ウツボホコリ
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| ウツボホコリ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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1. 子実体 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Arcyria denudata (L.) Wettst., 1886[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| carnival candy slime mold[2] |
ウツボホコリ(学名: Arcyria denudata)は、ケホコリ目ウツボホコリ科ウツボホコリ属に分類される変形菌の1種である。子実体は柄と胞子嚢(子嚢)からなり、高さ 1–6 mm、子嚢はふつう円筒形で赤色から桃色、古くなると褐色(図1)。子嚢壁は早落性、細毛体は細かい網状、杯状体(子嚢基部に子嚢壁が残って杯状になった構造)には放射状のひだ、内面に網状紋がある。胞子は直径 6–8 µm、表面にイボが散在する。汎世界種であり、子実体は腐朽木や生木上にふつうに見られる。学名の種小名である denudata は、ラテン語で「裸の」を意味する[3]。本種は、ウツボホコリ属のタイプ種である[4]。
子実体は群生または密生まれに散生し、基本的に柄と子嚢(胞子嚢)からなる単子嚢体だがまれに柄が互いに癒着して掌状子嚢体を形成し、高さ 1–6 mm[3][5][6](図1, 2)。変形膜は不顕著、または淡褐色から銀色で共通性[3]。柄は淡色から暗色、縦溝があり、高さ 0.5–1.5 mm、内部に胞子状細胞を含み、胞子状細胞の直径は 10–20 µm[3](図1, 2)。子嚢(胞子嚢)は円柱形から卵形、まれに球形、直径約 0.5 mm から細毛体が膨潤して約 1.2 mm、赤色から桃色や橙色であり退色して褐色になる[3][5](図1, 2)。
子嚢壁は早落性、杯状体は浅く、放射状にひだがあって内面に網状紋がある[3][5]。細毛体は管状で分岐・吻合して比較的細かい網を形成し、杯状体に強く付着し、伸縮性はやや弱い[3][5](図2b)。細毛体は直径 (2–)3–4 µm、環状・半環状、歯状、刺状紋がある[3][5](図3)。胞子は球形、直径 6–8 µm、反射光で赤色から赤褐色、透過光でほぼ無色、表面には数個の大きなイボが散在する[3][5](図3)。