Iバス

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運行開始 2001年10月1日
委託事業者 南観光交通(Aコース)
小田急バス(B・Cコース)
登録番号 多摩ナンバー(Aコース)
川崎ナンバー(B・Cコース)[注 1]
iバス
iバスの車両 日野・リエッセ F114 ※除籍済
iバスの車両 日野・リエッセ F114 ※除籍済
運行開始 2001年10月1日
自治体 東京都稲城市
委託事業者 南観光交通(Aコース)
小田急バス(B・Cコース)
登録番号 多摩ナンバー(Aコース)
川崎ナンバー(B・Cコース)[注 1]
所管系統数 3路線
外部リンク i(あい)バス
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iバス(アイバス)は、東京都稲城市が運行しているコミュニティバス。Aコースは南観光交通に、B・Cコースは小田急バスに運行委託されている。

運行事業者

はるひ野駅入口バス停を通過するiバス

詳細は稲城市公式サイト「i(あい)バスの概要」を参照。

愛称であるiバスは、「稲城市の頭文字としてのi」、「循環バスが愛着をもって利用されるよう期待をこめたものとしての愛」、「循環バスで巡り逢いとしての逢い」から名づけられた。

運行当初は運転間隔が1時間半と長かったことから、利用者に停留所で長い間待たせないため、車両にGPS装置と発信機を取り付け、インターネット上でバスの位置情報が確認できるナビゲーションシステムを運用していた。その後、試運転を含む路線数増加による運転間隔の短縮などを理由に、2007年平成19年)2月に運用を終了している。

2017年(平成29年)3月27日より路線見直しによって新路線での運行を開始し、2026年(令和8年)4月1日より再度路線を再編して3路線が運行される。

2026年4月1日からの現行路線については、稲城市公式サイトの「iバス路線図・時刻表、主要バス停での乗り換え案内 」を参照のこと。

沿革

はるひ野駅南口ロータリーに乗り入れるiバス

運行内容

「稲城なしのすけ」が描かれた専用バス停(平尾団地)

詳細は稲城市公式サイトの「i(あい)バス 運賃などのご案内」を参照。

運賃は全線均一で、中学生以上の大人は200円、小学生以下は50円、未就学児は2人まで無料。

Aコースは現金のみ利用可能で、後述のB・Cコースと運行事業者が異なるため、定期券や一日乗車券は存在しない。

B・CコースではPASMOSuicaなど交通系ICカードが利用可能なほか、小田急バスIC定期券、小田急バス一日フリーパス、小田急バスの高齢者専用割引定期券「ナイスパス」[13]も利用可能である。

また、東京都シルバーパスは全コースで利用可能である。障害者割引もあり、大人運賃のみ各種障害者手帳提示により半額となる(子供運賃の割引はなし)。路線の一部で川崎市内を通行する箇所があるが、精神障害者保健福祉手帳での割引は東京都内の区間のみ割引が適用される。

現行路線

南多摩駅 - 稲城・府中メモリアルパーク路線(Aコース)

南多摩駅から矢野口駅、稲城市役所、稲城駅などを経由して稲城・府中メモリアルパークを結ぶ路線。南多摩駅発は約56分で運行し、稲城・府中メモリアルパーク発は約53分で運行し、1~2時間間隔で運行されている。稲城駅~稲城・府中メモリアルパーク間ではかつて京王バス多摩営業所が不定期で運行していたメ01系統と同一経路を走行する。

はるひ野駅 - 南多摩駅路線(Bコース)

はるひ野駅から若葉台駅、長峰、向陽台、稲城市立病院などを経由して南多摩駅を結ぶ路線。はるひ野駅発は約55分、南多摩駅発は約54分で運行し、概ね1時間間隔で運行されている。

平尾循環路線(Cコース)

  • 平尾団地 - 栗平駅 - 上平尾 - ソコラ若葉台南 - 上平尾 - 文化センター・ふれんど平尾 - ひらお苑入口 - 平尾団地

平尾団地を起終点に近隣の栗平駅や公共施設などを結ぶ循環路線。1周約34分で運行し、40分間隔で運行されている。

廃止路線

2014年9月30日までの路線

すべての路線が2014年9月30日まで運行していた。

市内循環
  • 稲城駅 - 宮の台 - 平尾団地 - 栗平駅 - 上平尾 - 若葉台駅 - 向陽台 - 南多摩駅入口 - 稲城市立病院 - 南多摩駅 - 押立郵便局 - 矢野口駅 - 稲城市役所 - 稲城駅

市内を循環するおよそ26kmのルートであり、右回りは平尾団地、左回りは稲城市役所を先に回る経路となる。

平尾団地~よみうりランド丘の湯
  • 平尾団地 - 栗平駅 - 上平尾 - 若葉総合高校前 - 若葉台駅 - 若葉台公園 - 稲城中央公園 - 稲城市立病院 - 南多摩駅 - 押立郵便局 - 矢野口駅 - 京王よみうりランド駅 - よみうりランド丘の湯

平尾団地とよみうりランド丘の湯を結ぶおよそ18kmのルートである。

平尾団地~稲城市立病院
  • 平尾団地 - 平尾 - 上平尾 - 読売カントリークラブ前 - 坂浜診療所 - 若葉台駅 - 若葉台公園 - 稲城中央公園 - 稲城市立病院

2006年(平成18年)から試験運行を開始したおよそ12.7kmの路線である。既存ルートに加えて、これまでiバスの運行のなかった平尾文化通りと鶴川街道をルートに加え、また、既存区間のうち利用者の多い区間について、増強を図る形となっている。

はるひ野駅~稲城市立病院
  • はるひ野駅 - 若葉台駅 - 上谷戸親水公園 - 総合体育館 - 向陽台- 稲城市立病院

2014年10月1日から2017年3月26日までの路線

矢野口駅~稲城市立病院 循環(Aコース)
  • 矢野口駅 - 稲城市役所 - 稲城駅 - 稲城市立病院 - 南多摩駅前 - 押立郵便局 - 矢野口駅
稲城市立病院~よみうりランド丘の湯 循環(Bコース)
  • 稲城市立病院 - 向陽台 - 長峰 - 駒沢学園入口 - 稲城駅 - 京王よみうりランド駅 - よみうりランド丘の湯 - 矢野口駅 - 島守神社前 - 南多摩駅前 - 稲城市立病院
はるひ野駅~南多摩駅前 往復(Cコース)
  • はるひ野駅 - 若葉台駅 - 上谷戸親水公園 - 向陽台 - 稲城市立病院 - 南多摩駅前
平尾団地~南多摩駅前 循環(Dコース)
  • 平尾団地 - 栗平駅 - 若葉台駅 - 坂浜診療所 - 長峰 - 向陽台 - 稲城市立病院 - 南多摩駅前 - 稲城長沼駅前 - 稲城市役所 - 稲城駅 - よみうりカントリークラブ前 - 平尾団地
平尾団地~矢野口駅 循環(Eコース)
  • 平尾団地 - 栗平駅 - よみうりカントリークラブ前 - 稲城駅 - 稲城市役所 - 矢野口駅 - 押立郵便局 - 南多摩駅前 - 稲城市立病院 - 向陽台 - 若葉台駅 - 平尾団地

2017年3月27日から2026年3月31日までの路線

Dコース、Eコースは2026年3月15日まで、それ以外は2026年3月31日まで運行していた。

市内循環路線(Aコース・Bコース)
  • 平尾団地 - 栗平駅 - 若葉台駅 - 長峰三丁目 - 向陽台 - 稲城市立病院 - 南多摩駅 - 矢野口駅 - 稲城市役所 - 稲城駅 - 坂浜 - 平尾団地

平尾団地を起終点に市内を大きく循環する路線。栗平駅先回りのAコースは一周約120分、稲城駅先回りのBコースは一周約115分で運行している。両コースともに2台の車両で約1時間間隔で運行された。

平尾・南多摩駅路線(Cコース)
  • 平尾団地 - 平尾 - 坂浜診療所 - はるひ野駅 - 若葉台駅 - 上谷戸親水公園 - 総合体育館 - 向陽台 - 稲城市立病院 - 南多摩駅

平尾団地から南多摩駅まで市内を大きく縦断する路線。平尾団地発は約74分、南多摩駅発は約76分で運行している。2台の車両を使用し、1~2時間間隔で運行された。

南多摩駅・よみうりランド路線(Dコース・Eコース)
  • 南多摩駅 - 稲城市立病院 - 南多摩スポーツ広場 - 稲城長沼駅 - 稲城市役所 - 稲城駅 - 稲城市役所 - 京王よみうりランド駅 - よみうりランド天安 - 東京ジャイアンツタウン - 京王よみうりランド駅 - 矢野口駅 - 押立郵便局 - 南多摩スポーツ広場 - 南多摩駅

南多摩駅を起終点によみうりランド方面へ向かう路線。梨・ぶどう畑がある地区を通過することからDコース(梨)、Eコース(ぶどう)の愛称が付けられている。稲城長沼駅先回りのDコースは一周約103分、矢野口駅先回りのEコースは一周約97分で運行している。1台のバスを使用し、Dコース→Eコース→Dコース→…の順に交互に各コース約3時間43分間隔で運行された。

過去の路線の利用状況

2014年9月30日までの路線

2014年9月30日まで運行していた各線の、運行開始からの1日あたりの利用者数は以下の通りである。

  • 市内循環コース(右回り、左回りの合計)
    • 平成14年度 - 336人[14]
    • 平成15年度 - 426人[15]
    • 平成16年度 - 445人[16]
    • 平成17年度 - 450人[17]
    • 平成18年度 - 489人[18]
    • 平成19年度 - 511人[19]
    • 平成20年度 - 559人[20]
    • 平成21年度 - 549人[21]
    • 平成22年度 - 595人[22]
  • 平尾団地からよみうりランド丘の湯ルート
    • 平成16年度 - 151人[23]
    • 平成17年度 - 149人[24]
    • 平成18年度 - 171人[25]
    • 平成19年度 - 183人[26]
    • 平成20年度 - 209人[27]
    • 平成21年度 - 217人[28]
    • 平成22年度 - 243人[29]
  • 平尾団地から稲城市立病院ルート
    • 平成19年度 - 158人[30]
    • 平成20年度 - 192人[31]
    • 平成21年度 - 200人[32]
    • 平成22年度 - 218人[33]
  • はるひ野駅から稲城市立病院コース
    • 平成22年度 - 53人[34]

2017年3月27日から2026年3月31日までの路線

平成29年度の路線見直し以降の各路線の年間乗車人員は以下の通りである。[35]

  • Aコース
    • 平成29年度 - 165,046人
    • 平成30年度 - 175,045人
    • 平成31年度 - 171,863人
    • 令和2年度 - 113,252人
  • Bコース
    • 平成29年度 - 165,749人
    • 平成30年度 - 190,251人
    • 平成31年度 - 193,522人
    • 令和2年度 - 135,753人
  • Cコース
    • 平成29年度 - 106,858人
    • 平成30年度 - 122,353人
    • 平成31年度 - 124,931人
    • 令和2年度 - 82,322人
  • Dコース
    • 平成29年度 - 18,021人
    • 平成30年度 - 19,644人
    • 平成31年度 - 20,640人
    • 令和2年度 - 14,159人
  • Eコース
    • 平成29年度 - 14,894人
    • 平成30年度 - 18,731人
    • 平成31年度 - 18,931人
    • 令和2年度 - 11,575人

車両

iバス専用車 日野・リエッセ(F146号車・除籍済)

赤色のiバス専用カラーの小型バス全8台(うち1台は予備車)で運行する[36]

現在の車両

  • 日野・ポンチョ
    • ノンステップバス。経年車のリエッセの代替で導入。大河原邦男デザインの稲城市のゆるキャラ「稲城なしのすけ」が描かれている。2012年のF152号車を皮切りに、2021年にかけて8台を配置。
    • 2017年4月に導入された新型車両には、稲城市をホームタウンとする東京ヴェルディのキャラクター「ヴェルディくん」もラッピングされている[36]

過去の車両

  • 日野・リエッセ
    • ツーステップバス。開業時から使用され、専用車はリエッセで統一されていたが、2012年以降からは新車として前述の日野・ポンチョを導入。以降置き換えが行われ、最後の1台が2021年2月末をもって除籍された。
  • 三菱ふそう・エアロミディME
    • ノンステップバス。同じ新百合ヶ丘営業所所管の玉川学園コミュニティバス(玉ちゃんバス)との共通予備車として、1台(05-F563号車)が新百合ヶ丘営業所に常駐していた。車検などの事情により、必要台数のポンチョが確保ができない場合にのみ代走していた。
    • 2023年12月にF563号車は武蔵境営業所へ転属し、同時に狛江営業所から転属してきた10-F142号車(日野・ポンチョ)が現在は予備車となっている。

脚注

関連項目

外部リンク

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