イソシアネート From Wikipedia, the free encyclopedia イソシアネート(英: isocyanate)とは −N=C=O という部分構造を持つ化合物のこと。イソシアナート、イソシアン酸エステル(イソシアンさんエステル)などとも呼ぶ。非常に反応性に富むため、湿気を避けて冷蔵保存する。ポリウレタンの材料になるため工業的にも重要な化合物。 イソシアネートの一般構造式 無機化学では、シアネートイオンの窒素に金属が配位した塩 M(N=C=O)n をイソシアネート、イソシアン酸塩と呼ぶことがある。 皮膚や眼に加えて呼吸器に有害性があり、急性では気動刺激による咳および呼吸困難、慢性では喘息および肺機能低下が挙げられる[1]。 合成 工業的には一級アミンとホスゲンの反応によって合成される。実験室レベルではトリホスゲンを用いるのが簡便である。また酸アジドのクルチウス転位、ヒドロキサム酸のロッセン転位によっても合成される。 反応 イソシアネートの炭素は電子不足となっているため、そこへさまざまな求核剤が容易に付加する。 加水分解でアミンを、アルコールとの反応でウレタン結合を、アミンとの反応で尿素誘導体をそれぞれ生成する。ジイソシアネートとジオールの反応では重要な高分子のポリウレタンを生じる。 主なイソシアネート イソシアン酸メチル(MIC) ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI) ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI) トルエンジイソシアネート(TDI) イソホロンジイソシアネート(IPDI) 脚注 [脚注の使い方] [1]“職場のあんぜんサイト:化学物質: トリレンジイソシアネート”. anzeninfo.mhlw.go.jp. 2020年7月8日閲覧。 関連項目 ウィキメディア・コモンズには、イソシアネートに関連するカテゴリがあります。 イソチオシアネート ポリウレタンこの項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。表示編集 Related Articles