Squannit (衛星)
小惑星の衛星
From Wikipedia, the free encyclopedia
Squannit(仮符号はS/2001 (66391) 1)とは、アテン群に属する潜在的に危険な小惑星である(66391) Moshupの周辺を公転する衛星である[1][4]。主星をアルファ、衛星をベータと呼ぶこともある[5]。
| (和名未詳) Squannit | ||
|---|---|---|
![]() | ||
Moshupと Squannitの動き。 | ||
| 分類 | 小惑星の衛星[1] | |
| 軌道の種類 | 周回軌道 | |
| 軌道要素と性質 元期:MJD 52055.4132 ± 0.88[1] | ||
| 軌道長半径 (a) | 2.548 ± 0.015 km[1] | |
| 近点距離 (q) | 2.547 km | |
| 遠点距離 (Q) | 2.549 km | |
| 離心率 (e) | 0.0004 ± 0.0019[1] | |
| 公転周期 (P) | 17.4223 ± 0.036 時間[1] | |
| 平均軌道速度 | 0.325 km/s | |
| 軌道傾斜角 (i) | 156.1 ± 2 度[1] | |
| 近点引数 (ω) | 319.7 ± 1.82 度[1] | |
| 昇交点黄経 (Ω) | 105.4 ± 3 度[1] | |
| 前回近点通過 | MJD 52055.4132 ± 0.88 2001年5月26日9時55分0.5秒 | |
| (66391) Moshupの衛星 | ||
| 物理的性質 | ||
| 三軸径 | 0.571 × 0.463 × 0.349 km[1] | |
| 直径 | 0.451 ± 0.027 km[1] | |
| 質量 | 0.135 ± 0.024 × 1012 kg[1] | |
| 平均密度 | 2.81 +0.82 −0.63 g/cm3[1] | |
| 自転周期 | 17.4 ± 0.1 時間(同期回転)[1] | |
| 発見 | ||
| 発見日 | 2001年5月21日[2] | |
| 発見者 | リンカーン研究所 | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| S/2001 (1999 KW4) 1 1999 KW4 ベータ[3] |
||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
2019年8月27日、小惑星センターにより1999 KW4が「Moshup」と命名されると共に、S/2001 (66391) 1は「Squannit」と命名された[6]。Moshupはモヒガン族の神話に登場する、ニューイングランドの海岸に住むというとも巨人。Squannitは、Moshupの妻である。
概要

SquannitとMoshupは、互いに近い距離にあるにも関わらず、性質が著しく異なる[1][3]。
Squannitは平均直径450mと、Moshupの約34%ほどの大きさしかない。公転半径は約2.6kmと、Moshupの長半径の3.5倍程度しか離れておらず、この短い公転半径を約17.4時間で公転している。また、Squannitの自転周期は、公転周期と同期回転しており、長半径の軸をMoshupに向けている。離心率は非常に低く、非常に真円に近い。質量はMoshupの約5.7%程度の約1億3500万トンである。Squannitの三軸径は571m × 463m × 349mと、Moshupとは異なり、特徴的な形を持たない不定形である。また、Squannitの平均密度は約2.81g/cm3であり、これはMoshupの約1.4倍になる[1][3]。
Moshupは平均直径1.32kmの小さな小惑星で、三軸径は1.53km × 1.50km × 1.35kmである[4]。赤道がほぼ円形に膨らんでおり、ダイヤモンドのような形をしている[3]。約2.8時間という早い周期で自転しており、平均密度が約1.97g/cm3と低い値を持つことから、Moshupはラブルパイル天体であると考えられている[4][7]。質量は23億5300万トンである[1]。
誕生
衝突のリスク
SquannitはMoshupと近い距離で重力的に結合しており、衝突のリスクはMoshupと同列に語ることができる。
