イスティオダクティルス科

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イスティオダクティルス科[1]
Istiodactylidae
生息年代: 前期白亜紀, 130–120 Ma
剣竜の死骸を食べている Istiodactylus latidens 復元図
地質時代
約1億3000万- 1億2000万年前
中生代前期白亜紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
: 翼竜目 Pterosauria
亜目 : 翼指竜亜目 Pterodactyloidea
階級なし : Lanceodontia
階級なし : Istiodactyliformes
: イスティオダクティルス科
Istiodactylidae
学名
Istiodactylidae
Howse, Milner, & Martill, 2001
タイプ種
Ornithodesmus latidens
Seeley, 1901
和名
イスティオダクティルス科

イスティオダクティルス科(イスティオダクティルスか、学名Istiodactylidae)は、前期白亜紀ユーラシア大陸に生息していた少数の属からなる翼指竜亜目翼竜の1

本科の模式属であるイスティオダクティルスはかつてオルニトデスムスと呼ばれており、これが属する翼竜の1科もオルニトデスムス科 (Ornithodesmidae Hooley, 1913) と名付けられていた[3]。しかし多数の標本が発見された Ornithodesmus latidens が明確に翼竜であったのに対して、オルニトデスムス属の模式種である Ornithodesmus cluniculus獣脚類恐竜であることが判明した。学名の先取権によれば "オルニトデスムス" は最初に命名されていた獣脚類の名前となるため、2001年に翼竜の Ornithodesmus latidens に対して新たにイスティオダクティルスという属名が与えられ、同時に本科が命名された(参照:イスティオダクティルス#発見史)。

イスティオダクティルス科翼竜の頭骨:(A) Istiodactylus latidens (NHMUK R3877)、(B) Istiodactylus sinensis (NGMC 99-07-11)、(C) Nurhachius ignaciobritoi (IVPP V-13288)

確実にイスティオダクティルス科であると思える化石は、イギリスと中国で前期白亜紀バレミアンからアプチアン)の岩石から発見されている[4]Victoria Arbourフィリップ・J・カリーは2011年に後期白亜紀(上部カンパニアン階)のカナダに生息していたイスティオダクティルス科翼竜として Gwawinapterus beardi を記載した[5]。しかしながら2012年に、Witton はこの動物の歯の置換パターンが翼竜のそれと一致しないこと、この種がおそらく翼竜ではないこと、を指摘した[4]。さらなる研究の結果、この種は実際には魚類であることが示唆されている[6]。知られている中で最も古い種は中国の中期ジュラ紀Archaeoistiodactylus linglongtaensis の可能性がある[7]が、この種の模式標本は保存状態の悪いダルウィノプテルスでしかない可能性が指摘されている[8]。中国産イスティオダクティルス科翼竜とされる Hongshanopterus は、2012年の Witton による研究では、Ornithocheiroidea 類中のイスティオダクティルス科ではない系統関係が不明なグループに再分類された[4]

イスティオダクティルス科は、アヒルのような丸く平たい上下顎を持った中型の翼竜である。上下顎に並ぶ小さな歯を持っていたが、このような形質は主としてイスティオダクティルスのようなより進化した属で見られる[9]

分岐図

純古生物学

出典

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