いて座ガンマ2星

いて座の3等星 From Wikipedia, the free encyclopedia

いて座γ2 (γ2 Sgr) は、いて座恒星で3等星。固有名はアルナスル[2] (Alnasl[4])。

仮符号・別名いて座γ[1]
アルナスル[2], Alnasl[3][4]
変光星型疑わしい[5]
概要 いて座γ2星 Gamma2 Sagittarii, 仮符号・別名 ...
いて座γ2[1]
Gamma2 Sagittarii
仮符号・別名 いて座γ[1]
アルナスル[2], Alnasl[3][4]
星座 いて座
見かけの等級 (mv) 2.99[1]
変光星型 疑わしい[5]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  18h 05m 48.48810s[1]
赤緯 (Dec, δ) −30° 25 26.7235[1]
赤方偏移 0.000073[1]
視線速度 (Rv) 22.00km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -53.92 ミリ秒/年[1]
赤緯: -180.90 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 33.67 ± 0.18ミリ秒[1]
(誤差0.5%)
距離 96.9 ± 0.5 光年[注 1]
(29.7 ± 0.2 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 0.6[注 2]
γ2星の位置
物理的性質
半径 12R[6]
質量 約2M[6]
スペクトル分類 K1III [1]
光度 64 L[6]
表面温度 4,800 K[6]
色指数 (B-V) +1.00[7]
色指数 (U-B) +0.77[7]
色指数 (R-I) +0.51[7]
他のカタログでの名称
いて座10番星[1]
CD-30 15215[1],
FK5 679[1], HD 165135[1],
HIP 88635[1],
HR 6746[1],
SAO 209696[1]
NSV 10173[1]
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概要

K型の巨星で、既に中心核では水素核融合を終えてヘリウムの核融合が進んでいる段階である[6]分光法による観測結果から伴星の存在が示唆されているが、詳しいことは何もわかっていない[6]

近くに見える5等星のγ1星は、太陽系から1,500光年以上とこの星の15倍以上遠くにあり、見かけの二重星の関係である[6]

この星とδを結ぶ線分を同じ長さだけ西側に伸ばし、そこから1.5ほど北を見ると、天の川銀河の中心部に辿り着く[6]

名称

固有名はアルナスル[2] (Alnasl[3][4])。これは、アラビア語で「矢じり」を意味する al-naşl に由来する[3]。本来は naşl の語頭の n の影響で「アンナスル」と発音するものだが、ヨーロッパに伝わった際に文字のままに読まれて「アルナスル」とされたものである[8]。2016年8月21日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Alnasl をいて座γ2[注 3]の固有名として正式に承認した[4]

脚注

外部リンク

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