ぴよりん

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ぴよりん
ショーケースに並べられた「ぴよりん」

ぴよりん」は、東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅愛知県名古屋市中村区名駅)構内のジェイアール東海フードサービスが運営する喫茶店「ぴよりんSTATION カフェ ジャンシアーヌ」にて2011年7月より「新・名古屋名物」として販売していた、ひよこの形をした洋生菓子の名称[1]。なお「ぴよりんSTATION カフェジャンシアーヌ」は、2025年8月31に閉店したためJR名古屋駅で購入可能な店舗は「ぴよりんshop」のみとなっている[2]。正式名称は「名古屋コーチンのひよこプリン ぴよりん」(なごや - )。

誕生

愛知県産の名古屋コーチンをふんだんに使ったカスタードプリンを、ババロアで包み、スポンジを粉末状にして散りばめて、ひよこの形に飾りつけたことから、「ぴよりん」と名づけられた[3]。完成までにおよそ7時間かかり、熱と振動に弱く、非常に繊細な仕上がりとなっている[4]。そのため、原型を維持した持ち帰りに神経と労力を要し、その運試しは「ぴよりんチャレンジ」と呼ばれ、SNSなどで結果が多数報告される[5]。個数は「1個、2個…」ではなく、口頭では「1ぴよ、2ぴよ…」と数え、文字表記は「羽」となる[6]

名前の由来は、ひよこの鳴き声「ぴよぴよ」とプリンを組み合わせており、JR東海のICカード・TOICAのひよこのキャラクターを意識して作られた[7]2000年から2011年、名古屋駅構内の喫茶店にて提供されていたシャチボンが終売(後に2022年6月~2024年4月に復活)となったことから、2010年よりシャチボンに代替する新商品開発が始まり、女性をターゲットとした「かわいくて丸いもの」をテーマに、熊やパンダなどを候補に挙げ、パティシエ2人と社員2人の計4人により進められた[8]。計画は難航したが、当時ジェイアール東海フードサービスに勤務していた女性パティシエが、「ひよこって丸くてかわいいと思いませんか?」と発言したことにより前途が開き[9]、2011年7月、JR名古屋駅構内のカフェ・ジャンシアーヌにて販売が開始された。当初は1日およそ20〜30羽程度が店頭にて販売されていた[7]

「藤井効果」からの活況

発売から10周年の2021年6月、洋菓子店モンシェールのロールケーキ「堂島ロール」とぴよりんのコラボレーションをSNSにて告知[10]したことから徐々に話題を集め、芸能人が話題にしたことも相乗し、じわじわとその認知度が高まる[11]。同月29日、将棋の第62期王位戦7番勝負第1局が名古屋能楽堂にて開催された際、藤井聡太王位(対局当時)が午後のおやつに「ぴよりんアイス」を注文したことから全国的に注目を集め、ぴよりん公式サイトが一時サーバーダウンするほどのフィーバーに至る[12]。この「藤井効果」から、およそ1500〜1800羽へと増産[7]され、連日行列が並ぶほどの活況に沸く[13]。カフェ ジャンシアーヌは同年11月「ぴよりんSTATION カフェ ジャンシアーヌ」へと改称し、ドリンク・モーニングセットランチにもぴよりんをあしらったフードサービスを開始[14](現在は閉店)。越境限定販売(おでかけぴよりん)は豊橋浜松から、2022年には新横浜2023年には大阪梅田東京新宿へと遠征している[15][16]

また、2022年以降は食品にとどまらず多角的にキャラクタービジネスを拡大している。

通常、洋生菓子の販売は「ぴよりんShop」(ぴよりんショップ)のみ[1]スマートぴよ約より予約と決済を行うことで、待たずに購入することも可能。なお、「ぴよりん」はジェイアール東海フードサービスの登録商標(登録5471647他)である。

「ぴよりん」はこれまで、名古屋駅近くにあるジェイアール東海フードサービスが運営するケーキ工房で生産されていたが、2024年2月、建物規模の制限から製造能力の増強が難しくなっていることから、愛知県春日井市勝川駅の南側・松新公園前に新たに「ぴよりん」専門の工場を建設し、「ぴよりん」の直売店も併設された。

JR東海の沿線名産品通販サイト「いいもの探訪」のキャラクターでもある[17]

プロフィール

以下の情報は公式ホームページより[3]

  • 名前:ぴよりん
  • 星座:ひよこ座
  • 血液型:P型
  • 出生地:名古屋市中村区名駅
  • 学校:名古屋ひよこ園に在園中
  • 身長:名古屋コーチンの卵を立てたくらい
  • 体重:秘密
  • 自慢:むかし愛知県で表彰されたことがある
  • 趣味:フェイスブックで色々なぴよりん情報を発信すること

季節限定

ぴよりんのクリスマスケーキ。
2019年版。

バレンタインデーホワイトデー雛祭り七夕ハロウィンクリスマスの時期には、それに準拠した「ぴよりん」が期間限定で販売される。

また、愛知県産のイチゴを使用した「イチゴぴよりん」、愛知県西尾市産の抹茶西尾茶)を使用した「抹茶ぴよりん」も年に1回販売される。

受賞

2011年平成23年)9月、「平成23年度 愛知のふるさと食品コンテスト」で最優良食品に選ばれる[9]2012年(平成24年)2月には「平成23年度 優良ふるさと食品中央コンクール」で農林水産省食料産業局長賞を受賞[18]

駅弁

2023年から名古屋駅にて駅弁の「ぴよりん弁当」が発売になった。当初はオムライスを包む薄焼き卵にぴよりんの顔を描いたキャラ弁であったが[19]、2026年3月からは「ぴよりん たび友お弁当」として容器自体がぴよりんの形となった[20]

派生商品・コラボレーション

食品・グッズは、ぴよりんshop及びぴよりんMARKETにて購入可能。

コラボ食品
コラボグッズ・装飾

出典

関連項目

外部リンク

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