イトスナヅル

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イトスナヅル学名: Cassytha pergracilis)は、クスノキ科スナヅル属の1種である。Cassytha glabella の名が充てられたこともあるが、現在では別種であることが明らかとなっている。つる性寄生植物であり、が非常に細く、無毛で赤色を帯びる。は少数が花序軸の先端に集まってつく。沖縄の固有種であり、伊是名島伊平屋島渡嘉敷島久米島のみから報告されている。オオマツバシバまたはイガクサだけに寄生することが報告されている。

つる性半寄生植物であり、茎は細く、直径0.3–0.5ミリメートル (mm)、無毛、アントシアン系の色素をもち、赤色を帯びる[4][5]は乳白色、長さ約 1 mm、2–3個がふつう長さ約1センチメートル (cm) ほどの花序軸(花梗)の先端に集まってつく[4][6]。花序軸には密に毛があり、には半透明の毛がある[6]果実は広楕円形、長さ約 3.5 mm、黒く熟する[4]

分布・生態

沖縄群島伊是名島伊平屋島渡嘉敷島久米島からのみ報告されている[4][7][8]。ただし久米島では2018年時点で個体群が確認されておらず、絶滅した可能性が高いとされる[4][7]。他の島でも個体数は少ない[4]

リュウキュウマツ林の、日当たりの良い乾燥したやせた土地に生じ、オオマツバシバイネ科)またはイガクサカヤツリグサ科)のみを宿主とすることが報告されている[4][7]

保全状況評価

絶滅危惧IA類 (CR)環境省レッドリスト

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日本の環境省では、絶滅危惧IA類に指定されている[9]。また生育地である沖縄県では、絶滅危惧IB類に指定されている[4][9]

分類

脚注

外部リンク

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