しし座IV
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| しし座IV | ||
|---|---|---|
しし座IVは、銀河系の周りを公転する数十の伴銀河のうちの1つである[3]。 | ||
| 星座 | しし座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 15.9 ± 0.5[4] | |
| 視直径 | 5.7′[5] | |
| 分類 | dSph[4] | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 11h 32m 57s[6] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | −00° 32′ 00″[6] | |
| 距離 | 160+15 −14kpc 154 ± 4 kpc[5] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| Leo IV[6] | ||
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しし座IV(Leo IV Dwarf Galaxy[6])は、しし座にある矮小楕円体銀河である。2006年にスローン・デジタル・スカイ・サーベイのデータから発見された[4]。太陽から約16万パーセクに位置し、約130km/sの速度で遠ざかっている[4][7]。ほぼ球形で、光度が半分になる半径は約130パーセクである[5][note 1]。
しし座IVは、銀河系の伴銀河で最も小さく暗いものの1つであり、光度は太陽光度の約1万5000倍(絶対等級は約-5.5 ± 0.3)で、典型的な球状星団よりもかなり暗い[5]。しかし、質量は約150万太陽質量であり、この銀河の質量光度比は約150となる。この高い質量光度比は、しし座IVが暗黒物質に占められていることを意味する[7]。
しし座Vの恒星には、120億歳以上の古いものが多い[5]。これらの恒星の金属量は、[Fe/H] ≈ -2.58 ± 0.75と低く、重元素の量が少なくとも太陽の400分の1以下であることを示している[8]。観測される恒星は、主に赤色巨星であるが、こと座RR型変光星を含む多くの水平分枝星も発見されている[5][note 2]。
しし座Vは、同じく銀河系の伴銀河であるしし座IVからわずか3°しか離れていない。後者はより太陽に近く、2万パーセクの距離である。これらの2つの銀河は、恒星のブリッジで繋がっており、恐らく物理的な影響を及ぼしあっていると考えられている。しし座IVの恒星は、恐らく宇宙で最初にできた恒星の一部である。それにも関わらず、詳細な観測によって、約20億歳かそれ以下の若い恒星の存在が明らかとなった。この発見は、この銀河の複雑な星形成の歴史を示している[5]。現在は、この銀河内では星形成は行われていないと考えられている。また、これまで中性水素原子は検出されておらず、存在するとしても上限はちょうど600太陽質量である[9]。
2008年、しし座IVの近傍に別の銀河であるしし座Vが発見された。後者は銀河系から2万パーセク遠くに位置し、前者と3°(1万パーセク以下)離れている。これらの2つの銀河は、恐らく互いに物理的な影響を及ぼしあっていると考えられている[10]。
