るべどの奇石

From Wikipedia, the free encyclopedia

るべどの奇石』(るべどのきせき)は、室井まさねによる日本漫画作品。集英社発行の『ビジネスジャンプ』にて連載されていた。2009年より同誌と『ビジネスジャンプ増刊 ビージャン魂』での不定期連載期間を経て、2011年9号から通常連載になり、掲載誌の最終号でもある同年21・22合併号まで連載された。

2024年1月、「『るべどの奇石』新装開店」が自身のX(旧Twitter)noteにて公開されている[1]

」をテーマにした一話完結のストーリー漫画。世界中の多様な珍しい石を扱う石屋『るべど』を舞台に、わずか14歳の店主・御影硝子と様々な悩みや目的を持つ客のやりとり、また、石に魅せられ関わった人たちの欲望や業を描く。各話の単位は「stone.○」(○に数字が入る)。単行本は全2巻(「壱」「弐」と表記)が刊行され、併せて全24話が所載されている。

主な登場人物

主要人物の名前がそれぞれ、鉱物宝石またパワーストーンなどの名前に由来する。 店主である主人公は御影石硝子(ガラス)、仲売人の男は紫水晶(アメシスト)、女子大生の下の名前が瑠璃(あるいは、ラピスラズリ)、黒猫はロータスとなる。

御影硝子(みかげ しょうこ)
石屋『るべど』の店主で、セーラー服メガネがトレードマークの少女。世界中の石に精通しており、一人で店を取り仕切っている。
口調は硬派で、客であろうと取引相手であろうと、または石による悩みを持つ依頼人であろうと敬語は使わず、「だ、である」調で対話する。また、緊急避難のために自らの指を躊躇なく切断するような肝の強さと判断力の持ち主でもある。
いかなる時でもセーラー服しか着用せず、作中では店内は勿論、オークション会場、山奥、洞窟(首まで浸かる溜池の中であっても)でも他の衣服を身に付けている描写はいっさい無い。一方で通学はしておらず、その理由を作中では「つまらんからだ」と答えている。
粉末状にした絹石(けんせき)を常用しており、顔はスベスベの卵肌。
紫水晶(しみず あきら)
鉱物鉱石仲買人を生業とする人物。糸目と長髪、常ににこやかな笑顔を崩さない美形の色男だが、硝子をちゃん付けで呼んだり、彫刻家の遺品をくすねようとするなど、軟派でいい加減な性格。曰くつきの石を『るべど』に持ち込んでは硝子に取引を持ちかけている。
価値のない石を騙して買い取らせる詐欺まがいの行為も平気で行い、不幸を呼ぶと伝えられるエメラルドや石糊を使って硝子を罠に陥れるが、毎回報復に遭うコミックリリーフでもある。
原田瑠璃(はらだ るり)
パワーストーン効果を妄信する女子大生で、合コンでの美男子ゲットに闘志を燃やす恋多き少女。 似非科学分野に於いては博識で『るべど』に来店しては雑学を披露するが、そのたび硝子に迷信だと切り捨てられている。
フェロモンそっくりな微粒子を発生させるとしている「玉環」を購入して以来、「石油王御曹司とラブラブになれる石」「ソッコー両想いになれる石」「アタシの事好きかどうか判る石」などをねだっては、硝子から呆れられ、紫水ともども「面倒臭い常連」と認識されている。
硝子のことは普段は呼び捨てで接しているが、一度だけ「ショコたん」とも呼びかけている。
9月生まれの乙女座で、誕生月石の青色系の石が「瑠璃」と名付けられたことに由来する。
ロータス
硝子が店内で飼う黒猫。頭が良く、勝手にテレビを操作してワイドショーを視聴していることがある。オス。

作中に登場した石

書籍情報

脚注

Related Articles

Wikiwand AI