第48回トロント国際映画祭
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| オープニング | 『君たちはどう生きるか』 |
|---|---|
| クロージング | 『スライ:スタローンの物語』 |
| 会場 |
|
| 創設 | 1976年 |
| 受賞 | 『アメリカン・フィクション』 |
| 賞名 | ピープルズ・チョイス・アウォード |
| 期間 | 2023年9月7日 - 17日 |
| ウェブサイト |
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| トロント国際映画祭開催史 | |
第48回トロント国際映画祭(だい48かいトロントこくさいえいがさい、2023 Toronto International Film Festival)は、2023年9月7日から17日まで開催される[1]。オープニング作品は宮崎駿監督による『君たちはどう生きるか』、クロージング作品はトム・ジニー監督によるシルベスター・スタローンのNetflixドキュメンタリー『スライ:スタローンの物語』が上映される[2][3]。観客賞(ピープルズ・チョイス・アウォード)はコード・ジェファーソン監督の『アメリカン・フィクション』が受賞した[4]。
今回は「コンテンポラリー・ワールド・シネマ」部門を「センターピース」部門に改称し[5]、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって第45回から続けられてきたデジタル上映との"ハイブリッド方式"での開催を前回の観客動員数が回復したことからデジタル上映での開催を廃止して現地での開催のみとなった[6]。
映画祭の主催者は2023年のSAG-AFTRAストライキによって所属している俳優の宣伝活動が行えないため、ストライキが期限内に解決しない場合は映画祭に影響を及ぼす可能性が高いことを認めているが[7]、アトム・エゴヤンの『Seven Veils』はSAG-AFTRAではなく、カナダの俳優組合であるACTRAの契約下で撮影されたカナダの作品であるため、主演のアマンダ・サイフリッドはプレミアに参加することができる[8]。また、2023年プログラムのいくつかの作品は、著名な映画スターが監督を務めたため、監督としてプレミアに出席することができ、今回予定されているプログラムの70%はインディペンデント映画や国際的なプロデューサーによる作品であり、ストライキの影響は受けないとしている[9][10]。
プログラム
ラインナップは2023年6月から作品を順次発表していき[11][12][13]、7月24日にガラ・プレゼンテーションとスペシャル・プレゼンテーションの上映作品を発表した[14]。
オープニング作品として上映される『君たちはどう生きるか』は、日本映画としてオープニング作品に選出された史上初の作品となり、アニメーション映画としてもオープニング作品に選出された史上初の作品となった[15][16][17]。また、日本からはガラ・プレゼンテーション部門に『君たちはどう生きるか』[18][19]、スペシャル・プレゼンテーション部門に濱口竜介監督の『悪は存在しない』[20]と是枝裕和監督の『怪物』[21][22][23]、センターピース部門にヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』[24]と塚本晋也監督の『ほかげ』[25][26]、プラットフォーム部門に近浦啓監督の『大いなる不在』[27][28][29]、ウェイブレングス部門に西川智也監督の『Light, Noise, Smoke, and Light, Noise, Smoke』[30]が出品され、『君たちはどう生きるか』が観客賞次点2位を受賞した[4]。また、日本関連として「進ぬ!電波少年」での企画「電波少年的懸賞生活」でのなすびを題材にしたイギリスのドキュメンタリー『The Contestant』がドキュメンタリー部門にて上映された[31]。
インド人監督ハニー・トラハンの『Punjab '95』は当初「ガラ・プレゼンテーション」部門で上映予定だったが、インドの配給会社によって出品を取り消しており、情報筋はVarietyに対してこの作品の「扇動的な」内容に政治的圧力が配給会社にかけられたと語った[32][33][34]。
また、トーキング・ヘッズの『ストップ・メイキング・センス』の公開40周年を記念して4K修復版のIMAXワールドプレミア上映が行われ、2002年にトーキング・ヘッズがロックの殿堂入りした際の式典以来に4人のメンバーがスパイク・リーによるQ&Aセッションに一堂で登壇した[35][36]。
ガラ・プレゼンテーション
ガラ・プレゼンテーションとして以下の作品が選ばれた[37]。
| 日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
|---|---|---|---|
| 満ち足りた家族 | 보통의 가족 | ホ・ジノ | |
| コンクリート・ユートピア | 콘크리트 유토피아 | オム・テファ | |
| ダム・マネー ウォール街を狙え! | Dumb Money | クレイグ・ギレスピー | |
| Fair Play/フェアプレー | Fair Play | クロエ・ドモント | |
| Finestkind | ブライアン・ヘルゲランド | ||
| フローラとマックス | Flora and Son | ジョン・カーニー | |
| Hate to Love: Nickelback | Hate to Love: Nickelback | リー・ブルックス | |
| リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 | Lee | エレン・クラス | |
| Lil Nas X: Long Live Montero | カルロス・ロペス・エストラーダ ザック・マニュエル | ||
| ナイアド 〜その決意は海を越える〜 | Nyad | エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ ジミー・チン | |
| スライ:スタローンの物語 | Sly (クロージング作品) | トム・ジニー | |
| 密輸 1970 | 밀수 | リュ・スンワン | |
| Solo | ソフィー・デュピュイ | ||
| Swan Song | チェルシー・マクマラン | ||
| Thank You For Coming | カラン・ブーラニ | ||
| 君たちはどう生きるか | 君たちはどう生きるか (オープニング作品) | 宮崎駿 | |
| The End We Start From | マヘリア・ベロ | ||
| Hong Tan Xian Sheng | ニン・ハオ | ||
| The New Boy | ワーウィック・ソーントン | ||
| ロイヤルホテル | The Royal Hotel | キティ・グリーン |
スペシャル・プレゼンテーション
スペシャル・プレゼンテーションとして以下の作品が選ばれた[37]。
センターピース
センターピースとして以下の作品が選ばれた[37]。
ドキュメンタリー部門
ディスカバリー
プラットフォーム
プラットフォーム部門の審査員はバリー・ジェンキンス、ナディーン・ラバキー、アンソニー・シムで構成されている[38]。
ミッドナイト・マッドネス部門
ミッドナイト・マッドネス部門として以下の作品が選ばれた[37]。
| 日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
|---|---|---|---|
| AGGRO DR1FT | Aggro Dr1ft | ハーモニー・コリン | |
| ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝 | Boy Kills World | モーリッツ・モール | |
| ディックス!! ザ・ミュージカル | Dicks: The Musical (オープニング作品) | ラリー・チャールズ | |
| 地獄のサマーキャンプ | Hell of a Summer | フィン・ウルフハード ビリー・ブリック | |
| KILL 超覚醒 | KILL | ニキル・ナゲシュ・バート | |
| キャメル | ناقة | メシャル・アルジャーセル | |
| リトル・ワンダーズ | Riddle of Fire (クロージング作品) | ウェストン・ラズーリ | |
| スリープ | 잠 | ジェイソン・ユー | |
| 邪悪なるもの | Cuando Acecha la Maldad | デミアン・ルグナ | |
| Radnička klasa ide u pakao | ムラデン・ジョルジェヴィッチ |
プライムタイム
プライムタイム部門として以下の作品が選ばれた[37]。
| 日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
|---|---|---|---|
| Alice & Jack | ヴィクター・レヴィン ユホ・クオスマネン ホン・カウ | ||
| すべての見えない光 | All the Light We Cannot See | ショーン・レヴィ スティーヴン・ナイト | |
| バッド・ボーイ | ילד רע | ハガー・ベン=アッシャー ロン・レシェム ダニエル・チェン ロエ・フロレンティン モシェ・マルカ アミット・コーエン ダニエル・アムセル | |
| 몸값 | ビョン・スンミン チョン・ウソン | ||
| Black Life: Untold Stories | レスリー・ノーヴィル | ||
| Bria Mack Gets a Life | サッシャ・リー・ヘンリー | ||
| Estonia | ミッコ・オイコネン | ||
| Expats | ルル・ワン | ||
| エクスパッツ ~異国でのリアルな日常~ | Telling Our Story | キム・オボンサウィン |
短編作品
ウェイブレングス
TIFFクラシックス
| 日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 | 製作年 |
|---|---|---|---|---|
| Artie Shaw: Time Is All You've Got | ブリジット・バーマン | 1985 | ||
| さらば、わが愛/覇王別姫 | 霸王別姬 | チェン・カイコー | 1993 | |
| 狂気の愛 | L'amour fou | ジャック・リヴェット | 1969 | |
| トゥキ・ブゥキ / ハイエナの旅 | Touki Bouki | ジブリル・ジオップ・マンベティ | 1973 | |