いるか座18番星
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| いるか座18番星 18 Delphini | ||
|---|---|---|
| 仮符号・別名 | ムジカ[1], Musica[2][3] | |
| 星座 | いるか座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 5.506[4] | |
| 分類 | 黄色巨星 | |
| 位置 元期:J2000.0[4] | ||
| 赤経 (RA, α) | 20h 58m 25.9335294984s[4] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +10° 50′ 21.430869504″[4] | |
| 赤方偏移 | 0.000015[4] | |
| 視線速度 (Rv) | 4.35 km/s[4] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -49.921 ミリ秒/年[4] 赤緯: -34.509 ミリ秒/年[4] | |
| 年周視差 (π) | 13.3021 ± 0.0652ミリ秒[4] (誤差0.5%) | |
| 距離 | 245 ± 1 光年[注 1] (75.2 ± 0.4 パーセク[注 1]) | |
| 絶対等級 (MV) | 1.1[注 2] | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 7.19 ± 0.38 R☉[5] | |
| 質量 | 2.35 ± 0.07 M☉[5] | |
| 自転速度 | 1.60 ± 0.45 km/s[5] | |
| スペクトル分類 | G6III[4] | |
| 光度 | 33.9+6.9 −5.7 L☉[5] | |
| 表面温度 | 5,071 ± 10 K[5] | |
| 色指数 (B-V) | 0.93[6] | |
| 金属量[Fe/H] | 0.10 ± 0.02[5] | |
| 年齢 | 6.9 ± 0.5 億年[5] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| Musica[4], BD+10 2813[4], HD 199665[4], HIP 103527[4], HR 8030[4], SAO 10671[4] |
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| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
| Gaia DR3 1756741374681482624[7] | ||
|---|---|---|
| 星座 | いるか座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 16.60[8] | |
| 分類 | 赤色矮星[9] | |
| 位置 元期:J2000.0[7] | ||
| 赤経 (RA, α) | 20h 58m 25.46s[7] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +10° 49′ 53.0″[7] | |
| 距離 | 245.11 ± 0.91 光年 (75.19 ± 0.28 パーセク[7]) | |
| 地球から見た位置 (いるか座18番星との関係) | ||
| 位置角 | 194°[7] | |
| 角距離 | 29.23"[7] | |
| 物理的性質 | ||
| 質量 | 0.19 M☉[9] | |
| スペクトル分類 | M4 - 5[9] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| WDS J20584+1050 E[8] | ||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
いるか座18番星(英語: 18 Delphini)は、いるか座の方向に地球から約250光年離れた位置にある5等級の恒星である[4]。国際天文学連合 (IAU) に承認されている正式な固有名はムジカ[1] (Musica[2][3]) 。
スペクトル分類上では G6III 型に分類される黄色巨星である[4]。主系列星の段階を終えて、現在は中心核でのヘリウムによる核融合反応からエネルギーを生成しているレッドクランプの過程にある可能性が示されており、彩層の活動がやや活発であることが知られている[10]。質量は太陽の2倍余りであるが、半径は7倍を越えており、光度は約34倍に達している。形成されてからは約7億年しか経過していないと考えられている[5]。
ワシントン重星カタログには、最も明るい主星の黄色巨星を「いるか座18番星A」として、主星Aから197.5秒角離れた位置にある9.69等級[11]のK型星の恒星「BD+10 4426」が伴星B、129.3秒角離れた位置にある12.77等級の恒星が伴星Cとして登録されているが、両者共にいるか座18番星とは固有運動が大きく異なっているため、重力で束縛された実の連星ではない見かけの重星であると考えられる[8]。一方で同じく伴星Eとして登録されている29.23秒角離れた位置にある16.60等級の恒星「Gaia DR3 1756741374681482624」は、2014年の研究でいるか座18番星と同様の固有運動が観測されており、いるか座18番星とは重力で束縛された真の伴星であることが示されていた[9]。そして、ガイア計画によって得られたデータリリース第3版 (Gaia DR3) による地球から100パーセク(326光年)以内の距離にある、太陽系外惑星を持つことが知られている恒星のアストロメトリ観測の結果を分析した2024年7月の研究結果からも、この天体がいるか座18番星の周囲を公転している伴星であることが報告されている[7]。地球上から射影されたいるか座18番星からの角距離を天文単位に換算すると 2,197 au(約3兆3000億 km)であり、太陽の約2割の質量を持つ赤色矮星であるとみられている[9]。