アカラブルチニブ

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アカラブルチニブ
臨床データ
販売名 Calquence
別名 ACP-196
AHFS/
Drugs.com
monograph
MedlinePlus a618004
医療品規制
胎児危険度分類
    投与経路 By mouth
    ATCコード
    法的地位
    法的地位
    識別子
    CAS登録番号
    PubChem
    CID
    DrugBank
    ChemSpider
    UNII
    KEGG
    ChEBI
    ChEMBL
    ECHA InfoCard 100.247.121 ウィキデータを編集
    化学的および物理的データ
    化学式 C26H23N7O2
    分子量 465.517 g·mol−1
    3D model
    (JSmol)
    テンプレートを表示

    アカラブルチニブAcalabrutinib)は、非ホジキンリンパ腫の一種であるマントル細胞リンパ腫の治療薬である[4]。特に前治療の有る患者の治療に用いられる[5]。第二世代のブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害薬に分類される[6][7][8]

    一般的な副作用としては、頭痛、疲労感、赤血球低下血小板低下白血球低下などがある[4]。アカラブルチニブは、B細胞の生存と成長を助けるブルトン型チロシンキナーゼと呼ばれる酵素を阻害し[3]CLLにおけるがん化したB細胞の蓄積を遅らせ、がんの進行を遅らせることが期待される[3]

    アカラブルチニブは2017年に米国で[4]、2020年に欧州で[3]、2021年に日本で[9]承認された。

    日本で承認された効能・効果は、

    • 再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)

    である[4]

    欧州では、アカラブルチニブの単剤またはオビヌツズマブとの併用で、前治療歴のない成人の慢性リンパ性白血病(CLL)を適応としている[3]。また、少なくとも1回の前治療を受けたことのある成人の慢性リンパ性白血病の治療にも適応がある[3]

    米国では、アカラブルチニブは、少なくとも1回の前治療を受けたマントル細胞リンパ腫(MCL)の成人患者、および慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ性リンパ腫(SLL)の成人患者の治療に適応されている[2]

    副作用

    重大な副作用は、

    • 出血:頭蓋内血腫、胃腸出血、網膜出血(いずれも頻度不明)
    • 感染症:肺炎(4.9%)、アスペルギルス症(頻度不明)
    • 骨髄抑制:貧血(6.7%)、好中球減少症(17.2%)、白血球減少症(17.2%)、血小板減少症(7.4%)
    • 不整脈:心房細動(1.8%)、心房粗動(頻度不明)
    • 虚血性心疾患:急性冠動脈症候群(0.6%)
    • 腫瘍崩壊症候群(0.6%)
    • 間質性肺疾患(頻度不明)

    とされている[6]。また、10%以上の患者に頭痛が発生する。

    イブルチニブと比較すると、頭痛の頻度は高いものの、アカラブルチニブはBTK選択性が高いため出血や下痢、皮疹の頻度は低く抑えられる[8]

    承認

    米国では2017年10月に承認を取得した[4]

    欧州では2020年11月に承認を取得した[3]

    日本では2021年1月に承認を取得した[9]

    2016年2月時点で、アカラブルチニブは米国でマントル細胞リンパ腫(MCL)および慢性リンパ性白血病(CLL)に対する希少疾病用医薬品の指定を受けており[10][11]欧州医薬品庁(EMA)の希少疾病用医薬品委員会(COMP)においても同様に、3つの適応症(CLL/SLL、MCL、リンパ形質細胞性リンパ腫 (ワルデンシュトレームマクログロブリン血症英語版;WM))の治療薬として希少疾病用医薬品に指定されている[12][13][14][15]

    研究開発

    参考資料

    外部リンク

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