ほかげ

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ほかげ』(ほかげ)は、2023年11月25日に公開された日本映画。監督・脚本・撮影・編集・製作は塚本晋也。英題は『Shadow of Fire』。

脚本 塚本晋也
製作 塚本晋也
概要 ほかげ, 監督 ...
ほかげ
Shadow of Fire
監督 塚本晋也
脚本 塚本晋也
製作 塚本晋也
出演者 趣里
塚尾桜雅
河野宏紀
利重剛
大森立嗣
森山未來
音楽 石川忠
撮影 塚本晋也
編集 塚本晋也
製作会社 海獣シアター
配給 新日本映画社
公開 日本の旗 2023年11月25日
上映時間 95分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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第80回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門出品[1] NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)受賞[2]。第61回ウィーン国際映画祭スタンダード紙読者審査員賞受賞[3][4]

概要

終戦企画と銘打って準備撮影を進めた本作は、『野火』『斬、』の流れを汲む作品である。塚本晋也は、本作への想いを「世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった"祈りの映画"」と述べている[5]

あらすじ

女(趣里)は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。

空襲で家族をなくした子供(塚尾桜雅)がいる。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになる。

復員して間もない若い兵士(河野宏紀)が客として居酒屋を訪れるが、久しぶりに熟睡できたと戦争孤児とともに女の家にいついてしまう。3人は仮の家族のような様相になるが、若い兵士の様子がおかしくなり、その生活も長くは続かなかった。

女と子供は互いに切り離せない仲になっていくが、ある日、闇市で暗躍していた片腕が動かないテキ屋の男(森山未來)から仕事をもらったと言い残し、悲しがる女を置いて子供は旅に出てしまう。

テキ屋の旅の目的も知らされないままに… [6]

キャスト

スタッフ

  • 監督・脚本・撮影・編集・製作 - 塚本晋也
  • 助監督 - 林啓史
  • 照明 - 中西克之
  • 音楽 - 石川忠
  • 音響演出 - 北田雅也
  • ロケーションコーディネート - 強瀬誠
  • 美術 - 中嶋義明
  • 美術デザイン - MASAKO
  • 衣装 - 佐々木翔
  • ヘアメイク - 大橋菜冬
  • アクション指導 - 辻井啓伺
  • 軍事監修・指導 - 金子昌弘
  • 録音/撮影助手 - 古賀公章
  • 監督助手 - 西牧大輝、圡坂奈穂
  • 制作 - 佐藤洋介
  • ミニチュア造形 - 塚本敦子
  • コンポジット/編集助手 - 長岡広太
  • 製作 - 海獣シアター 
  • 配給 - 新日本映画社

映画祭

受賞歴

評価

第80回ヴェネツィア国際映画祭NETPAC賞の審査員長を務めたザキール・ホセイン・ラジュ氏からは「本映画祭にて、一番感動した映画として『ほかげ』を選出した。ただの映画としてではなく、戦後の映画として人と人の関係が変わっていく様子などを映画的に、閉所な空間で衣装やセット、メイクなどで見せていく。あまりこのような映画は観たことがなかった。」と称賛を受けた[2]

第61回ウィーン国際映画祭スタンダード紙読者審査員賞[注 1]の審査員からは「塚本晋也監督の『ほかげ』は、戦争の余波が終戦後もなお影響を及ぼし続ける様子を描き、観る者に深い印象を残す追悼映画である。映像表現と生々しい語り口のスタイルは、抑圧的な雰囲気と主人公たちの閉塞感を余すところなく伝えている。現代の世界情勢を背景に、本作は戦線での戦いが終わっても、戦争は未だに終わっていないことを私たちに改めて思い起こさせる。」と評された[3][4]

ロケ地

本作は『野火』に続き、深谷シネマのある七ツ梅酒造跡など埼玉県深谷市周辺で全編撮影された[26][27]

撮影場所:七ツ梅酒造跡、浅間神社、菅原神社、楡山神社、茂木邸、西口邸、丸山酒造、華蔵寺、強瀬農園、村川牧場跡 ほか[28]

脚注

外部リンク

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