カギイトマキミドロ属

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カギイトマキミドロ属
1. Sphaerozosma laeve
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 植物界 Plantae (アーケプラスチダ Archaeplastida)
亜界 : 緑色植物亜界 Viridiplantae
階級なし : ストレプト植物 Streptophyta
: ホシミドロ綱 (接合藻綱) Zygnematophyceae
: チリモ目 Desmidiales
: チリモ科 Desmidiaceae
: カギイトマキミドロ属 Sphaerozosma
学名
Sphaerozosma Corda ex Ralfs, 1848, nom. cons.[1]
タイプ種
Sphaerozosma vertebratum Brébisson ex Ralfs, 1848[1]
シノニム
和名
カギイトマキミドロ属[3]、スファエロゾスマ属[3][4]、スフェロヅォスマ属[5]

カギイトマキミドロ属(カギイトマキミドロぞく、学名: Sphaerozosma)は、接合藻チリモ目チリモ科に分類される緑藻の一属である。「カギイトマキミドロ」の名は、イトマキミドロ属Spondylosium)に似るが棒状の突起でつながっていることに由来する[3]スファエロゾスマ属ともよばれる。細胞は上下につながって糸状体を形成する(図1)。細胞中央にがあり、その両側に葉緑体が存在する。高層湿原のような貧栄養で酸性の淡水域に生育する。20種ほどが知られている。

藻体は、細胞が一列につながった糸状体(糸状群体)であり、ときにねじれている[1][3][4][6][7](図1, 2)。糸状体は、ときに粘液鞘に包まれる[7]。細胞は楕円形から四角形、中央に深いくびれ(地峡)をもち、やや扁平で頂面観は二放射相称、頂端は平坦で1対の棒状突起があり、これで互いに結合している[1][3][4][6][7](図1, 2)。一部の種は側方に棘をもつ[6](図1, 2)。細胞壁は平滑または顆粒があり、またしばしば細点がある[1][3][7]。細胞中央にが位置し、その両側に中軸性の葉緑体が1個ずつ存在し、それぞれ中央にピレノイドが1個存在する[1][3][4][6](図1)。

2a. S. laeve
2b. S. laeve
2c. S. filiforme

二分裂によって糸状体が伸長し、分断によって無性生殖する[1]細胞質分裂によって互いに接した小さな新しい半細胞が形成され、これが成長する[1]。細胞糸が各細胞に分断し、接合による有性生殖を行う[1]。各細胞(配偶子嚢)から放出された原形質(配偶子)は、配偶子嚢間で合体し、形成された接合胞子は球形、平滑または突起や大きな棘をもつ[1][4][6]

生態

世界中に分布し、多くは貧栄養酸性の湖沼や湿原に生育する[1][7][8]

分類

脚注

外部リンク

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