IPhone Air

2025年に発売されたAppleのスマートフォン From Wikipedia, the free encyclopedia

iPhone Air(アイフォーン エアー)は、Appleが開発・販売するスマートフォンである。iPhoneの第19世代にあたる、iPhone 17iPhone 17 Pro/Pro Maxとともに、2025年9月9日にカリフォルニア州クパチーノApple Parkで開催されたAppleイベントにて発表された。当初は「iPhone 17 Air」と呼ばれると予想されていた[1]。iPhone Airは「Plus」シリーズに代わるラインナップとして位置づけられ、軽量設計と強化された機能に焦点を当てたリブランド機種である[2][3]。厚さは5.6 mm (0.22 in)で、これまで最薄だった6.9 mm (0.27 in)iPhone 6を上回り、史上最も薄いiPhoneとなった[4][5](カメラ部は最大11.4mmとなり同時に発売となったiPhone 17と同一の厚みであるため、全体の厚みについては引き続きiPhone 6が最薄となる[6])。

開発者 Apple
キャッチコピー 英語:The thinnest iPhone ever.
With the power of pro inside.
日本語:史上最薄のiPhone。
Proのパワーを軽やかに。
販売開始日 2025年9月19日 (2025-09-19)
概要 開発者, 種別 ...
iPhone Air
iPhone Air
スカイブルーのiPhone Air
開発者 Apple
種別 スマートフォン
キャッチコピー 英語:The thinnest iPhone ever.
With the power of pro inside.
日本語:史上最薄のiPhone。
Proのパワーを軽やかに。
販売開始日 2025年9月19日 (2025-09-19)
関連機種 iPhone 17
iPhone 17 Pro/Pro Max
通信方式 2G: GSM/EDGE, 3G: UMTS/HSPA+4G: LTE5G
形状 スレート型
カラー
  • スカイブルー
  • ライトゴールド
  • クラウドホワイト
  • スペースブラック
サイズ 156.2 × 74.7 × 5.64 mm (6.15 × 2.94 × 0.22 in)
重量 165 g (5.82 oz)
OS 初期搭載: iOS 26
→iOS 26.2.1
SoC Apple A19 Pro
CPU 6コア(高性能コア x2 + 高効率コア x4)
GPU Apple独自デザイン 5コア
メインメモリ 12GB LPDDR5X
ストレージ
  • 256GB
  • 512GB
  • 1TB
充電
  • MagSafeおよびQi2ワイヤレス充電(最大20W)
  • USB-C高速充電(最大30W)
背面カメラ
  • 4800万画素、f/1.6、26 mm(広角)
前面カメラ 1800万画素、f/1.9、23 mm(広角)
ディスプレイ 6.5 in (165 mm) 解像度2736×1260、最大120 Hz
サウンド モノラルスピーカ
接続 Wi-Fi 7 トライバンド、Bluetooth 6.0A2DPLE)、超広帯域無線(UWB) 、ThreadNFC(リーダーモード、Express Cards対応)、LEO衛星通信(Globalstar、限定)、USB-C: USB 2.0 480 Mbit/s、デュアル周波数GPS(L1、L5)、GLONASSGalileoQZSSBeiDouNavIC
耐水性能 IP68(最大6 m、30分間)
補聴器との両立

2019 ANSI

C63.19は対象外
生産国 中国インド
ウェブサイト apple.com/iphone-air
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日本ではBand 11と21に対応した専用モデルA3516が販売される[7]

2025年12月9日より電波の届かない屋外にいる場合、衛星通信によるメッセージが利用可能となった[8]

デザイン

iPhone AirはAppleがこれまでに製造した中で最も薄いiPhoneモデルである。
複数のカラーバリエーションがあるiPhone Air

iPhone Airは、iPhone 17モデルと比べ、非常に薄く、80%再生チタニウムで強化され、第19世代のiPhoneの中で最も軽量である[9]。フロントガラスは、新しい反射防止コーティングを施したCeramic Shield 2を使用している。背面はCeramic Shieldで保護されており、上部にカメラ、スピーカー、ロジックボードを収容する段差のある厚味を増したセクションがある。iPhone Airには、スカイブルー、ライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックの4色がある[9]

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カラー 画像カラーネーム
スカイブルー
ライトゴールド
クラウドホワイト
スペースブラック
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仕様

チップ

iPhone AirはApple A19 Pro SoCを搭載し、Apple設計の新型N1ネットワーキングチップ、5GモデムチップセットC1Xも組み込まれている。これはAppleが独自のサポートチップを設計するトレンドの一環である[10]。iPhone Airは12GBのRAMを備えている。

ディスプレイ

iPhone Airには、ピーク輝度3000ニト、ダイナミックリフレッシュレートが最大120 Hzの6.5インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイが搭載されている。ディスプレイの解像度は2736×1260、1インチあたり 460ピクセル。常時表示機能があり、使用していないときは1Hzまで自動調整される。

なお、外部ビデオ出力は、USB-Cポートからは対応していない[11]が、AirPlayで可能である。

カメラ

デュアルキャプチャー対応。

背面カメラは、広角26mmで画素数が48MP Fusionカメラで、シングルレンズである[9]。そのため、マクロ撮影モードや空間写真撮影モードに対応しない[12]

前面カメラは、正方形センサーで18MPのセンターフレームフロントカメラで、デュアルキャプチャ機能により撮影者の向きに応じて横向き・縦向きいずれの写真も制作できる[13]

SIM

iPhone Airでは物理SIMを廃止し、全世界でeSIMモデルのみである[7]

中国本土では規制によりこれまでスマートフォン向けにeSIMが使用されることはなかったため、iPhone Airが初めてeSIMをサポートするスマートフォンとなる。承認待ちのため全世界の発売日である2025年9月19日には発売されず[14]、発売日は同年10月22日である[15][16]。なお、中国外のeSIM対応スマートフォン(海外版のiPhone Airを含む)でiPhone Air向けのeSIMプロファイルを使用することはできないため、承認後も中国国内向けiPhone Airを使う必要がある[17]

充電

USB-PD 30W以上の電源アダプタでは、20分間で50%充電が可能である。

ワイヤレス充電は、MagSafe/Qi2で30W以上の電源アダプタで最大20Wに対応する[12]

セキュリティ

すべてのiPhone 17モデルおよびiPhone Airから、A19とA19 Proを搭載するデバイスには「Memory Integrity Enforcement(MIE)」が導入されている[18][19]。MIEは常時オンのハードウェアおよびOSレベルのメモリ安全防御であり、Appleのセキュアメモリアロケータ、同期モードで動作するEnhanced Memory Tagging Extension(EMTE)、およびタグ機密性強制ポリシーを利用している[18]。デフォルトでMIEはカーネルや70以上のユーザーランドプロセスを含む主要な攻撃対象領域を強化しつつ、性能を維持している[18]。Appleは、MIEがエンドツーエンドのエクスプロイトチェーンの開発・維持を著しく高コストかつ困難にすることで、傭兵型スパイウェアへの対抗を目的としている[18]

発売と価格

評価

中央通訊社はiPhone Airをテストし、バッテリー持続時間がiPhone 17 Proと同等で、写真画質も優れていると評価した。一方、カメラのフレーミング制限とゲームパフォーマンスの不足も指摘された[20]

脚注

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