まっしぐら

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まっしぐらは、イネ品種[1]及び銘柄名である。青森県農林総合研究センター(現、青森県産業技術センター農林総合研究所)で育成された。2005年3月に青森県の奨励品種に指定され[2]、一般販売が行われている。

2020年(令和2年)現在、青森県で栽培される稲品種のなかでは、最も作付面積が多く、青森県の粳米作付面積の77.9%を占めている[3]。また、全国の粳米作付面積に対する割合は2.5%であり、品種別順位は全国で7位となる[3]

品種名には、青森県産米の品質と食味の向上に「まっしぐら」に生真面目に取り組む意気込みが込められている[1][4]

青森県産の業務用米の競争力強化と販路拡大を目的に、「奥羽341号」を種子親、「山形40号」を花粉親とする交配によって育成された[1]

いもち病に強く、収量性やブレンド特性にも優れている[2]ことから、青森県内の広い地帯で作付けされている[4]

育成地である青森県での出穂期は「中生の早」で、育成時の比較品種である「むつほまれ」より 1日、 同様に比較品種の「ゆめあかり」より 1~2 日税度遅い[2][5]。草型は「偏穂重型」で、稈長は「短稈」、倒伏抵抗性は「強」である[2]障害型耐冷性は育成当時の基準で「やや強」、いもち病抵抗性は「強」である[2]。育成時の評価では、収量性は「ゆめあかり」よりやや高く、「むつほまれ」よりやや低い。玄米千粒重は「むつほまれ」よりやや重く、玄米品質は「むつほまれ」並である[2]

食味は、「むつほまれ」より明らかにまさり、「つがるロマン」並の「上中」であると、育成時は評価されていたが[2]日本穀物検定協会食味ランキングでは、長年「A’」や「A」評価が続いていた[6][7]。しかし、2019年年度の食味ランキングで、「まっしぐら」は「A」評価であったところを「青天の霹靂」と共に「特A」と評価され、話題を呼んだ[6][7]

炊飯米は艶があり、粒揃いと粒張りが良いなど外観品質に優れる[1]。また、時間が経過しても品質の低下が少ないことから、外食産業を中心に利用されている[1]

来歴

脚注

参考文献

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