エア・イヌイット

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ビーチー島英語版にあるフランクリン遠征隊員の墓を訪れるDHC-6 ツインオッター
エア・イヌイットのボーイング737-200 ヴァル=ドール空港英語版にて
デ・ハビランド・カナダ ダッシュ8-102 オンタリオ州コーンウォールにて

エア・イヌイット(Air Inuit, イヌクティトゥット語:ᐃᓄᐃᑦ ᖃᖓᑦᑕᔪᖏᑦ)は、カナダケベック州モントリオールサン=ローラン行政区英語版に本社を置く航空会社である[7]ヌナビクイヌイットの代理人であるマキヴィク英語版が所有している[8]

クージュアク空港を拠点とし[9]、ヌナビク、ケベック州南部やヌナブト準州で国内旅客輸送、チャーター便運航や貨物輸送を行っている。

1978年に設立され、デ・ハビランド・カナダ DHC-2を使って運航を開始した。

1984年、Chaparal Charters社を買収し、同社が所有していた2機のデ・ハビランド・カナダ DHC-6と1機のダグラス DC-3を取得した[10]

2012年、モントリオール国際空港に近いコート=ヴェルテュ通り英語版にある多目的施設に本社を移転した[7][8]

2016年、当社の操縦士であるメリッサ・ヘイニー英語版がイヌイット女性として初めての機長になった。それを記念して女性パイロットの国際組織であるナインティ・ナインズ英語版のカナダ支部によって郵便切手が発売された[11]

2023年、当社は貨客混載型のボーイング737-200を退役させ、3機のボーイング737-800で置き換える予定であることを発表した[12]

運賃

すべての路線が事実上の独占状態にあるため、運賃は高く、往復で通常3,000米ドル程度からとなっている。乗客のほとんどは住民や仕事で乗る人で、居住者は地元自治体から補助を受けられるため、非居住者が払う運賃の数分の一で済む。2025年の春、政府による航空券の補助プログラムが誰でも利用できるようになり、以前と比べて利用しやすくなった。このプログラムがいつ終了するかは不明である[13]

就航地

定期便

2023年7月時点で、定期便を次の地点に運航している[6]

地域 町/集落 IATA ICAO 空港 備考
ヌナビク サニキルーアク YSK CYSK サニキルーアク空港
ケベック アクリヴィック AKV CYKO アクリヴィック空港
オパルック YPJ CYLA オパルック空港
イヌクジュアク YPH CYPH イヌクジュアク空港
イヴジヴィク YIK CYIK イヴジヴィク空港
カンギクスアルジュアク XGR CYLU カンギクスアルジュアク空港
カンギクスジュアク YWB CYKG カンギクスジュアク空港
カンギルスク YKG CYAS カンギルスク空港
クージュアク YVP CYVP クージュアク空港 ハブ
クージュアラピック YGW CYGW クージュアラピック空港
モントリオール YUL CYUL モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港 ハブ
プヴィルニトゥク YPX CYPX プヴィルニトゥク空港 ハブ
クアクタク YQC CYHA クアクタク空港
ケベック・シティー YQB CYQB ケベック・ジャン・ルサージ国際空港
ラディソン YGL CYGL ラ・グランド・リヴィエール空港
サルイト YZG CYZG サルイト空港
シェファーヴィル YKL CYKL シェファーヴィル空港
セティル YZV CYZV セティル空港
タシュジャック YTQ CYTQ タシュジャック空港
ユミジャック YUD CYMU ユミジャック空港

チャーター便

当社は北アメリカへのチャーター便運航を請け負っている[14]

保有機材

現在の保有機材

2025年6月現在[5]

エア・イヌイット 運航機材
機材 [5] 発注 派生型 備考[15][16]
ビーチクラフト キングエア 3 - 300 Series 350型、11席
ボーイング737 5 - 200 Series 112席。貨客混載型で、非舗装の滑走路からも離陸可能。退役してボーイング737-800に置き換えられる予定[16]
ボーイング737 クラシック 1 - 300 Series 最大130席
ボーイング737 ネクストジェネレーション 3 - 800 Series
デ・ハビランド・カナダ DHC-6 7 - 300 Series 19席、3,200 lb (1,500 kg) の貨物を搭載可能
デ・ハビランド・カナダ DHC-8 17 - 100 Series, 300 Series 100型:3機、貨客混載型で最大37席、7,800 lb (3,500 kg) の貨物を搭載可能
300型:12機、コンビ機と貨物機で最大47席、13,500 lb (6,100 kg) の貨物を搭載可能
合計 36 0

2016年3月1日、ボンバルディアは、当社がQ300の貨物ドア拡張版のローンチカスタマーとなる可能性があることを発表した[17]

過去の保有機材

当社はかつて次の機材を保有していた[18]

主な航空事故

脚注

外部リンク

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