うみねこのなく頃に (アニメ)
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| うみねこのなく頃に Umineko WHEN THEY CRY | |
|---|---|
| ジャンル | |
| アニメ | |
| 原作 | 竜騎士07/07th Expansion |
| 監督 | 今千秋 |
| シリーズ構成 | 川瀬敏文 |
| キャラクターデザイン | 菊地洋子 |
| 音楽 | 櫻井真一、森脇正敏 |
| アニメーション制作 | スタジオディーン |
| 製作 | うみねこのなく頃に製作委員会 |
| 放送局 | チバテレビほか |
| 放送期間 | 2009年7月2日 - 12月24日 |
| 話数 | 全26話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『うみねこのなく頃に』(うみねこのなくころに、英題:Umineko WHEN THEY CRY[1])は、スタジオディーン制作による日本のテレビアニメ作品。07th Expansion制作による同名のビジュアルノベルシリーズを原作としている。2009年7月から12月にかけて、チバテレビほかUHF局を中心として全26話が放送された[2]。
本作は原作の本編全8編のうち、出題編にあたる「Episode1」から「Episode4」までの計4編を題材として構成されている。作品のキャッチフレーズには「推理は可能か、不可能か。」が掲げられ[3]、テーマには「愛」が据えられている[4]。
本作には、テレビアニメ『ひぐらしのなく頃に』シリーズを担当したスタッフが再び起用された[5]。アニメーション制作はスタジオディーン、監督は今千秋、シリーズ構成は川瀬敏文がそれぞれ担当した[6][5]。劇伴には原作音楽をアレンジしたものと新録されたアニメオリジナル楽曲を併用する方針が採られ[7]、Gran Musikの櫻井真一と森脇正敏が楽曲制作を担当した[8]。オープニングテーマには、原作ゲームで主題歌を担当した志方あきこが[7]、エンディングテーマにはJIMANGが起用された[8]。
演出面では、各話のサブタイトルにチェス用語が採用されている。オープニング映像については、物語の進行や各編の内容に合わせて一部が更新される仕様となっている[9][10]。次回予告は、テレビ放送時にはエンディング内でサブタイトルのみを提示する形式をとった一方で、公式ホームページでは『うみねこ劇場(仮)』と題した次回予告が別途配信された[11]。また、放送局によっては、一部のセリフや映像に対して自主規制音やモザイク処理が施された箇所が存在する。
製作
| 原作 | 竜騎士07/07th Expansion[12] |
|---|---|
| 監督 | 今千秋[12] |
| シリーズ構成 | 川瀬敏文[12] |
| キャラクターデザイン | 菊地洋子[12] |
| プロップデザイン | 宮豊、小坂知[注 1] |
| 美術監督 | 東潤一[12] |
| 色彩設計 | 北爪英子[12] |
| 撮影監督 | 近藤慎与[注 2] |
| 編集 | 松村正宏 |
| 音響監督 | 郷田ほづみ |
| 音楽 | 櫻井真一、森脇正敏 |
| 音楽プロデューサー | 吉川明、若林豪 |
| 音楽制作 | フロンティアワークス |
| プロデューサー | 野村美加、大森啓幸、岡村武真 |
| アニメーションプロデューサー | 浦崎宣光 |
| アニメーション制作 | スタジオディーン[12] |
| 製作 | うみねこのなく頃に製作委員会[注 3] |
沿革・プロモーション
2008年5月1日に『うみねこのなく頃に』のメディア展開化がフロンティアワークスより発表[13]。同年12月から翌年5月にかけて、メインスタッフ・キャスト・主題歌アーティスト情報が順次公開された[6][7][14]。同年6月21日には第1話の先行上映会が開催され[15][16][17]、翌2010年3月には映像ソフトの購入者を対象とするスペシャルイベントが開催された[18]。
演出・制作工程
監督の今千秋は、本作の演出における最大の課題として、魔女と人間が論戦を繰り広げる「メタ世界」という原作固有の設定を映像化する工程を挙げている[10]。文章主体で構築された原作の世界観を再現するため、単なる台詞による説明にとどまらず、視覚的な提示や音響による区別を徹底することで、ゲームのプレイヤーと盤上の駒という立ち位置の差異を明確にし、視聴者の理解を促す手法が取られた[10]。
カット割りと構成の検討にあたっては、絵コンテのチェック段階で原作を繰り返し参照し、登場人物の表情やセリフを丹念に拾い直す作業が継続された[10]。特に、出題編のみを制作するという制約のもと、原作の特徴である言葉遊びや言葉攻めといった表現を可能な限り維持しつつ、後の解答編に関わる可能性のある場面やセリフを精査して削る作業に苦慮したと述べている[10]。最終的には原作者である竜騎士07による確認を経て、映像化に際しての懸念事項は解消されるに至ったと振り返っている[10]。
オープニング映像については、今自身が絵コンテおよび演出を担当した[10]。今はこの作業を「本編の演出で発散できなかった分をオープニングで表現できた」と語っており、竜騎士07もオープニングを気に入っていると明かしている[10]。竜騎士07もまた、第1話を映像として確認した後もオープニングの完成版がなかなか届かず、最終的に完成したオープニングを見た瞬間が制作期間中で最も感動した場面のひとつであったと述べており、タイトルと肖像画が挿入される場面に強い印象を受けたとしている[19]。
一方で原作者の竜騎士07は、本作の制作作業を通じて、前作のアニメ版『ひぐらしのなく頃に』の経験時よりも多くの教訓を得たと述べている[20]。彼はその一つとして「ダメ出しをすべきタイミング」を挙げている[20]。彼は制作の進行段階に応じて、どのタイミングで意見を述べるべきか、また逆にいつ意見を控えるべきかといった判断の重要性を学んだという[20]。竜騎士07は本作での学びを経て、「今ここでダメ出しをしなければ変更が間に合わない」という時期を逃さないこと、そしてその時期を逃したなら、後から不満を述べずに受け入れるのが社会人としての責任だと語った[20]。そうした経験から、過去の失敗や不満は次の機会に活かすことが大切であり、次回の監修時に間に合う段階で提案する姿勢が望ましいと結論づけた[20]。
脚本
脚本は川瀬敏文、志茂文彦、守屋竜史の3名が担当した[21]。シリーズ構成を担当する川瀬によれば、本作は伏線が複雑に絡み合うミステリー作品であるため、担当者が増えるほど前後の整合性を保つうえでの情報伝達が煩雑になるという判断から、意図的に少人数体制を選択したという[21]。新人である守屋の参加は経験を積ませるための教育的側面が強く、実質的な執筆作業は川瀬と志茂の2名が中心となって進められた[21]。
脚本制作のスケジュールは概ね順調に推移し、最終回の放送約4か月前にあたる8月には、ほぼ全ての作業が完了していた[21]。川瀬はこの進行について、早くも遅くもなく「普通にやりきることが出来た」と振り返っている[21]。
脚本打ち合わせの初期段階においては、スタッフ間で原作の解釈をめぐる討論が繰り返され、不明点についてはその都度、原作者の竜騎士07に確認を取る形で進められた[21]。また、アニメ放送時点では原作でもまだ明かされていない設定の一部についても、竜騎士07から事前に情報提供を受けていたと川瀬は述べている[21]。
各話の尺については、原作のシナリオ量に対して26話という枠が必ずしも十分ではなかったことから、どの要素を残しどこを削るかという取捨選択がシリーズ構成の段階で行われた[21]。川瀬は、サスペンスミステリーというジャンルの特性を踏まえ、各話の末尾をなるべく余韻のある形で締めくくることを意識していたと説明している[21]。その際、全体量が非常に多いために、原作の良さを殺さずに区切りの良い所までのシナリオを書くことに苦労したという[21]。
志茂文彦は川瀬の誘いで本作に参加した[21]。志茂は「前々からミステリーをやってみたいと思っていたので、嬉しい企画だった」と、本作への携わりを肯定的に捉えている[22]。また、志茂はシナリオの分量に余裕があれば、独自の解釈や解決案を盛り込むことも検討していた[22]。
デザイン・作画
キャラクターデザイン・総作画監督を担当する菊地洋子は、さくたろう・小此木・天草・霞などをはじめとした、本編の作画においてさくたろうや小此木、天草、霞といった数多くのキャラクターを描き切れなかったことが心残りであると述べている[23]。また、菊地は第5話におけるベアトリーチェの初登場シーンで原画を担当したが、当時の自身の仕事について、懸命に取り組んだものの描き方に強い癖が出てしまったと振り返っている[24]。その一方で、同じ第5話の中で松竹徳幸が手がけた、紗音や嘉音らがシルエットとなって崩れていくカットについては、非常に高いクオリティであったと評価を寄せている[24]。
プロップデザインを担当する宮豊は、煉獄の七杭や魔法陣シールドといったオカルトに関連するデザインを担当した[22]。制作にあたっては、画面に映る時間がたとえ一瞬であっても、アップで表示された際に十分な見栄えを保つような造形が求められたという[22]。宮は当時を振り返り、制作スケジュールによる制約が比較的緩やかであったことから、自身の趣味を反映させながら意欲的に描き上げることができたと述べている[22]。
プロップデザインおよび全話のプロップ監修を担当する小坂知は、原画担当としても本編の制作に携わっている[22]。小坂は最終話の原画を担当した際、原作を読んだ段階で鳥肌が立った場面を受け持ったと述べている[22]。映像としていかに効果的な演出を行うかについて、深夜まで議論を重ねながら試行錯誤を繰り返したと当時を振り返っている[22]。
キャスティング・収録
本作のキャスティングは、フロンティアワークスが提示した候補の中から、竜騎士07が選抜する形で進められた[25]。ボイスサンプルは演技の一部に過ぎず、サンプル時点ではキャラのイメージに合っているように見えても、実際にはイメージから外れる可能性がある[25]。そのため、キャラクターの複雑な状況に合わせた演技ができるかどうかを重視したという[25]。直近で参加している作品や経歴も加味し、フロンティアワークスの協力で多数のサンプルを用意してもらいながら選考は進められた[25]。竜騎士07によれば、ほとんどのキャラクターは第一希望の声優が採用されたため、非常に満足しているとのことである[25]。成人男性キャラクターについては竜騎士07が特に強いこだわりを持っており、蔵臼および留弗夫の配役については最後まで議論が続いたという[19]。留弗夫を演じた小山力也については、竜騎士07がその演技を高く評価している[19]。
本作の収録現場には、ほぼ全ての話数に竜騎士07が立ち会い、音響監督を通して指示を出している[19]。竜騎士07によれば、声優の演技は特に厳しく監修しているという[19]。竜騎士07はその理由を「役者の血の通った演技が入っているのがアニメの最大の利点だから」だと語っている[19]。声優はキャラクターと真剣に向き合い、たった数文字のセリフの中に、文字だけでは表現しきれない感情を込めて演じる[19]。その熱量は時に、原作者をも凌ぐことがあるという[19]。特に本作は人間関係が主題の物語であるため、人と人との間に起こる化学反応が大切だと考え、演技を厳しく監修していると語った[19]。
多くのキャストがオーディションを経て採用される中で、ベアトリーチェ役の大原さやかは原作者である竜騎士07からの直接の指名により起用された[25][26]。大原は、自身のキャリアにおいて高笑いの演技は本作が初挑戦であったと振り返っている[25][26]。高笑いがキャラクターの根幹を成す重要な役どころにおいて、自らの演技力が信頼されたことに対し、彼女は謝意を示している[25][26]。物語の核心部分に関しては、第24話における戦人とベアトリーチェの対話を演じるにあたり、大原はあらかじめ原作者から作品の真相を明かされていた[27][26]。この点について大原は、真相の把握なしにはその後のベアトリーチェを演じ切ることは困難であったと述べている[27]。なお、当時この事実を知った他のキャスト陣から、物語の結末を聞き出そうとして誘導尋問を受ける場面もあったという[27]。
評価・反響
2009年6月19日から7月1日にかけて電撃オンラインで行なわれた「2009年おもしろかった春アニメ&期待の夏アニメランキング」では、2009年夏放送開始のアニメの中で期待しているタイトルとして第2位を獲得した[28]。その際、投票を行なった人々から「前作『ひぐらしのなく頃に』が面白かったので期待している」「原作ファンとして、オープニングやエンディング、推理要素や演出などに期待している」などのコメントが寄せられた[28]。また、同年9月10日から9月30日にかけて電撃オンラインで行なわれた「2009年おもしろかった夏アニメ&期待の秋アニメランキング」では、2009年夏に放送された面白かったタイトルとして第5位を獲得した[29]。さらに、同年12月24日から2010年1月6日にかけて電撃オンラインで行なわれた「2009年秋で一番おもしろかったアニメランキング」では第9位にランクインした[30]。
2020年1月6日、『ひぐらしのなく頃に』のアニメ新プロジェクトが発表された[31]。この発表を受け、Twitter上で本作のアニメ第2期に対する期待の声が多数上がり、「うみねこ」がトレンド入りした[31]。この流れを受け、ベアトリーチェ役の大原さやかもTwitterで反応した[31]。彼女は「うみねこがなぜトレンドに?」と驚きを示しつつも、『ひぐらし』の新情報を機に多くのファンが『うみねこ』を思い出してくれたことを喜んだ[31]。また、「いつか『うみねこのなく頃に』も最後のエピソードまでアニメ化できる日がきますように」と投稿し、自身も続編の実現を願っていることを明かした[31]。
アニメ演出家の川口敬一郎は、本作の絵コンテの仕事の打診を受けたが、スケジュールが合わずに断っている[32]。その際に提示された資料には膨大な量のシナリオが含まれており、それを見た川口は「この作品は大変だ」という印象を抱いたという[32]。
主題歌
各話リスト
| 話数 | 編 | パート | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日[33] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | EpisodeI | I | opening | 川瀬敏文 | 藤原良二 | 土屋浩幸 |
| 2009年 7月2日 | |
| 2 | II | first move | 名村英敏 | 平田豊 | 浅井昭人 | 7月9日 | |||
| 3 | III | dubious move | 志茂文彦 | 小林浩輔 | 前沢弘美 | 7月16日 | |||
| 4 | IV | blunder | 寺東克己 | 江島泰男 |
| 7月23日 | |||
| 5 | V | fool's mate | 川瀬敏文 | 高村雄太 | 久保太郎 | 菊地洋子 | - | 7月30日 | |
| 6 | EpisodeII | I | middle game | 平田豊 |
| 番由紀子 | 8月6日 | ||
| 7 | II | early queen move | 桃瀬まりも | 小林浩輔 | 前沢弘美 | 8月13日 | |||
| 8 | III | weak square[注 4] | 志茂文彦 | 名村英敏 | 土屋浩幸 | 浅井昭人 |
| 8月20日 | |
| 9 | IV | skewer | 江島泰男 | 渡辺正彦 | 星野尾高広 | 8月27日 | |||
| 10 | V | accept | 川瀬敏文 | 桃瀬まりも | 平田豊 |
| 9月3日 | ||
| 11 | VI | back rank mate | 高本宣弘 | 吉田俊司 | 山田裕子 | 9月10日 | |||
| 12 | EpisodeIII | I | castling | 藤原良二 | 阿部達也 |
| 9月17日 | ||
| 13 | II | gambit | 志茂文彦 | 咲坂守 | 小林浩輔 |
| 9月24日 | ||
| 14 | III | positional play | 川瀬敏文 | 森田宏幸 | 土屋浩幸 | 浅井昭人 | 10月1日 | ||
| 15 | IV | isolated pawn | 志茂文彦 | 寺東克己 | 平田豊 |
| 10月8日 | ||
| 16 | V | queening square | 川瀬敏文 | 桃瀬まりも | 吉本毅 |
| 10月15日 | ||
| 17 | VI | promotion | 志茂文彦 | 高本宣弘 | 小林浩輔 |
| 10月22日 | ||
| 18 | VII | swindles | 川瀬敏文 | 江島泰男 |
| 菊地洋子 | 10月29日 | ||
| 19 | EpisodeIV | I | end game | 桃瀬まりも | 久城りおん |
| 番由紀子 | 11月5日 | |
| 20 | II | zugzwang | 志茂文彦 | 平田豊 | 高橋敦子 | 11月12日 | |||
| 21 | III | prophylaxis | 川瀬敏文 | 阿部達也 |
| 11月19日 | |||
| 22 | IV | problem child | 守屋竜史 | 川瀬敏文 | 土屋浩幸 | 小田真弓 |
| 11月26日 | |
| 23 | V | breakthrough | 志茂文彦 | 森田宏幸 | 小林浩輔 | 浅井昭人 | 12月3日 | ||
| 24 | VI | adjourn | 川瀬敏文 | 寺東克己 | 平田豊 |
| 12月10日 | ||
| 25 | VII | forced move | 志茂文彦 | 桃瀬まりも | 江島泰男 |
| 番由紀子 | 12月17日 | |
| 26 | VIII | sacrifice | 川瀬敏文 | 久保太郎 |
| 菊地洋子 | 12月24日 | ||
放送局
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [34] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2009年7月2日 - 12月24日 | 木曜 1:30 - 2:00(水曜深夜) | チバテレビ | 千葉県 | |
| テレビ愛知 | 愛知県 | |||
| 2009年7月3日 - 12月25日 | 金曜 1:00 - 1:30(木曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | |
| 金曜 1:30 - 2:00(木曜深夜) | テレビ埼玉 | 埼玉県 | ||
| 2009年7月5日 - 12月27日 | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | テレビ神奈川 | 神奈川県 | 額縁放送 |
| 2009年7月7日 - 12月29日 | 火曜 1:40 - 2:10(月曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | 額縁放送 |
| 2009年7月11日 - 2010年1月2日 | 土曜 9:00 - 9:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
| 2009年8月11日 - 2010年2月23日 | 火曜 1:45 - 2:15(月曜深夜) | 新潟テレビ21 | 新潟県 | 8月17日より改めて第1話から放送[注 5] |
| 全放送局で一部場面にモザイク規制が施されている。また、KBS京都を除く各放送局では一部音声が規制されている。 | ||||
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
|---|---|---|
| 2009年7月2日 | 木曜 更新 | |
| 各話1週間無料配信、期間終了後は有料配信となる。 | ||
映像ソフト
概要(映像ソフト)
各巻2話収録の全13巻構成で、2009年10月から2010年10月にかけて順次発売された[35]。パッケージには菊地洋子による描き下ろしイラストが採用されている。本ソフトには、放送時に実施された残酷描写への規制を解除した無修正版に加え、Web限定で公開されていた次回予告も収録されている。
製品ラインナップは、DVDが3種類(通常版、初回限定版、特装限定版)、Blu-rayが2種類(通常版、初回限定版)の計5種類で展開された[35]。販売経路によって取り扱いが異なり、通常版と初回限定版はDVD・CDショップなどのアニメ流通で、特装限定版はゲームショップなどのゲーム流通で販売された[35]。通常版と初回版の発売元はフロンティアワークス、販売元はフロンティアワークスおよびジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントが担当し、特装版はフロンティアワークスが発売・販売を行い、セガが販売協力として参画している[35]。
各限定版は特典内容に差異がある。DVDおよびBlu-rayで展開された「初回限定版コレクターズエディション」には、映像特典を収めたAPPEND DISC(「うらねこ(仮)」、トーク映像、オーディオコメンタリー)、フォーチュンタロットカード、特製収納BOXが付属した[35]。一方、DVDのみで展開された「特装限定版ゴールドエディション」には、特製ナイトグッズや特製収納BOXのほか、設定資料やアンソロジーコミックなどを掲載した特製ブックレット「真里亞のノート」が同梱されている[35]。
また、複数巻を対象とした連動購入特典も用意された。第1巻から第6巻までの購入者には、オリジナルドラマCD『七姉妹のバレンタイン』および『ベアトリーチェのホワイトデー』が提供された。第7巻から第13巻までの購入者には、右代宮戦人とベアトリーチェの特製フィギュアに加え、オリジナルドラマCD『朱志香と殺人扇風機』、およびオフィシャルファンブックが提供された[注 6]。
海外展開として、2012年12月4日にNIS Americaより、特典冊子やノンクレジット主題歌映像を収録したBlu-rayセット「Umineko WHEN THEY CRY Premium Edition」全2巻が同時発売された[36][37][1]。また、国内における後続製品として、2016年12月7日にはフロンティアワークス発売、NBCユニバーサル・エンターテイメント販売により、全26話をSD画質で収録した「『うみねこのなく頃に』全話いっき見ブルーレイ」が発売された[38]。
製品情報
| 巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番(DVD) | 規格品番(BD) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初回版 | 特装版 | 通常版 | 初回版 | 通常版 | |||
| Note.1 | 2009年10月23日 | 第1話 - 第2話 | FCBP-0115 | FG-8016 | FCBP-0128 | FCXP-0006 | FCXP-0019 |
| Note.2 | 2009年11月26日 | 第3話 - 第4話 | FCBP-0116 | FG-8017 | FCBP-0129 | FCXP-0007 | FCXP-0020 |
| Note.3 | 2009年12月23日 | 第5話 - 第6話 | FCBP-0117 | FG-8018 | FCBP-0130 | FCXP-0008 | FCXP-0021 |
| Note.4 | 2010年1月22日 | 第7話 - 第8話 | FCBP-0118 | FG-8019 | FCBP-0131 | FCXP-0009 | FCXP-0022 |
| Note.5 | 2010年2月24日 | 第9話 - 第10話 | FCBP-0119 | FG-8020 | FCBP-0132 | FCXP-0010 | FCXP-0023 |
| Note.6 | 2010年3月25日 | 第11話 - 第12話 | FCBP-0120 | FG-8021 | FCBP-0133 | FCXP-0011 | FCXP-0024 |
| Note.7 | 2010年4月21日 | 第13話 - 第14話 | FCBP-0121 | FG-8022 | FCBP-0134 | FCXP-0012 | FCXP-0025 |
| Note.8 | 2010年5月26日 | 第15話 - 第16話 | FCBP-0122 | FG-8023 | FCBP-0135 | FCXP-0013 | FCXP-0026 |
| Note.9 | 2010年6月23日 | 第17話 - 第18話 | FCBP-0123 | FG-8024 | FCBP-0136 | FCXP-0014 | FCXP-0027 |
| Note.10 | 2010年7月22日 | 第19話 - 第20話 | FCBP-0124 | FG-8025 | FCBP-0137 | FCXP-0015 | FCXP-0028 |
| Note.11 | 2010年8月25日 | 第21話 - 第22話 | FCBP-0125 | FG-8026 | FCBP-0138 | FCXP-0016 | FCXP-0029 |
| Note.12 | 2010年9月23日 | 第23話 - 第24話 | FCBP-0126 | FG-8027 | FCBP-0139 | FCXP-0017 | FCXP-0030 |
| Note.13 | 2010年10月22日 | 第25話 - 第26話 | FCBP-0127 | FG-8028 | FCBP-0140 | FCXP-0018 | FCXP-0031 |
| 商品名 | 巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 |
|---|---|---|---|---|
| DVDセット | I | 2010年5月26日 | 第1話 - 第8話 | FCBP-9013 |
| II | 2010年8月25日 | 第9話 - 第16話 | FCBP-9014 | |
| III | 2010年10月22日 | 第17話 - 第26話 | FCBP-9015 | |
| Umineko WHEN THEY CRY Premium Edition | Volume 1 | 2012年12月4日 | 第1話 - 第18話 | UMI1-BRD-US-PE |
| Volume 2 | 第19話 - 第26話 | UMI2-BRD-US-PE | ||
| 全話いっき見ブルーレイ | N/A | 2016年12月7日 | 第1話 - 第26話 | FCXP-9007 |
おまけアニメ
『うらねこ(仮)』(うらねこ かっこかり)のタイトルで、映像ソフト初回限定版コレクターズエディション各巻に映像特典として2話ずつ収録されている全26話の短編アニメである。本編映像を再編集して制作されたものであり、各話は1分前後のコメディ形式で構成されている。
| 話数 | サブタイトル | 収録巻数 |
|---|---|---|
| 1 | 乙女といもときひひひひ(仮) | Note.1 |
| 2 | おっぱいソムリエと少女の約束(仮) | |
| 3 | 青ダヌキの預言っぽいもの(仮) | Note.2 |
| 4 | なかよし4兄弟(仮) | |
| 5 | いま流行りのゲームです(仮) | Note.3 |
| 6 | 流行りのゲーム・その2(仮) | |
| 7 | 入ってます♪(仮) | Note.4 |
| 8 | ファンでした!(仮) | |
| 9 | 右代宮一族〜関西風味〜(仮) | Note.5 |
| 10 | のんびりベアトさん・その1(仮) | |
| 11 | 嘉音さーん!(仮) | Note.6 |
| 12 | 探さないでください…(仮) | |
| 13 | 男は狼なーのよー♪(仮) | Note.7 |
| 14 | のんびりベアトさん・その2(仮) | |
| 15 | 「東西人妻対決」その1・おでんちゃん(仮) | Note.8 |
| 16 | 「東西人妻対決」その2・スピーディー(仮) | |
| 17 | 神田の夜の帝王(仮) | Note.9 |
| 18 | 成長期(胸的な意味で)(仮) | |
| 19 | あなたがバナナでわたしがワニで(仮) | Note.10 |
| 20 | ほろ苦デビュー(仮) | |
| 21 | ベスト・オブ・かわいこちゃん(仮) | Note.11 |
| 22 | バスト・オブ・かわいこちゃん(仮) | |
| 23 | どっちがおじいちゃん?(仮) | Note.12 |
| 24 | 今日のロノウェさん(仮) | |
| 25 | ザ・ラスト・オブおっぱいネタ(仮) | Note.13 |
| 26 | ばればれベアトさん(仮) |
対談映像
『スペシャルトーク in 六軒島』のタイトルで、映像ソフト初回限定版コレクターズエディション各巻に収録されている対談映像である。原作者である竜騎士07および本編出演声優が参加し、制作時の裏話や本編の内容に関する考察、補足的な情報について言及がなされている。
| 話数 | 出演者 | 収録巻数 |
|---|---|---|
| I |
|
|
| II |
|
|
| III |
|
|
| EXTRA |
| Note.7 |
| IV |
|
|
| V |
|
|
オーディオコメンタリー
映像ソフト初回限定版コレクターズエディション各巻に収録されている特典映像の一つである。本編出演声優が雑談を交えながら作品全体を振り返る内容となっている。
| 話数 | パート | 出演者 | 収録巻数 |
|---|---|---|---|
| 1 | episodeI-I opening |
| Note.1 |
| 3 | episodeI-III dubious move | Note.2 | |
| 5 | episodeI-V fool's mate |
| Note.3 |
| 8 | episodeII-III weak square | Note.4 | |
| 10 | episodeII-V accept |
| Note.5 |
| 11 | episodeII-VI back rank mate | Note.6 | |
| 14 | episodeIII-III positional play |
| Note.7 |
| 16 | episodeIII-V queening square | Note.8 | |
| 18 | episodeIII-VII swindles |
| Note.9 |
| 19 | episodeIV-I end game |
| Note.10 |
| 21 | episodeIV-III prophylaxis | Note.11 | |
| 24 | episodeIV-VI adjourn |
| Note.12 |
| 26 | episodeIV-VIII sacrifice |
| Note.13 |
CD
| 商品名 | 発売日 | 規格品番 |
|---|---|---|
| Comic Market 75 Limited CD「ひぐらしのなく頃に礼」featuring「うみねこのなく頃に」 | 2009年1月28日 | COOL-0003 |
| アンソロジードラマ「ひぐらしのなく頃に解」featuring「うみねこのなく頃に」 | 2009年5月27日 | FCCM-0272 |
| ナビゲーションドラマCD「うみねこのなく頃に」Vol.1 黄金のカケラたち | 2009年6月24日 | FCCM-0281 |
| ナビゲーションドラマCD「うみねこのなく頃に」Vol.2 黄金蝶の見る夢は | 2009年7月23日 | FCCM-0282 |
| Comic Market 76 Limited CD「ひぐらしのなく頃に」×「うみねこのなく頃に」 | 2009年8月14日 | COOL-0004 |
| 魔女のお茶会 ミニCD 2009 SUMMER | UMINEKO-0001 | |
| うみねこのなく頃に キャラクターソングCD Vol.1 | 2009年10月7日 | FCCM-0290 |
| うみねこのなく頃に キャラクターソングCD Vol.2 | 2009年11月6日 | FCCM-0291 |
| TVアニメーション うみねこのなく頃に Original Sound Track 〜Rose Crimson〜 | 2009年12月9日 | FCCM-0296 |
| TVアニメーション「うみねこのなく頃に」イメージアルバム ROKKENJIMA in LOVE | 2009年12月23日 | FCCM-0297 |
| 煉獄の七姉妹スペシャルレインボーCD | UMINEKO-0002 | |
| アンソロジードラマCD「うみねこのなく頃に」2009 Winter | 2010年1月27日 | FFCM-0001 |
Webラジオ
『うみねこのなく頃に』Episode R -Radio of the golden witch-として、2009年8月26日から2010年1月13日までアニメイトTVにて全10回が配信された。メインパーソナリティは大原さやか。
イベント
- フロンティアワークスpresents 2009夏の新番組試写会イベント うみねこのなく頃に×プリンセスラバー!
- 2009年6月21日に東京・AKIHABARAゲーマーズ本店で実施された[16]。同年7月より放送を開始するテレビアニメ『うみねこのなく頃に』と『プリンセスラバー!』の合同先行上映会として企画され、両作品の第1話のほか、当時完成したばかりであった『うみねこのなく頃に』のオープニング映像が初披露された[16]。イベントには『うみねこのなく頃に』側から監督の今千秋、ベアトリーチェ役の大原さやか、主題歌を担当する志方あきこが登壇し、『プリンセスラバー!』側からは監督の金澤洪充と柚木涼香が出席した[16]。トークセッションでは、大原が原作者の竜騎士07から演技について「貫禄と気品、さらにエロさを」というオーダーを受けたエピソードを明かしたほか、志方がオープニング曲「片翼の鳥」のコーラスを多重録音で自ら担当した制作秘話を語った[16]。また、金澤洪充が本作原作のファンであることが大原の発言により触れられている[16]。
- 魔女たちの宴会 in 六軒島
- 2010年3月21日にPASELAグランデ渋谷で実施された[18]。本イベントはDVDおよびBlu-rayのNote.1からNote.3までの購入者を対象としたシークレットイベントとして企画された[18]。内容はラジオの公開収録を中心に、出演者によるダーツゲームや、サイン色紙および台本といった物品が提供されるじゃんけん抽選会で構成された[18]。出演者は大原さやか、佐藤利奈、斉藤佑圭、米澤円、竜騎士07の5名で、進行はアシスタントプロデューサーの団野喜人が務めた[18]。当日の映像は、初回限定版DVDならびにBlu-rayの第10巻と第11巻に収録されている。本イベントのエンディングでは、団野が「長いお話なのでアニメもまだまだ続けていきたいと思います」と、今後のアニメ展開への意欲を語っている[18]。
- ひぐらしのなく頃に/うみねこのなく頃に展
- 2011年9月8日から9月20日まで、中野ブロードウェイ内のギャラリー「pixiv Zingaro」で開催された展示会イベント[39]。竜騎士07による代表作『ひぐらしのなく頃に』および『うみねこのなく頃に』を主軸とした内容で、pixivが企画しカイカイキキが運営、07th Expansionとフロンティアワークスが協力として参画した[39]。会場では竜騎士07による生原画の展示を中心に、両作のアニメ版の原画や絵コンテ、公式イラスト、作中に登場する衣装の再現展示が行われたほか、当時最新作であった『彼岸花の咲く夜に』の原画と衣装も初公開された[39]。