じゃがりこ
カルビーのスナック菓子
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概要
カリカリ・サクサクとした独特の食感や、さまざまなフレーバーが限定商品として販売されることで子供や若者に人気がある。年商が350億円を超えるカルビーの看板商品である(2018年(平成30年)時点)[1]。キャッチフレーズは「食べだしたらキリンがない」。

カルビー初期のヒット商品であるかっぱえびせん、1970年代のカルビーポテトチップス、1980年代のシリアル(現在のコーンフレーク・フルグラなど)に次いで、1990年代を代表する主力商品となるよう開発された[2]。当時、ルーズソックスで世を席巻していた女子高生を意識し、彼女たちが「カバンに入れて持ち歩けるお菓子」をイメージして開発された[3]。
当初は、市場調査における消費者からの評価は高くなく、「固い。味がしない」との意見が多かった。社内でも、カルビーの創業者(当時の名誉会長)である松尾孝が「こんなに固い商品は売れない」と販売に反対した[4]。
1994年に一部のコンビニで「じゃがスティック」を試験販売。そのカップ型で初めて「じゃがりこ」が使われた[4][5]。商品名の候補には「カリットポテト」「ポテッキー」「スリムポテト」などがあったが、若手社員中心の開発チームで議論するうち、男性社員の「友人の利加子さんに試食させたら美味しそうだった」という話で盛り上がり、「じゃがいもりかこ⇒じゃがりかこ⇒じゃがりこ」となった[3][6]。
1995年に新潟県を皮切りに日本全国で発売され、テレビCMは角田マキが「じゃがりこ」を連呼したものだった[5]。本格的に売れ始めたのは1997年秋ごろからだった[7]。
2001年、遺伝子組み換え作物を用いていた[8]として回収命令が下されている。なお現在はカルビーの商品全体で遺伝子組換え作物は使用していない[9]。
味の種類
過去に発売した商品はじゃがりこ公式WEBサイト「じゃがりこライブラリ」を参照。
- サラダ味
- チーズ味
- じゃがバター味
- たらこバター味
- 明太チーズもんじゃ味
- 梅味(期間限定)
- 九州しょうゆ味
- ピリ辛ラー油チキン味 [10]
- 味噌バターコーン味(期間限定)
- ハニーバターチキン味(期間限定)
- のり塩バター味(期間限定)
じゃがりこファミリー
「食べだしたらキリンがない」から生まれた公式キャラクター
- じゃがお - 趣味が日曜大工の父
- りかこ - 料理が得意の母
- 楽天的な酪農家の祖父・じゃが作、 息子じゃがおに厳しい反面、孫に甘い祖母・りん
- 孫には、お調子者の兄・ミツル、まじめな姉・ニコ、おじいちゃん子の妹・みるくがいる。
他に、じゃがリーマン、じゃがたく、グララ、りん、アイがいる[5]
歴代のCM出演者
派生商品
- さつまりこ - じゃがりこのサツマイモ版。
- とうもりこ - じゃがりこのトウモロコシ版。
- えだまりこ - じゃがりこのエダマメ版。
- 2014年に静岡限定品として販売していた。
- 2018年7月16日から関東で販売を開始し、同年10月8日に全国販売を開始した[14]。
- ほんじゃが - 皮付きポテト風。
- じゃがポックル - 北海道限定品。塩味。前述のじゃがりこの販売に反対した松尾孝が同商品の成功を見て、松尾自ら主導する形で開発した[4]。
- じゃがビー (Jagabee) - ほんじゃがの後継商品。
- ポテりこ -カルビープラス、 プロント、快活CLUB、とんでん等の特定店舗でのみ販売されている。乾燥させずに店で揚げて提供され、ホクホク感が楽しめる。
その他
- じゃがりこに熱湯や温めた牛乳をかけると水分を吸い込み、マッシュポテトのようになる[15]。
- かつて三菱自動車でドライバーとして4度のWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンに輝き、現在トヨタ自動車のWRCチーム監督としてもチャンピオンを獲得しているトミ・マキネンは、好きな日本食にじゃがりこを挙げている[19]。
- 2017年頃、出されたシチュエーションや感情をすべて「じゃがりこ」という単語の言い方で表現する「演技力じゃがりこ面接」という遊びが流行した[20]。
- 世界的人気YoutuberのPewDiePieは、日本のスナック菓子を食べ比べる内容の投稿動画「I try EVERY Japanese Snack..」の中で、じゃがりこの明太チーズもんじゃ味を最高のスナックとして選出している[21]。
