LHS 475 b

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LHS 475 b
LHS 475 bの想像図(提供: NASA, ESA, CSA, Leah Hustak (STScI))
LHS 475 bの想像図
(提供: NASA, ESA, CSA, Leah Hustak (STScI))
星座 はちぶんぎ座[1]
分類 太陽系外惑星
地球型惑星
発見
発見日 2023年1月11日(初公表)
発見者 Jacob Lustig-Yaeger et al.[2]
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
発見方法 トランジット法
現況 確認
位置
元期:J2000.0[3]
赤経 (RA, α)  19h 20m 54.3761245172s[3]
赤緯 (Dec, δ) −82° 33 16.167893610[3]
固有運動 (μ) 赤経: 342.300 ミリ秒/[3]
赤緯: -1,230.297 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 80.1134 ± 0.0206ミリ秒[3]
(誤差0%)
距離 40.71 ± 0.01 光年[注 1]
(12.482 ± 0.003 パーセク[注 1]
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) ~0.02 au[注 2]
公転周期 (P) 2.029088 ± 0.000006 [2]
軌道傾斜角 (i) 87.194 ± 1.39°[2]
通過時刻 BJD 2,459,822.8762593 ± 0.000026[2]
LHS 475の惑星
物理的性質
半径 0.991 ± 0.050 R[2]
(6,319 ± 318 km
質量 0.914 ± 0.187 M(推定)[2]
平均密度 0.94 ± 0.13 ρ[2]
(推定された質量を基に算出)
平衡温度 (Teq) 586 ± 12 K[2](313 ± 12
他のカタログでの名称
ルイテン22-69 b
GJ 4102 b
NLTT 47504 b
TOI-910 b
TOI-910.01[4]
TIC 369327947 b
2MASS J19205439-8233170 b
Template (ノート 解説) ■Project

LHS 475 b は、地球からはちぶんぎ座の方向に約41光年離れた位置にある赤色矮星 LHS 475公転している太陽系外惑星である。

LHS 475 b は、惑星が主星の手前を通過(トランジット)する際に生じる周期的な主星の減光を捉えることで惑星を発見するトランジット法によって発見された。

LHS 475 は元々、2018年に打ち上げられたTESSによる観測で惑星の通過に由来している可能性のある減光の信号が検出されており、TESSによる観測で周囲に惑星候補が存在している可能性がある恒星をまとめたカタログである TESS object of interest (TOI) における名称が与えられており、他の観測手段などによる詳細な追加観測の対象となっていた。これにより、主星 LHS 475 は TOI-910、惑星候補には TOI-910.01 という名称で TESS object of interest に登録されていた[2][3][4]

その後、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らなどによる研究グループが、TESS object of interest に登録されていた惑星候補の中から2021年末に打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で観測を行う対象の惑星候補について検討した結果、この TOI-910.01 を選定した。そしてジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に搭載されている近赤外線分光器 (NIRSpec) による観測を行った結果、2022年8月31日と同年9月4日に観測されたわずか合計2回の減光から、この減光が惑星の通過によるものであると明確に確認され、LHS 475 b と命名された[2]。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による独立した観測で新たな太陽系外惑星が確認されるのはこれが初めてであり、この研究結果は2023年1月11日アメリカシアトルで行われた第241回アメリカ天文学会の記者会見にて公開された[1]。この発見は、居住可能な可能性のある惑星の探索、およびそれらの惑星の大気の組成を調査するのにジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡をどのように使用できるかを示すことになるものと報じられている[5]

特徴

脚注

外部リンク

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