HTTPレスポンス分割
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| HTTP |
|---|
| 主要項目 |
| リクエストメソッド |
| ヘッダーフィールド |
| ステータスコード |
| 認証方式 |
| セキュリティホール |
HTTPレスポンス分割(英:HTTP response splitting、HTTPレスポンススプリッティング)は、ウェブアプリケーションやその実行環境が入力値を適切に無害化(サニタイズ)できないことに起因する、脆弱性の一形態である。この脆弱性は、クロスサイトスクリプティング攻撃、ユーザー間でのページの改ざん、ウェブキャッシュポイズニング、および同様の攻撃を実行するために悪用される可能性がある。共通脆弱性タイプではCWE-113に分類される。
この攻撃は、攻撃者がアプリケーションに送信した入力フィールドに、復帰(CR、ASCII 0x0D)と改行(LF、ASCII 0x0A)のシーケンス、およびそれに続く攻撃者が用意したコンテンツを含めることで、サーバーのレスポンスのヘッダーセクションに出力させるというものである。HTTP規格(RFC 2616)によれば、各ヘッダーは1つのCRLFで区切られ、レスポンスのヘッダーとボディは2つのCRLFで区切られる。したがって、CRとLFを除去できない場合、攻撃者は任意のヘッダーを設定したり、ボディを制御したり、あるいはレスポンスを2つ以上の別々のレスポンスに分割したりすることが可能になり、これが名称の由来となっている。