KEIRINグランプリ'96
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競走内容
アトランタオリンピック1kmタイムトライアルで銅メダルを獲得した十文字が特例[注 2]で出場。また、その十文字を同じくアトランタオリンピックに出場した神山がマークするということで、アトランタラインの結成が話題となった。
車券、神山が圧倒的な人気を集め、車番連勝単式の最終オッズの1番人気は1-9で5.0倍、2番人気は1-3で10.1倍、3番人気は1-2で10.5倍であった。
選手紹介での並びは、十文字 - 神山のアトランタラインに後閑が3番手を固め、その後ろに単騎の児玉が追走。この他、三宅 - 小橋の同県ライン、単騎の吉岡をこれも単騎だった松本がマークして出来た九近即席ラインに、中部・近畿ラインを組めなかった海田は単騎の自力勝負を選択した。
スタートは十文字が取る。3周目までに誘導員の後ろは、十文字 - 神山 - 後閑 - 児玉 - 吉岡 - 松本 - 海田 - 三宅 - 小橋 で落ち着く。
残り2周半から動き出した三宅に対し、残り2周で十文字は8番手に引いて態勢を立て直すが誘導は残ったまま。そこで吉岡が仕掛けると、残り1周半の打鐘時に十文字ラインから単騎児玉まで続く4車が先行態勢に入り、残り1周では外の十文字と内の三宅の叩きあいとなって、その外を吉岡が捲る形に。1センターあたりで十文字が主導権を握るも、最終バックで外からの吉岡の捲りに併せて神山が番手捲りを打つ。このとき小橋は神山の番手にもぐりこむ。神山が抜け出し、後を小橋が追う展開に。その後ろで吉岡が懸命の追走、続いて外から松本・児玉・十文字がほぼ併走状態、次に外から海田・三宅がほぼ並び、最後に後閑という形となった。
最終2センター、外を走る松本が内側の児玉に競りかけた際、さらに内を走る十文字が落車。その落車の影響で4コーナー出口までに児玉・松本・吉岡・三宅・海田と立て続けに、合わせて6車が落車した。
優勝争いは、落車発生の時点で4コーナーを過ぎていた神山と小橋の一騎討ちとなり、最後は小橋が差し切って優勝。神山は2年連続のKEIRINグランプリ2着となった。3着には9番手から落車を避けた後閑が入線した。
落車した6選手は、落車後に静止した位置がいずれもゴール線より30m手前に達していなかった。競技規則第19条により、ゴール線より30m手前までは自転車に乗って進む必要があるのだが、松本・海田・三宅・十文字の4人は、自転車を持ってゴール線直前まで走り出した。4人ともゴール線直前では自転車にまたがりゴールを越えたものの、完走とは認められず落車棄権扱いとなった。一方で吉岡は落車地点から再乗してゴール線を越えたため、4着でのゴールが認められた。児玉は再乗の意思なく棄権となった。
競走結果
エピソード
- 車券売上額が初めて100億円を突破した大会であり、2026年現在まで1レースの売上額としても唯一の100億円超えかつ過去最高ともなっている。なお、目標の100億円も突破している。
- 10億6443万7900円 - 本場
- 83億0369万1800円 - 場外(35)
- 12億7957万8300円 - 電話投票
- 106億4770万8000円 - 計[3]
- シリーズ全体の目標額は200億円だったが、シリーズ三日間の売り上げは220億5971万8600円とこちらも目標を上回った。また、KEIRINグランプリシリーズとしても最高の売り上げ額となっている。