2009年のバレンシアグランプリ

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125ccクラス決勝は、3戦連続で新チャンピオンフリアン・シモンブラッドリー・スミスのマッチレースとなった。結果はファイナルラップのバトルを制したシモンが3連勝、7勝目を挙げてシーズンを締めくくった。

唯一最終戦までタイトル争いがもつれ込んだ250cクラス決勝は、次年度からMoto2クラスに替わることから今回が最後のレースになった。ポイントリーダーの青山博一は、ランキング2位のマルコ・シモンチェリが優勝しても11位以内で完走すればタイトルを獲得できる有利な位置にいた[1]

予選でトップタイムを出しポールポジションを獲得しながらも、その直後の転倒で肋骨を折ったアレックス・デボンが欠場する中レースはスタート。3番手に付けていた青山だったが、10周目に大きくコースアウトしてしまい、なんとかコースに復帰するがタイトル獲得条件ギリギリの11位にまで順位を落としてしまった。しかしその後トップを走行していたシモンチェリが転倒リタイヤとなったため、青山のタイトルが確定。レースはエクトル・バルベラがシーズン3勝目を挙げ、ランキング2位の座をシモンチェリから奪った[2]。日本人ライダーとしては2001年加藤大治郎以来8年ぶり、250ccクラス最後のワールドチャンピオンとなった青山は最終的には7位にまで順位を挽回して、日の丸を掲げてウィニングランをおこなった[3]

すでに前戦バレンティーノ・ロッシが2年連続のタイトルを確定させているMotoGPクラス決勝前、ポールポジションを獲得したケーシー・ストーナーがサイティングラップ中に転倒してしまい、レースを欠場する波乱が起きた。レースは地元のダニ・ペドロサが後続を離してシーズン2勝目を挙げた。2位にチャンピオンのロッシ、3位に入ったホルヘ・ロレンソはランキング2位を確定させた[4]。またこのレースには2009年のスーパーバイク世界選手権チャンピオン、翌年テック3チームからMotoGPにフル参戦デビューするベン・スピーズワイルドカード枠で出場。7位で完走を果たし、アンドレア・ドヴィツィオーゾを8位に抑えたことで、翌年のチームメイトのコーリン・エドワーズのシリーズランキング5位獲得に貢献した[5]

MotoGPクラス決勝結果

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 3 スペインの旗 ダニ・ペドロサ ホンダ 30 46:47.553 2 25
2 46 イタリアの旗 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 30 +2.630 4 20
3 99 スペインの旗 ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 30 +2.913 3 16
4 5 アメリカ合衆国の旗 コーリン・エドワーズ ヤマハ 30 +32.515 5 13
5 69 アメリカ合衆国の旗 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ 30 +34.585 6 11
6 24 スペインの旗 トニ・エリアス ホンダ 30 +34.888 8 10
7 11 アメリカ合衆国の旗 ベン・スピーズ ヤマハ 30 +37.706 9 9
8 4 イタリアの旗 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 30 +38.364 10 8
9 36 フィンランドの旗 ミカ・カリオ ドゥカティ 30 +42.491 11 7
10 15 サンマリノの旗 アレックス・デ・アンジェリス ホンダ 30 +43.689 12 6
11 14 フランスの旗 ランディ・ド・プニエ ホンダ 30 +46.018 7 5
12 52 イギリスの旗 ジェームス・トスランド ヤマハ 30 +50.226 14 1
13 44 スペインの旗 アレックス・エスパルガロ ドゥカティ 30 +57.168 16 3
14 65 イタリアの旗 ロリス・カピロッシ スズキ 30 +1:06.887 13 2
15 7 オーストラリアの旗 クリス・バーミューレン スズキ 30 +1:11.701 18 1
16 41 ハンガリーの旗 ガボール・タルマクシ ホンダ 30 +1:14.405 17 0
17 33 イタリアの旗 マルコ・メランドリ カワサキ 30 +1:33.425 15
DNS 27 オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー ドゥカティ アクシデント 1

250ccクラス決勝結果

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 40 スペインの旗 エクトル・バルベラ アプリリア 27 44:10.601 3 25
2 19 スペインの旗 アルバロ・バウティスタ アプリリア 27 +3.663 9 20
3 35 イタリアの旗 ラファエレ・デ・ロサ ホンダ 27 +5.665 11 16
4 12 スイスの旗 トーマス・ルティ アプリリア 27 +5.680 6 13
5 14 タイ王国の旗 ラタパー・ウィライロー ホンダ 27 +13.601 4 11
6 17 チェコの旗 カレル・アブラハム アプリリア 27 +13.697 7 10
7 4 日本の旗 青山博一 ホンダ 27 +27.438 5 9
8 25 イタリアの旗 アレックス・バルドリーニ アプリリア 27 +35.097 12 8
9 15 イタリアの旗 ロベルト・ロカテリ ジレラ 27 +35.886 14 7
10 48 日本の旗 富沢祥也 ホンダ 27 +40.176 16 6
11 73 日本の旗 青山周平 ホンダ 27 +49.095 20 5
12 52 チェコの旗 ルーカス・ペセック アプリリア 27 +53.132 18 4
13 11 ハンガリーの旗 バラージュ・ネメス アプリリア 27 +1:06.014 19 3
14 63 フランスの旗 マイク・ディ・メッリオ アプリリア 27 +1:18.692 15 2
15 53 フランスの旗 バレンティン・デビーズ ホンダ 27 +1:18.876 21 1
16 8 スイスの旗 バスティン・シェゾー アプリリア 26 +1 Lap 23
17 56 ロシアの旗 ウラジミール・レオノフ アプリリア 26 +1 Lap 22
18 33 アイルランドの旗 William Dunlop ホンダ 26 +1 Lap 25
19 10 ハンガリーの旗 イムレ・トス アプリリア 26 +1 Lap 24
Ret 16 フランスの旗 ジュール・クルーセル アプリリア 23 アクシデント 13
Ret 58 イタリアの旗 マルコ・シモンチェリ ジレラ 20 アクシデント 2
Ret 7 スペインの旗 アクセル・ポンス アプリリア 19 棄権 17
Ret 75 イタリアの旗 マティア・パシーニ アプリリア 11 棄権 8
Ret 55 スペインの旗 エクトル・ファウベル ホンダ 7 アクシデント 10
DNS 6 スペインの旗 アレックス・デボン* アプリリア 負傷 1

* ポールポジションを得たアレックス・デボンは負傷欠場、スターティンググリッドは1つずつ繰り上がった。

125ccクラス決勝結果

脚注

参考文献

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