アグロドルチェ

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鶏肉のアグロドルチェ

アグロドルチェイタリア語: agrodolce)は、イタリアシチリア島の調理法[1][2][3]。肉類、魚介類、野菜など様々なものがアグロドルチェとして調理される[1][2][3]

日本でいうところの甘酢漬け[1]、甘酢炒め[1]南蛮漬け[2]ピクルス[2]のイメージに近い。

イタリア語で「アグロ」は「酸っぱい」を意味し、「ドルチェ」は「甘い」を意味するため、砂糖を使った甘酢料理のことを指す[1][2][3]イタリア料理で砂糖を用いる料理は一般的ではないが、シチリア島では伝統的な調理法である[1]

中国では「甘酸っぱい」を「糖醋タンツー」と呼び、人類に共通して受け入れられる味だと考えられている[4]。酸味には疲労回復効果があるとされ、ミネラルの吸収を高めると共に減塩にも役立つことから、注目されている[2]

アグロドルチェに使用されている酢は、イタリアで広く用いられているバルサミコ酢が使用される[2]。バルサミコ酢、塩、胡椒ハチミツや砂糖を使うのが基本であり、やや甘めに仕上げる[2]。野菜のアグロドルチェにはカボチャナスピーマンズッキーニなど様々なものが使用される[2]

作り方もいくつかあり、食材を素揚げにしてから漬け込む方法と、素揚げにしてから煮込んでいく方法とがある[2][3]。なお、バルサミコ酢は加熱することで、甘みが増し、香りもより芳醇となる[2][3]

歴史

アグロドルチェは、中国を発祥とし、アラブ人によってヨーロッパに伝わったという説がある[5]。中華料理の「鶏肉の甘酢炒め」はシチリア島でも人気が高く、アグロドルチェとして認識されている[5]

代表的な料理

出典

関連項目

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