やぐら太鼓
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ストーリー
田舎の運送屋に勤める鹿造(二本柳寛)は、元は力士・室戸崎であった。妻のおさと(高杉早苗)は当時に知り合った料亭の女中であった。一人息子の太郎(松岡慶樹)はやはり同じ年頃の子たちよりも体格がよく、相撲が好きな子に育ったのが、鹿造にはうれしかった。
鹿造の勤め先の事務員の道子(杉葉子)には恋人があり、恋人の横田(伊豆肇)は、力自慢で不良じみたところが道子には心配であった。氏神への奉納相撲に横田が出るというが、道子は鹿造に、横田の乱暴を封じるように頼んだ。しかし、鹿造は横田に負けてしまう。横田は根が悪い人物ではなかったらしく、道子とともに手にした賞金を鹿造に渡しに来る。鹿造は鹿造で、二人の結婚資金に使うよう、押し返すのだった。
東京相撲がこの田舎に来る。検査役席に鹿造は座ることができ、それが鹿造にとってはとてもうれしかった。