エンプティ・グラス
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 『エンプティ・グラス』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| ピート・タウンゼント の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 |
| |||
| ジャンル | ロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | アトコ・レコード | |||
| プロデュース | クリス・トーマス | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
| ゴールドディスク | ||||
| ピート・タウンゼント アルバム 年表 | ||||
| ||||
『エンプティ・グラス』(Empty Glass)は、ピート・タウンゼントが1980年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム。タウンゼントは本作より、アトコ・レコードとの契約を得た[7][8]。
当時タウンゼントはザ・フーのメンバーとして活動しており、1979年11月より本作のレコーディングが開始された[7][9]。本作をプロデュースしたクリス・トーマスは、1960年代中期に「Second Thoughts」というバンド[10][注釈 1]のメンバーとして活動していた頃、タウンゼントから「Run, Run, Run」を提供されていたという縁があり、トーマスはプリテンダーズのデビュー・アルバムの作業を終えた直後に、本作の制作に入った[7][11]。
収録曲「ラフ・ボーイズ」は、タウンゼントの実子エマとミンタ、それにセックス・ピストルズに捧げられている[12]。タイトル曲の歌詞は、14世紀の詩人ハーフェズと、タウンゼントが帰依していた導師メヘル・バーバーから影響を受けて作られた[13]。
反響
母国イギリスでは、全英アルバムチャートで14週トップ100入りして最高11位を記録し、全英シングルチャートでは「ラフ・ボーイズ」が39位、続く「レット・マイ・ラブ・オープン・ザ・ドア」が46位に達した[3]。アメリカでは30週Billboard 200入りし、1980年7月12日に最高5位を記録して、タウンゼントのソロ・アルバムとしては唯一の全米トップ10アルバムとなり[2]、1996年2月にはRIAAによりプラチナ・ディスクの認定を受けた[6]。アメリカの総合シングル・チャートBillboard Hot 100では、「レット・マイ・ラブ・オープン・ザ・ドア」が9位、「リトル・イズ・イナフ」が72位、「ラフ・ボーイズ」が89位に達した[14]。
評価
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「一部の曲はザ・フー名義で制作されてもおかしくないが、本作は明らかにシンガーソングライターとしてのアルバムで、哀愁漂うな"I Am an Animal"にしても、パンク・ロックへのラヴ・レターとも言える攻撃的な"Rough Boys"にしても、彼の感情を生々しく表現している」と評している[1]。『ローリング・ストーン』誌が1989年11月に選出した「1980年代のベスト・アルバム100」では57位にランク・イン[15]。
収録曲
全曲ともピート・タウンゼント作。
- ラフ・ボーイズ - "Rough Boys" - 4:03
- アイム・アン・アニマル - "I Am an Animal" - 3:47
- アンド・アイ・ムーブド - "And I Moved" - 3:23
- レット・マイ・ラブ・オープン・ザ・ドア - "Let My Love Open the Door" - 2:44
- ジュールズ&ジム - "Jools and Jim" - 2:37
- キープ・オン・ワーキング - "Keep On Working" - 3:23
- キャッツ・イン・ザ・カップボード - "Cat's in the Cupboard" - 3:33
- リトル・イズ・イナフ - "A Little Is Enough" - 4:43
- エンプティ・グラス - "Empty Glass" - 5:23
- ゴナ・ゲット・ヤ - "Gonna Get Ya" - 6:24
2006年リマスターCDボーナス・トラック
- アイム・アン・アニマル(デモ) - "I Am an Animal (Demo-Alt Vocal)" - 3:48
- キープ・オン・ワーキング(デモ) - "Keep On Working (Demo-Alt Vocal)" - 3:32
- アンド・アイ・ムーブド(デモ) - "And I Moved (Demo-Alt Vocal)" - 3:05
- ゴナ・ゲット・ヤ(ロング・バージョン) - "Gonna Get Ya (Long Version)" - 11:23