アナザー・ウェイ ―D機関情報―
1988年に公開された日本の映画
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ストーリー
日本にとって、すでに戦局が絶望的なものとなっていた第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の1945年1月。軍令部は、関谷直人海軍中佐を密かに日本海軍潜水艦「伊51潜水艦」に乗艦させ、同盟国ドイツを経て中立国スイスへ送った。目的は特殊爆弾の原料ウランの買い付けだった。
しかし、約2か月後にドイツに上陸してベルリンに着いた関谷は、友人で仲介役の駐在武官矢部が殺されたことを、ドイツ駐在の日本大使から伝えられる。ようやくベルンに到着した関谷は、謎を追ううちに、実は矢部が死んでおらずアメリカ合衆国の諜報機関「D機関」に籍を置き、日米和平工作に関わっていることを、新聞記者の笠井に告げられる。
関谷は自分の任務のために一度は断るも悩むが、シャフハウゼンのライン滝で矢部と会えたのもつかの間、改めて関谷に日米和平工作への協力を求めた矢部は、関谷の目の前で何者かに射殺される。そのような状況下で、ベルン駐在の川瀬公使や館員の日下も、関谷に和平を訴える。
やがて、D機関と呼ばれる秘密組織と各国の国際スパイたちの暗躍が少しずつ明らかになる。また、D機関のボスから「アメリカはすでに特殊爆弾を完成させている。ソ連は日ソ中立条約を破って日本に参戦することになるだろう」という情報を得たことから、関谷は日米和平工作の存在と自らに課せられた使命との狭間で苦悩しつつも、矢部の遺志を継ぐ。