アドラーフルーク

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Adlerflug
品種 サラブレッド[1]
性別 [2]
アドラーフルーク
Adlerflug-Hengstparade 2017jpg bearbeitet-2
2017年
欧字表記 Adlerflug
品種 サラブレッド[1]
性別 [2]
毛色 栗毛[1]
生誕 2004年3月3日[1]
死没 2021年4月5日(17歳没)[3]
In the Wings[2]
Aiyana[2]
母の父 ラストタイクーン[2]
生国 ドイツの旗 ドイツ[2]
生産者 Gestut Schlenderhan[2]
馬主 Gestut Schlenderhan[2]
調教師 P.シールゲンドイツの旗 ドイツ
→J Hirschberger(ドイツの旗 ドイツ[4]
競走成績
生涯成績 11戦4勝[2]
獲得賞金 651,290€[5]
勝ち鞍
G1独ダービー2007年
G1ドイツ賞2008年
テンプレートを表示

アドラーフルークAdlerflug2004年3月3日 - 2021年4月5日[3])は、ドイツ競走馬種牡馬である[2][4]。主な勝ち鞍は2007年ドイチェスダービー2008年ドイツ賞[1]。種牡馬としてドイツ・リーディングサイアー(2020年 - 2021年)[6]凱旋門賞トルカータータッソなどの父。

デビュー前

シュレーダーハン牧場ドイツ語版のゲオルク・フォン・ウルマンによって生産および所有された。

2歳(2006年)

11月5日、ペーター・シールゲン調教師の厩舎でデビューし、EBF競走の2歳未勝利戦を5着に終えた[7]

3歳(2007年)

アドラーフルークは、2007年から新たにシュレーダーハン牧場の調教師となったイェンス・ヒルシュバーガー調教師[8]のもとに転厩した[9]

4月6日の3歳初戦を勝利し[9]、その後ミュルハイム競馬場のドイチェスダービートライアル(L)では6着に敗れた[10]ものの、5月28日のハノーヴァー空港大賞(L)を勝利[4]。なお、ハノーヴァー競馬場で施行されるドイチェスダービーの前哨戦からは、ニカロン(2005年)、スキャパレリ(2006年)と2年連続でドイチェスダービー馬が輩出されていた[11]

7月1日、ドイチェスダービー(G1)に出走。ヒルシュバーガー師は同レースに当馬に加えてバイエルンクラシック(G3)勝ち馬パージャンパンチ[12]、サマーストーム[13]の3頭出しを行っており、テリー・ヘリヤーは5月28日のバイエルンクラシックに続いてダービーでもパージャンパンチに騎乗した[14]。アドラーフルークの鞍上にはノルウェー人騎手フレデリク・ヨハンソンスウェーデン語版が迎えられた[15]。競走は、パージャンパンチが追われて逃げる重馬場(Weich)としては早い展開となった。直線に入ったアドラーフルークは1頭他馬と違うスピードを見せ、2着馬アンテクに7馬身差をつけて優勝した[16]。シュレーダーハン牧場の競走馬によるドイチェスダービー勝利としては、1976年のスタイヴアザント[注 1]以来のものであった[16]

続いて9月2日のバーデン大賞(G1)に出走。ヘリヤーは55kgの斤量で騎乗できないため、引き続きヨハンソンの手綱となった[18]。1番人気に支持されたが、キジャーノのクビ差2着に敗れた[19]。競走後、ヒルシュバーガー師は「もう少し軟らかい馬場であればより良かったでしょう」と語った[20]

4歳(2008年)

4月27日にガーリンク賞(G2)で始動して1番人気に支持されたが、2番人気オリエンタルタイガーの7着と大敗した[21]。陣営は、アドラーフルークが最終コーナーで体勢を崩し、突き放されてしまったことを指摘した[21]

6月29日のハンザ賞(G2)では、7戦無敗のバーデン経済大賞(G2)勝ち馬イッツジーノ[22]に次ぐ2番人気となり、直線では一時抜け出す勢いを見せたが、優勝馬エガートン、2着馬イッツジーノに先着されて3着に敗れた[23]

良馬場(Gut)で3連敗が続いたアドラーフルークだが、迎えた7月20日のドイツ賞(G1)は雨中の不良馬場(Schwer)での施行となった[4]。競走では初めてアドラーフルークが逃げを打つ形で走り、これに1番人気キジャーノとイッツジーノが続く展開となり、最終的にアドラーフルークがキジャーノに7馬身差をつける逃げ切りで圧勝した[24][25]

9月7日のバーデン大賞に出走したが、同年のドイチェスダービー馬カムジンの2着に敗れた[26]。ヒルシュバーガー師は勝ち馬が強かった旨を述べた[26]

5歳(2009年)

フランスガネー賞(G1)に出走してヴィジョンデタの3着となった[27][28]

5月、シャンティイ大賞(G2)のための調教中に骨折を発生し[29]、ニューマーケットの馬病院で医師イアン・ライト[注 2]の手術を受けたのちに競走馬を引退した[30]

競走成績

以下の内容は、Racing Post[2]、Deutscher Galopp[4]の情報に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)頭数枠番馬番着順タイム着差騎手斤量1着馬(2着馬)
2006.11.5 ハノーヴァー BMWハノーヴァー支店賞 EBF 芝1600m(重[注 3] 7 1 1 5着 - 5馬身 T.ヘリヤー 58.0 Waldliebe
2007.4.6 ブレーメン ブラックサムベラミーレネン 芝2200m(良[注 4] 8 6 2 1着 2:26.64 短アタマ T.ヘリヤー 56.5 (Belmundo)
5.1 ミュルハイム 独ダービートライアル L 芝2200m(良[注 4] 8 8 1 6着 - 5馬身 J.パリク 57.0 First Stream
5.28 ハノーヴァー ハノーヴァー空港大賞 L 芝2200m(重[注 3] 7 7 2 1着 2:23.21 5馬身 F.ヨハンソン 55.9 (Prinz)
7.1 ハンブルク 独ダービー G1 芝2400m(重[注 3] 15 15 12 1着 2:36.57 7馬身 F.ヨハンソン 58.0 (Antek)
9.2 バーデンバーデン バーデン大賞 G1 芝2400m(良[注 4] 9 9 7 2着 - クビ F.ヨハンソン 55.0 Quijano
2008.4.27 ケルン ガーリンク賞 G2 芝2400m(良[注 4] 10 6 1 7着 - 6馬身 3/4 T.クウィリー 59.0 Oriental Tiger
6.29 ハンブルク ハンザ賞 G2 芝2400m(良[注 4] 9 6 1 3着 - 1馬身 3/4 T.ヘリヤー 60.0 Egerton
7.20 デュッセルドルフ ドイツ賞 G1 芝2400m(不[注 5] 6 7 1 1着 2:37.58 7馬身 F.ヨハンソン 60.0 (Quijano)
9.7 バーデンバーデン バーデン大賞 G1 芝2400m(重[注 3] 6 3 1 2着 - 2馬身 1/2 F.ヨハンソン 60.0 Kamsin
2009.4.26 ロンシャン ガネー賞 G1 芝2100m(良) 8 4 5 3着 - 3/4馬身 A.d.フリース 58.0 Vision D'Etat

種牡馬時代

種牡馬入り後はシュレーダーハン牧場で繋養された[31]

2020年のドイチェスダービーでは産駒によるワンツーフィニッシュがあり、そのダービー1着馬インスウープが2020年の凱旋門賞で2着に入り、さらにダービー2着馬トルカータータッソは後の2021年の凱旋門賞で優勝するという成績を果たした[31][32]

2021年には種付料が自己最高の1万6000ユーロ(約208万円)に達していたが、同年4月5日の種付け中に急死した[3]

種牡馬成績

主な産駒

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI