KTM-2

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KTM-2
КТМ-2
KTP-2
КТП-2
KTM-2(ウラジカフカス市電
1974年撮影)
基本情報
製造所 ウスチ=カタフスキー車両製造工場
製造年 1958年 - 1969年
運用終了 1988年オデッサ市電
主要諸元
編成 1 - 2両編成
軌間 1,524 mm
電気方式 直流550 V
架空電車線方式
最高速度 45 km/h
車両定員 KTM-2 115人(着席27人)
KTP-2 123人(着席27人)
(乗客密度8人/m2時)
車両重量 KTM-2 11.0 t
KTP-2 7.0 t
全長 10,250 mm
車体長 9,883 mm
全幅 2,550 mm
全高 3,400 mm
車体高 3.085 mm
床面高さ 800 mm
車輪径 780 mm
固定軸距 3,400 mm
主電動機出力 KTM-2 50 kW
歯車比 KTM-2 7.98
出力 KTM-2 100 kW
制御方式 抵抗制御、直接制御
制動装置 発電ブレーキ空気ブレーキ手ブレーキ
備考 主要数値は[1][2][3][4][5][6]に基づく。
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KTM-2ロシア語: КТМ-2)は、かつてソビエト連邦(ソ連)各地の路面電車路線で使用されていた電車(電動車)。付随車KTP-2(КТП-2)と共に量産され、多数の最新の要素が用いられたが、故障や事故が相次いだ事で多くの都市で早期に運用から撤退した[1][2][3][4][5]

第二次世界大戦大祖国戦争)後の1948年以降、ウスチ=カタフスキー車両製造工場ではソビエト連邦(ソ連)各地の路面電車へ向けて2軸車KTM-1(電動車)やKTP-1(付随車)の大量生産が実施されていた。だが、車体デザインの変更こそ実施されたものの主要機器の構造は戦前の車両のものを受け継いでおり、1950年代の時点で前時代的なものとなっていた。そこで、ウスチ=カタフスキー車両製造工場では1956年以降これらの車両の機器を中心に改良を加えた新設計の2軸車の開発を始めた。そして、工場創立200年を迎えた1958年に試作車が完成したのが、電動車KTM-2付随車KTP-2である[2][4][7]

軸ばね枕ばねが設置された台車を有する構造はKTM-1・KTP-1と同様であったが、KTM-2・KTP-2は車輪にゴムを挟んだ弾性車輪やローラーベアリング(ころ軸受)が使われ、騒音や振動の抑制が図られた。また、KTM-2には制動装置として低速・停車時に用いられる空気ブレーキや非常用の手ブレーキに加えて発電ブレーキが搭載され、冬季には電気ヒーターに加えてこの発電ブレーキによって加熱された空気が車内暖房に使われた[注釈 1]。車体構造もKTM-1・KTP-1から変更され、屋根にはグラスファイバーが用いられた他、側面の大型2枚窓は上部がスライド式の可動窓となっていた。車内の座席配置は従来のクロスシートから布張りのロングシートへと変更された[1][2][4][3][5]

運用

現存車両

脚注

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