71-638

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71-638
サンクトペテルブルク市電向けの車両(71-638-02)
2025年撮影)
基本情報
製造所 ウスチ=カタフスキー車両製造工場
製造年 2024年 -
投入先 サンクトペテルブルク市電
主要諸元
編成 3車体連接車
軌間 1,524 mm
最高運転速度 75 km/h
設計最高速度 90 km/h
車両定員 71-638-02 最大288人(着席46人+折り畳み座席2人分)
車両重量 71-638-02 39.0 t
全長 71-638-02 28,150 mm
全幅 71-638-02 2,500 mm
全高 71-638-02 3,900 mm
車輪径 71-638-02 620 mm
固定軸距 71-638-02 1,800 mm
主電動機 誘導電動機
主電動機出力 62 kW
出力 372 kW
備考 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。
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71-638は、ロシア連邦の鉄道車両メーカーであるウスチ=カタフスキー車両製造工場が展開する路面電車車両。多数の最新技術を備えた超低床電車で、2020年代以降各地の路面電車への導入が実施されている[1][2][3][4]

構造

ウスチ=カタフスキー車両製造工場が開発した路面電車車両のうち、3車体連接式の形式として2024年に発表が行われた車種。バリアフリーに適した低床構造(低床率100 %)の車内は冷暖房が完備されており、乗降扉付近のエアカーテンにより開閉時の外部の空気の進入を防止する。また、車内には大型の案内表示用スクリーンが標準的に設けられている他、LEDを用いた天井の照明は明度を調整可能である。また、各車両には充電池が搭載されており、架線が無い路線でも最長30 kmまで自走する事が可能となっている[1][2][3][4]

各車両には安全対策として、監視カメラを用いた録画システムや監視システム、運転士のモニタリングシステムが搭載されている他、後述するサンクトペテルブルク市電向け車両には、人工知能をベースとした資格技術を備えたアシスタントシステム「コグニティブ・トラム・パイロット(Cognitive Tram Pilot)」も設置されている。これはカメラなどの機器を介して歩行者や車両、信号、標識を読み取り、受信したデータに基づき交通状況を分析するもので、線路上に障害物がある場合は運転士に危険を警告し、反応が無い場合は自動的に制動装置が作動する[3]

車種

2025年時点で、「71-638」は以下の2種類の車種が展開されている。各車種には恒星にちなんだ名称が付けられているが、これはウスチ=カタフスキー車両製造工場が宇宙事業に参入している事が由来である[4][2]

  • 71-638「ポルックス」(Поллукс) - 片運転台仕様の車両。最大定員数は293人(着席定員57人)で、車体片側の6箇所に乗降扉が設置されている。
  • 71-638-02「ポラリス」(Поларис) - 両運転台仕様の車両。最大定員数は288人(着席50人)で、車体両側の5箇所に乗降扉が存在する。

運用

関連項目

脚注

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