KAB-500Kr
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設計

航空機に搭載する電子光学(TV)誘導式の誘導爆弾で、コンクリートシェルターや橋、施設のような地上にある小型の固定目標を攻撃するよう設計されている[1][4]。ミサイルのような円筒状の弾体の先端に誘導装置があり、その直後に小型の安定用フィン、尾部に操舵用の大型フィンがある[1][5]。
誘導装置は通常光量用のため昼間にしか使用できないが、目標位置の記憶能力を持っており、投下後の誘導操作を要さない、いわゆる「撃ちっ放し(ファイア・アンド・フォーゲット)」能力がある[4][5]。また、同時に別々の目標を狙って複数弾を投下することもできる[4]。誘導は母機に搭載したAPK-9データリンクポッドを介して行う[2]。
弾体は複数の種類から選択することができ、地中貫通型、燃料気化爆弾、クラスター爆弾などがある[1][2]。種類によってさらに細分化した名称をつけることもあり、たとえば燃料気化爆弾(OD)の場合、KAB-500Kr-ODのように末尾に弾体種別を付与する形となる[1][3]。なお、KAB-500で始まる誘導爆弾は誘導方式の違いにより複数種類が存在するが、弾体は共通しておらず形状はまちまちである[2]。KAB-500Krも専用の弾体が開発されており、ほかの爆弾よりも細身である[1]。
航空機の乗員がTV誘導装置の操作を訓練するための、KAB-500Kr-UNUと呼ばれる訓練用ポッドも存在する[1]。