ゴリアット

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欧字表記 Goliath
性別
ゴリアット
第44回ジャパンカップパドック
(2024年11月24日)
欧字表記 Goliath
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2020年2月27日(6歳)
Adlerflug
Gouache
母の父 Shamardal
生国 ドイツの旗 ドイツ
生産者 Gestut Schlenderhan
馬主 Resolute Bloodstock, Philip Baron Von Ullmann
調教師 フランシス・グラファール仏国
調教助手 アントニ・ダヴィ
厩務員 ディラン・ルペル
競走成績
生涯成績 19戦8勝[1]
獲得賞金 2,399,881[2]
(2026年2月14日現在)
WBRR L126 / 2024年[3]
L119 / 2025年[4]
勝ち鞍
G1KGVI & QES2024年
G1バーデン大賞2025年
G2コンセイユドパリ賞2024年
G3エドヴィル賞2024年
G3ラクープ2025年
Listedクレールフォンテーヌ大賞2023年
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ゴリアット(Goliath)は、ドイツ生産・フランス調教の競走馬。主な勝ち鞍は2024年キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、2025年のバーデン大賞

3歳(2023年)

5月23日のサンクルー競馬場の未勝利戦をバウルジャン・ムルザバエフを鞍上にデビューして初勝利を挙げた[5]

続いて6月30日のクレールフォンテーヌ競馬場の条件戦も勝利して連勝。7月29日のクレールフォンテーヌ賞(L)を勝利して3連勝とした[5]

その後は9月3日のプランスドランジュ賞(G3)にマキシム・ギュイヨンを背に出走するも4着に敗れた[5]

4歳(2024年)

4月14日のロートシーモア賞(L)にクリスチャン・デムーロを背に出走して2着。続いて5月5日のエドゥヴィル賞(G3)をギュイヨンを背に勝利してグループ競走初制覇を挙げた[5]

6月2日のシャンティイ大賞(G2)ではウィリアム・ビュイックを背に2番人気で出走して、最後方から追い込むも届かずジュンコの4着[6]。6月22日のハードウィックステークス(G2)ではギュイヨンを背に7番人気で出走して、3番手で追走するも並ぶような位置にいたアイルオブジュラに開かれて3馬身3/4差の2着に敗れた[7]

7月27日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(G1)ではクリストフ・スミヨンを鞍上に迎えて単勝オッズ26.0倍の7番人気で出走[8]。道中はオーギュストロダンレベルスロマンスらを見るように5番手で追走。直線でオーギュストロダンとレベルスロマンスが叩き合いを始めるところに持ったままの手応えで並び掛けると、残り2ハロン標識のところから満を持して仕掛けて抜け出す。最後は鞍上のスミヨンが繰り返し振り返り手綱を緩める余裕を見せながらも、追い縋るブルーストッキングに2馬身1/4差を付けて勝利。G1初制覇を完勝で収めた[9]

次走としてプレップレースとしてオイロパ賞に出走すると表明した。その後はジャパンカップに出走する予定であることを同時に明かしている。ジャパンカップにキングジョージの勝ち馬が当年に来日するのは2009年のコンデュイット以来15年ぶりとなる[10][11]

後日調教中、脚に膿瘍ができたため、治療のためにオイロパ賞を回避した。依然としてジャパンカップを目標に調整しているものの、今後については経過次第としている。なお、次戦については10月20日のコンセイユドパリ賞を予定していると同時に語っている[12][13]

10月20日、予定通りコンセイユドパリ賞に出走。好スタートを切ると、馬群の前方を終始追走。最後の直線に入ると、馬群から抜け出して先頭争いに代わる。残り200mほどでヘイミッシュとの叩き合いにもつれるも、最後は半馬身差をつけて勝利。陣営は今回のレースでは70〜80%ほどの状態だったとのことで、予定しているジャパンカップに向けて弾みをつけたとした[14]

なおジャパンカップへの参戦理由について、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス出走後に所有権のうち約75%を取得したレゾリュートレーシング代表のジョン・スチュワートが語ったところによれば[15]、ジャパンカップに出走する日本馬は近年ほどは実力馬がいないこと、現状騸馬の凱旋門賞の出走不可、ブリーダーズカップ・ターフも考えていたものの、デルマー競馬場のコースは本馬には合わないだろうと判断したことを併せて参戦を決めたという[16]

11月24日、ジャパンカップに臨み、6番人気に支持されたが勝馬のドウデュースから0.5秒差の6着で海外調教馬最先着となった。その後、陣営は香港ヴァーズへの出走を模索したが、来季に備えるためフランスへ帰国した[17]

5歳(2025年)

始動戦は、4月27日に香港シャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世カップであった。しかし、レースでは直線で伸びを欠いて9着に大敗。鞍上のスミヨン騎手は、「道中はずっと楽に走っていました。直線を向くところで外に出しましたが、今日はまったく反応がありませんでした」とコメントした[18]

フランスに帰国して再起を図るべく出走した6月8日のG3ラクープ(賞)では、スタートから先頭に立つと最後の直線で後続勢を突き放して逃げ切り勝ちを収めた[19]

その後ゴリアットはサンクルー競馬場で行われたG1サンクルー大賞に出走。しかし、本来の走りを発揮できずに最下位に敗れた。

レース後、管理するグラファール師は「レース後の血液検査の結果が芳しくなかったから力が発揮できなかった理由が分かった。彼には相応しくない日だった」と敗因を明かした。[20]

また、「今のところプランは保留だが、オーナーはアメリカのコロニアルダウン(アーリントンミリオン)に(ゴリアットを)行かせるという考えがある。悪くないアイデアだし、オーナーと話し合ってみるよ」とコメントを残した[21]

結果的にゴリアットはアメリカに遠征せず、ドーヴィル競馬場で行われたG3ゴントービロン(大)賞に出走し、直線半ばで先頭に立つが、ファーストルックに差されて2着に終わった[22]

ゴリアットの次走はドイツのバーデンバーデン競馬場 で行われるG1バーデン大賞に決まった。レーシングポストによると、出走理由は「(バーデン大賞は)ジャパンカップのボーナス対象レースだったから。ジャパンカップは秋の大目標で、その前にアメリカのBCターフに行く可能性もありますし、オーナー(ジョン・スチュワート氏はアメリカの出身)も喜ぶでしょう」と答えている

レースは7頭立ての想定だったが、直前に有力候補だったレベルスロマンスが馬場を理由にスクラッチし、6頭立てに変わった。

レースはゴリアットが先頭に立つ展開となり、最後の直線で外ラチ沿いに進路を取り、ドバイオナー以下を完封し完全復活を遂げた。

レース後、オーナーのスチュワート氏は自身のX(旧Twitter)で「怪物が帰ってきた。欧州でG1・2勝目だ。次はBCターフかジャパンカップか」と投稿した[23]

またスチュワート氏は自身のXで「日本の競馬ファンの皆さま、ゴリアットはBCターフを走った後、ジャパンカップに出走するために日本に帰ってきます。ファンの希望があればG1 有馬記念(12月28日・中山芝2500m)にも参戦する予定です」と発表。2年連続のジャパンカップ参戦後、有馬記念にも出走する方針であることを明かしている[24]

仮にゴリアットが有馬記念に参戦すれば、海外馬による初の有馬記念参戦という事になり、大きな話題を呼ぶことだろう。

BCターフの数日前、ゴリアットを管理するグラファール師は仏競馬メディア「paris-turf.com」に対し、次のように語っている。「ゴリアットはバーデン大賞で復活勝利を遂げた後も状態が良く、かつての姿を取り戻した」

11月2日にアメリカのデルマー競馬場で行われたBCターフ(芝2400m)にゴリアットは予定通り出走した。道中は3番手につけていたが、勝負どころで伸びることができずに11着に敗れた。(勝ち馬エシカルダイアモンド[25])

11月10日、正式にゴリアット陣営がジャパンカップの招待を受諾した。[26]

しかし11月12日、JRAからゴリアットは、ジャパンカップには出走せず予備登録していた香港ヴァーズに向かう事が発表された[27]

12月11日、香港ジョッキークラブ(HKJC)はゴリアットが獣医検査を合格したことを発表した。鶏跛(けいは)と呼ばれる独特の歩様(歩く際に左後肢を高く上げる)で知られる。香港ジョッキークラブは今年4月のクイーンエリザベス2世Cに出走した際もゴリアットの歩様について言及しており、今回も「ゴリアットがストリングハルト(鶏跛)と呼ばれる症状を呈していることをスチュワート(ゴリアットのオーナー)に通知しました。この症状は常歩および速歩時に左後肢がアブノーマルな動きを見せるものです」と説明している。[28]

12月12日、ゴリアットを管理するグラファール氏は香港ヴァーズのゴリアットの枠と状態に以下のようなコメントをしている「今は本当に(ゴリアットの)調子がいい。完璧なシーズンとは程遠いものの、最後は華々しく締めくくってくれるだろう」。また、「今週は誰もが見たいと願うゴリアットの姿が見られるだろう」と続けた。[29]

12月14日にゴリアットは予定通り、香港ヴァーズに出走した。道中は前目につけて最後の直線で内から抜け出そうという競馬。しかしソジーが早めに馬群から抜け出し、ジアヴェロットアルリファーとの2着争いのような状態で入線。結果は3着だった(勝ち馬ソジー)[30]

6歳(2026年)

ゴリアットは昨年11月のアメリカ,12月の香港に続き、今度はカタールアルライヤン競馬場で行われるGⅡ アミールトロフィー(芝2400m)に出走することになった。英競馬メディアAt The Raceでグラファール師は「香港でのレース後にドーハ(カタールの都市)にゴリアットを遠征させる事を決めた」とコメント。「香港でのレースは本当に力強いものだった。いいフィニッシュで私も満足している」「休養に入る前に冬の間にもう一戦させることを決めた」と話した[31]

ゴリアットは2番ゲートからハナを取る競馬となった。ゴリアットの直後にサトノグランツディープモンスターが続いたことで道中でペースを落とせずゴリアットには厳しいレースとなったが、直線もしぶとく粘り2着に入線にした。(勝ち馬ディープモンスター)[32]

血統表

脚注

外部リンク

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