イワタケ
深山の岩壁に着生する地衣類の一種
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名称
生態
分布
利用

成長が1年でわずか1ミリメートル (mm) 程度と非常に遅いため1キログラム (kg) で1万円以上の値がつくほど高価である。中国では、江西料理や安徽料理で、炒め物、煮物、シロップ煮などに使われる。日本では、昔から高級な珍味として食用にされ[2]、ゆでて酢の物などにして食べることが多い。味は余りないので、調味料でしっかり味をつけるのが普通である。長野県北相木村には、味付けしたイワタケを餡にした「岩茸まんじゅう」というものがある[5][6]。
乾物として流通しているので、まず塩を少し加えたぬるま湯に付けて戻し、もみ洗いして細かい砂を洗い落とす。裏側の毛があると食感が悪いので、こすり落とす。
中国では生薬としても利用される例がある。『日用本草』では「性寒、味甘、無毒」とし、「清心、養胃、止血」の効能があるとしている。慢性気管炎に有効との報告もある。成分として、ギロホール酸、レカノール酸を含む事が知られている。
広重の浮世絵にあるように、その採取は古来より大変危険なものであり、しばしば転落事故などで命を落とすものも多かった。大分県には『吉作落とし』と呼ばれる悲劇的な民話が残っている。
