エスクレチン
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| エスクレチン[1] | |
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6,7-dihydroxy-2-chromenone | |
別称 esculetin cichorigenin 6,7-dihydroxycoumarin | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.005.602 |
| KEGG | |
PubChem CID |
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CompTox Dashboard (EPA) |
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| 特性 | |
| 化学式 | C9H6O4 |
| モル質量 | 178.14 g mol−1 |
| 精密質量 | 178.026609 u |
| 外観 | white or light yellow powder |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
エスクレチン(Aesculetin)は、クマリンの誘導体である。天然のラクトンで、ケイ皮酸誘導体の分子間環化によって生成される。
配糖体またはコーヒー酸複合体の形で、多くの毒性植物、薬草に含まれる[2]。
エスクレチンを含む試料は、抗凝固薬の作用を持ち、ワルファリン等の抗凝固薬と相互作用すると考えられている。
この化合物は、日焼け止め剤にも用いられているが、DNA損傷の光線感作物質として働くという証拠も得られている[3]。メチル誘導体のナトリウム塩は、静脈瘤の治療に用いられる[4]。
エスクレチンは、植物に含まれる青色蛍光化合物である[5]。エスクレチンのグルコシドであるエスクリンは、長波長の紫外線(360nm)で蛍光を発するが、エスクリンが加水分解されると蛍光は失われる[疑問点]。また、エスクレチンはウシ血清アルブミンの蛍光を消す能力を持つ[6]。
エスクレチンは、ラットの肝臓のカテコール-O-メチルトランスフェラーゼとともに培養することによって、スコポレチン(7-ヒドロキシ-6-メトキシクマリン)やイソスコポレチン(6-ヒドロキシ-7-メトキシクマリン)に変化しうる[7]。