放送されていない為、フィルムの現存状況は不明である。第1話のオープニングのみがDVD化されている。

出演(テレビドラマ)

  • 小四郎:沢村精四郎
  • 浮寝丸:巽秀太郎
  • 羅生丸:植田貞光
  • 主水:八名信夫
  • 信夫一角:立松晃
  • 久美:愛川かおる

スタッフ(テレビドラマ)

参照:[7]

  • 企画:片岡政義
  • 脚本:江原比佐夫 他
  • 助監督:永野靖忠 他[要出典]
  • 音楽:小沢秀夫
  • 撮影:土屋俊忠
  • 照明:長谷寛
  • 美術:有隅徳重
  • 録音:森武憲
  • 編集:成島一城
  • 特殊撮影:常田弘之
  • 殺陣:清見淳
  • 監督:土屋啓之助
  • 制作:東映

主題歌(テレビドラマ)

「紅孔雀のうた」
作詞:北村寿夫、作曲:福田蘭童、歌:beni9jyaku(紅孔雀)
さらに見る NET系 火曜日19:00 - 19:30枠, 前番組 ...
NET 火曜日19:00 - 19:30枠
前番組 番組名 次番組
均ちゃんのドドンパ大将
新諸国物語 紅孔雀
こんちは幸福さん
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人形劇

概要 新諸国物語より 紅孔雀, ジャンル ...
新諸国物語より
紅孔雀
ジャンル 人形劇
原作 北村寿夫
脚本 田波靖男
演出 大竹一史
声の出演 三波豊和
水沢アキ
ナレーター 近石真介
オープニング 紅孔雀のうた(歌:紙ふうせんヤング・フレッシュ
製作
制作 日本放送協会NHK総合テレビジョン
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年4月3日 - 1979年3月16日
放送時間平日18:25 - 18:40
放送枠子供の時間
放送分15分
回数223回
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NHK連続人形劇『新諸国物語より紅孔雀』として1978年(昭和53年)4月3日[10]から1979年(昭和54年)3月16日[11]NHK総合テレビジョンで放送。同じ「新諸国物語」作品である『笛吹童子』の次番組として開始したが、児童向け情報番組600 こちら情報部』(18時 - 18時25分)編成に伴い、放送時間が18時25分 - 18時40分に変更された。

原作では「紅孔雀の秘宝」は南方の架空の国ものになっていたものが、この人形劇ではアステカ王国が滅ぼされた時に国の再興のために日本に隠された秘宝とされ、メキシコでのスペインの圧政への抵抗運動の物語とリンクさせた。番組オリジナルキャラクターとして、語り部役の「万次郎」が登場する。最終回ラストは万次郎が、ファンレターやイラストの前でお別れのご挨拶をし、エンディングでは全ての人形が登場して番組を締め括った。

映像ソフトは、アミューズソフトエンタテインメントから発売されたDVD『NHK人形劇クロニクル』シリーズの「新諸国物語より 笛吹童子 ひとみ座の世界2」(VOL.5)に、後述の第1回と最終回が収録されている[12]

次作は『プリンプリン物語』となったため、1973年開始の『新八犬伝』以来、4作・6年続いた時代劇路線は中断した。なお『プリンプリン物語』では斎藤隆神谷明真理ヨシコら一部の声優がスライド出演、小四郎役の三波豊和も初期と最終回にディレクター役で顔出し出演した。

声の出演

スタッフ(人形劇)

  • 原作:北村寿夫
  • 脚本:田波靖男
  • 音楽:筒井広志
  • 演奏:東京室内楽協会
  • 人形美術:斎藤徹
  • 人形操作:田畠富雄、伊東乃里子、南波郁恵、小松市子、井村淳、村上良子、塚越澄子、村岡舞人、磯辺美恵子、諸井裕二、林和子、山崎照見、長沢修身、大江健司、河合正治、ひとみ座
  • 人形小道具:斎藤堅
  • タイトルフィルム:木村勝彦
  • 美術:新沼渉
  • 技術:鍛冶保
  • 効果:山倉正美
  • 演出:大竹一史ほか
  • 制作:中谷正尚[13]

主題歌(人形劇)

  • 紅孔雀のうた(作詞:田波靖男 / 作曲:筒井広志 / 編曲:高田弘 / 歌:紙ふうせんヤング・フレッシュ
  • 若者のうた(作詞:田波靖男 / 作曲:筒井広志 / 編曲:高田弘 / 歌:三波豊和
  • 愛のデュエット(作詞:田波靖男 / 作曲:筒井広志 / 編曲:高田弘 / 歌:水沢アキ三波豊和
  • まだ見ぬ国に(作詞:北村寿夫、作曲:福田蘭童、編曲:高田弘 / 歌:放送児童合唱団)

各回リスト

さらに見る 週, 回数 ...
回数 タイトル 放送日
1 1 - 5 もえる王国 1978年4月3日 - 4月7日
2 6 - 10 かぎの秘密 4月10日 - 4月14日
3 11 - 15 かぎを盗め 4月17日 - 4月21日
4 16 - 20 悪人, 一角 4月24日 - 4月28日
5 21 - 25 なぞの五升酒 5月1日 - 5月5日
6 26 - 30 サメとかぎ 5月8日 - 5月12日
7 31 - 35 どくろ丸! 5月15日 - 5月19日
8 36 - 40 愛の二重唱 5月22日 - 5月26日
9 41 - 45 コテモク再生 5月29日 - 6月2日
10 46 - 50 敵か味方か 6月5日 - 6月9日
11 51 - 55 孤島の美剣士 6月12日 - 6月16日
12 56 - 60 どくろかずら 6月19日 - 6月23日
13 61 - 65 悪魔の良心 6月26日 - 6月30日
14 66 - 70 島がはしる 7月3日 - 7月7日
15 71 - 75 久美の変心 7月10日 - 7月14日
16 76 - 80 小四郎脱出 7月17日 - 7月21日
17 81 - 85 かくれ里の怪 7月24日 - 7月28日
18 86 - 90 対決! 吸血鬼 7月31日 - 8月4日
19 91 - 95 怪盗ペドロ 8月28日 - 9月1日
20 96 - 100 きよ姫の恋 9月4日 - 9月8日
21 101 - 105 大蛇と小四郎 9月11日 - 9月15日
22 106 - 110 父との再会 9月18日 - 9月22日
23 111 - 115 カギをつかめ 9月25日 - 9月29日
24 116 - 120 死にたくない 10月2日 - 10月6日
25 121 - 125 才念あわれ! 10月9日 - 10月13日
26 126 - 130 浮寝丸の魔力 10月16日 - 10月20日
27 131 - 135 浮寝島の秘密 10月23日 - 10月27日
28 136 - 139 殺し屋登場 10月30日 - 11月3日
29 140 - 144 ああ,コテモク 11月6日 - 11月10日
30 145 - 149 毒薬ののろい 11月13日 - 11月17日
31 150 - 154 決闘うきね島 11月20日 - 11月24日
32 155 - 159 さあ! 江戸へ 11月27日 - 12月1日
33 160 - 164 どくろ丸爆発 12月4日 - 12月8日
34 165 - 169 江戸の剣豪 12月11日 - 12月15日
35 170 - 174 白鳥草の花 12月18日 - 12月22日
36 175 - 179 雨小僧重体 12月25日 - 12月29日
37 180 - 184 久美の本心 1979年1月15日 - 1月19日
38 185 - 189 泥棒島 1月22日 - 1月26日
39 190 - 194 悪の帝王 1月29日 - 2月2日
40 195 - 199 久美を救え 2月5日 - 2月9日
41 200 - 203 泥棒島脱出 2月13日 - 2月16日
42 204 - 208 小四郎危機! 2月19日 - 2月23日
43 209 - 213 あゝ浮寝丸 2月26日 - 3月2日
44 214 - 218 浮寝丸死す 3月5日 - 3月9日
45 219 - 223 大団円 3月12日 - 3月16日
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作品映像の保存状態・寄贈状況

  • 当初は『笛吹童子』同様、マスターテープで保存されているのは第1回と第223回(最終回)のみ[14]
  • 2011年 視聴者から第219回のビデオテープが提供され、計3回分に。
  • 2016年4月 『チロリン村とくるみの木』以降、NHKの人形劇シリーズで人形操作を担当してきた伊東万里子から第100回~第105回、第107回~第109回、第222回が録画されたビデオテープを寄贈されたことにより、全12回分になった。
  • 同年8月、11月 本作を担当したNHKOBプロデューサーの中谷正尚が録画していたベータテープ(第1回〜第81回、第83回~第173回、第175回~第223回)が発見され、いずれもNHKアーカイブスに収められた。未保存回は第82回と第174回のみになった[15][16]
  • 2017年3月10日 コテモク、浮寝丸などを演じていた神谷明から第174回(1978年12月22日放送 「白鳥草の花」(5))のテープが提供された。残り第82回(1978年7月25日放送 「かくれ里の怪」(2))のみ[17]

脚注

参考文献

外部リンク

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