イネコン・トラム

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イネコン・トラム
Inekon Trams
オストラヴァ市電向けの01 トリオ
種類 ジョイント・ストック・カンパニー(イネコン・グループ傘下企業)
本社所在地  チェコ
モラヴィア・スレスコ州オストラヴァ
設立 2001年
業種 輸送用機器製造
事業内容 路面電車車両の製造・販売、車両更新、軌道改良
外部リンク http://www.inekon-trams.com/index.html
特記事項:2018年に倒産[1]
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イネコン・トラム(Inekon Trams a.c.)は、かつてチェコの都市・オストラヴァに本社を置いていた鉄道車両メーカー。主に路面電車車両の製造を手掛けており、イネコン・グループ(Inekon Group)の傘下企業であったが、同社と共に2018年に倒産した。この項目では、イネコン・トラムが展開していた路面電車車両についても解説する[1][2][3]

1990年に設立され、チェコ(旧:チェコスロバキア)のプラハに本社を置くイネコン・グループは、設立当初東側諸国を中心に路面電車車両の大規模なシェアを誇っていた鉄道車両メーカーのČKDタトラを買収する計画を立てていた。最終的に実現する事はなかったが、ČKDタトラの経営に不満を持っていた一部の従業員が移籍した事で、イネコン・グループは本格的に路面電車市場に参加する事になった[3][4][5]

1996年以降、イネコン・グループは同じく路面電車市場への参入を目指していたシュコダ・トランスポーテーションとの合弁事業を立ち上げ、イネコン側が機器設計や展開、シュコダ側が車体設計や製造を担当し、1998年以降03T "アストラ"の販売を開始した。更に2000年から製造が開始された両運転台式の10T "エレクトラ"アメリカ各地の路面電車に導入され、市場を世界へ広げるきっかけとなった[5][6]

だが、シュコダ側との意見の相違や不均衡が要因となり、互いに訴訟を起こし合う事態に発展したことで、2001年をもって両社は合弁事業を終了し、独自の展開を行う事になった。シュコダ側が引き続き03Tの販売を続け、"エレクトラ"へ発展した一方、イネコン・グループはオストラヴァ交通局チェコ語版(DPO)の車庫を用いた新たな製造工場を作り、同社とのジョイント・ストック・カンパニーであるDPO-イネコン2001年に設立し、03Tや10Tの設計を受け継いだ路面電車ブランド・トリオ(Trio)を立ち上げた[5][7]

2005年に社名を現在のイネコン・トラムへと変更し、以降は"トリオ"を始めとする新型路面電車をチェコアメリカ各地の路線に向けて展開した一方、軌道の修繕工事や旧型車両の更新工事も受け持った。だが、晩年は債務超過や契約相手からの支払いの滞りなどが要因となり経営不振の状態が続き、銀行からの融資も得たものの、2018年8月に債権を引き継いだ企業からの申告を受けてプラハ地方裁判所はイネコン・トラムや親会社のイネコン・グループ全体の破産手続きを承認した[1][8][9]

主要製品

脚注

外部リンク

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