アラウコ語族

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話される地域チリアルゼンチンのアンデス地方
言語系統世界の主要な語族の一つ
アラウコ語族
話される地域チリアルゼンチンのアンデス地方
言語系統世界の主要な語族の一つ
下位言語
Glottologarau1255[1]

アラウコ語族(アラウコごぞく)は、チリの中央部と隣接するアルゼンチンの一部地域に分布する、アメリカ先住民諸語に属する小さな語族である。現存する代表的なアラウコ語族の言語として、マプドゥングン語ISO639-3: arn)とウィリチェ語ISO639-3: huh)がある。これらの言語は、1つの孤立した言語の異なる方言と考えられることもある。

チリには約20万人、アルゼンチンには約4万人のマプドゥング語話者がいると推定されている。ウィリチェ語は数千人のチリ人の母語である。

言語接触

Jolkesky (2016)は、クンザ語モチーカ語ウル・チパヤ語族アラワク語族パノ語族チョロン・ヒビト語族ケチュア語族の各語族と、言語接触による語彙の類似性があると指摘している[2]

内部分類

Mason (1950)

Mason (1950)によるアラウコ語族の内部分類[3]

アラウコ語族
  • 北語群
    • ピクンチェ語 (Picunche)
    • マプチェ語 (Mapuche)
    • ペウェンチェ語 (Pewenche)
      • ランケル(チェ)方言(Rankel(che))
    • モルチェ語 (Moluche)
  • 南語群
    • ウィリチェ語(Wiliche, Huilliche)
      • ウィリチェ方言 (Wiliche )
        • セラノ下位方言 (Serrano)
        • ピチ・ウィリチェ下位方言 (Pichi-Wiliche)
      • マンサネロ方言 (Manzanero)
    • ベリチェ語(チローテ語, Veliche, Chilote)
    • チキヤミ語(Chikiyami, Cuncho)
    • レウブチェ語 (Leuvuche)
  • 東語群
    • タルヘット語(タルチェ語, Taluhet (Taluche))
    • ディビヘット語(ディビチェ語, Divihet (Diviche))

Jolkesky (2016)

Jolkesky (2016)による内部分類:[2]

(†=絶滅)

マプドゥングン語族

語彙

Loukotka (1968)は、マプチェ語族(アラウコ語族)の言語の変種について、以下の基本的な語彙項目を挙げている[4]

グロスマプチェ語ピクンチェ語ペウェンチェ語ウィリチェ語チロテ語ランケルチェ語
1 kiñekiñekiñekiñekengekiñe
2 epuepueepuepuepoepú
3 külakelakelakilakölakʔla
longkolonkorlonkolonkó
kúükuüghechukeñeu
kokokokokugo
太陽 antuantüanteanteánteant'ü
kuyenküyénküyenkiyenkiénkiyet
トウモロコシ voewawawakáwa
gunúnüñemküñümgiñumtrarú
thehuathewathewatrehuacheuá
ジャガー nahuelnahuelnawelnahuelnaue

参考文献

脚注

外部リンク

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