ウランバートル地下鉄

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種類 地下鉄
開業 2030年予定
ウランバートル地下鉄
Улаанбаатар метро
基本情報
モンゴルの旗 モンゴル
所在地 ウランバートル
種類 地下鉄
開業 2030年予定
詳細情報
総延長距離 19.3 km
路線数 1路線
駅数 15駅
路線図
ウランバートル地下鉄計画の路線図
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ウランバートル地下鉄(ウランバートルちかてつ、: Улаанбаатар метро: Ulaanbaatar Metro)は、モンゴル国の首都ウランバートル市で計画されている高速輸送システムである。

2010年代から複数のフィジビリティスタディが行われたが、2025年時点で着工に至っていない。

2010年時点でウランバートル市の人口は113万人に達し[1]、2030年には173万人に増加することが予想されていた[2]。市場経済への移行に伴う所得の向上と冬季の厳しい寒さから、モンゴルでは特に自家用車を用いた移動が好まれるようになり[3]、市内の移動に占める公共交通のシェアは2007年の42.6パーセントから2011年には38.2パーセントへと減少した[4]。渋滞や事故が増加し、公共交通の整備・拡充が求められていた[4]

ウランバートル市内における地下鉄建設がいつから構想されていたかは不明である。社会主義体制下にあった1987年には、当時のソビエト連邦と協力して地下鉄のベースライン調査が行われたという[5]。民主化後の2002年に作成された同市のマスタープランには、市内を東西に貫く大通りに沿って地下鉄を建設する構想が盛り込まれたが、予算面で早期の整備が困難であると指摘されていた[6]

2011年には、韓国ソウル地下鉄コンソーシアム[7]によるフィジビリティスタディが実施された。市街を東西に貫く幹線道路である平和通り(Peace Avenue)の地下を通り、市西部ニュータウンのEmeeltから東部のAmgalanまでを結ぶ全長28.38km(キロメートル)、21駅を持つ路線が提案された[8]。全区間のうち地下区間は12.12kmで、車両には4両編成のLRT(総定員469人)が用いられ、1時間あたり9本の列車を走らせる計画であった。この案では、2013年に着工し、2017年の完成を目標としていた[7]

2012年には日本国際協力機構(JICA)がフィジビリティスタディを行った[9]。JICA案では、Emeeltより市中心部に近い西部のTolgoitから東部Amgalanを結ぶ全長17.64キロメートルの路線が提案された。このうち市中心部の6.6kmを地下区間とし、14駅を設置する計画だった[10]。車両は6両編成のMRT(総定員1428人)が用いられ、1時間あたり7~12本の列車を走らせる計画であった[11]。この計画は2013年にウランバートル市当局によって承認され、2020年の完成を予定した[12]2015年には日本とモンゴルの間で地下鉄に加え高速道路や金属精錬プラントなどその他のプロジェクトを含めた包括的パートナーシップが締結されたものの、その後のモンゴル国内の政治的混乱によってプロジェクトは凍結された[13]。また地下鉄工事に伴って平和通りの自動車交通に重大な影響が出ることが懸念され、一時棚上げとなっていたBRT計画の復活や、新たな都市型ロープウェー構想などが注目されるようになった[14]

2023年に地下鉄計画の再始動が発表された[15]2024年には建設のコンサルティング業者として韓国のDohwa Engineering、国家鉄道公団韓国鉄道公社、Soosung Engineeringによるコンソーシアム(UBM-PMC)が指名され[16]、JICA案の改訂が行われた。JICA案と同様のTolgoit~Amgalan間に加え、東端に追加駅と車両基地を設置する全長19.4km・15駅の路線が提案された[17]。また改訂案では東端駅のみ地上で、その他は全て地下駅となった。

入札に関する助言を行う事業者としてイギリスクロスレールが指名された[18][19]。2025年4月には建設業者選定に向けた第1段階の国際入札が行われた[20]

駅一覧

駅番号および仮称は2013年のJICA案[21]と2024年のUBM-PMC案[17]で(JICA案にないE-7駅を除き)共通である。駅間距離は両者で若干異なり、下表はUBM-PMC案に基づく(モンゴル語表記の仮称はJICA案[22])。

駅番号 駅名:仮称 駅間キロ 累計キロ 所在地
W-7 Толгойт
(Tolgoit)
- 0.00 ソンギノハイルハン区/バヤンゴル区
W-6 Баруун зүгийн тээврийн товчоо
(West Bus Terminal)
1.89 1.89
W-5 Хархорин зах
(Qaraqorum Market)
1.33 3.22
W-4 Саппорогийн уулзвар
(Sapporo Rotary)
1.46 4.68
W-3 25-р эмийн сан
(25th Pharmacy)
1.56 6.24 バヤンゴル区
W-2 Гандан хийд
(Gandan Temple)
1.35 7.59 バヤンゴル区/チンゲルテイ区/スフバートル区
W-1 Их дэлгүүр
(Nomin Department)
0.88 8.47 チンゲルテイ区/スフバートル区
CS Сүхбаатарын талбай
(Sukhbaatar Square)
0.94 9.41 スフバートル区
E-1 Бөхийн өргөө
(Wrestling Palace)
1.32 10.73 バヤンズルフ区
E-2 Кино үйлдвэр
(Cinema Studio)
1.29 12.02
E-3 Офицеруудын ордон
(Officer's Palace)
1.26 13.28
E-4 Ботаникийн хүрээлэн
(West Botanical Garden)
1.54 14.82
E-5 Тролейбусны эцэс
(Trolley Bus Terminal)
1.12 15.94
E-6 Амгалан
(Amgalan)
1.31 17.25
E-7 Unity Park 1.75 19.00

脚注

参考文献

関連項目

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