苦行
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仏教における苦行
開祖釈迦本人は出家した後、断食などを伴う激しい苦行を積んだが、悟りを開いてからは、苦行はいたずらに心身消耗するのみで、求めていたもの(真理)は得られぬと説いている(初転法輪)。
キリスト教における苦行

イエス本人も荒野での修行や十字架刑に架けられるという苦行を経ているが、正統派教義では外在存在である神への信仰を重視するため、内にある神性を求めるという苦行の動機が薄かった。しかし神秘主義や聖アントニウスに始まる修道士の流れでは禁欲によって神に近づこうという傾向がある。
- 登塔者 - キリスト教で塔の上で生活する禁欲苦行を行った者
- 鞭打ち苦行者(Flagellant) - 1260年ごろのイタリアのペルージャで最初に確認されヨーロッパに広がったが、1261年にローマ教皇が禁止令を発していったんは鎮まったが、その後も度々現れる[1]。日本では、キリスト教の伝道師が持っていた苦行の鞭ジシピリナ由来のオテンペンシャという麻製のひもを束ねた道具を使用した[2][3]。
14世紀のイタリアではペストの流行によって社会不安が蔓延し、ドミニコ会修道士の指導のもと鞭で体を打つことで贖罪を行い、功徳を得ようとする鞭打ち苦行を行う組織が現れた[4]。鞭打ち苦行団はドイツとフランスでも組織されたが、ペストの被害が深刻になるにつれてローマ教皇にも統制が取れない事態となった。
