カット主戦型
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卓球台から離れた位置で、相手の強打に対して強い下回転をかけたボールで対応しながら、好機には一気に前に出て反撃するなど、きわめてダイナミックな戦型である[1]。動作範囲の広いフットワークとねばり強いカットの技術、また、攻めに転じたときのパワーとスピードが要求される[1]。基本的には相手のボールに対し、下回転を中心とする変化を付けて返球し相手のミスを狙う守備中心の戦型で、チャンスボールをスマッシュやドライブで狙う。それゆえ十分な持久力と粘り強さ、卓球のほぼ全ての打法の習得が必要とされる。
基本的に弾みの抑えられたラケットを主に用い、フォア面に裏ソフトラバー(回転がかかるラバー)、バック面にツブ高ラバーを貼るのが主流である。かつてはフォア面の裏ソフトラバーとして、弾みを抑えた守備用ラバーや粘着系のラバーが主流であったが、現在では攻撃用ラバーを使う選手が主流である。中には粘着力が強い中国製のラバーを使用する選手もいる。
現代卓球では、守備力だけではなく、得点する機会をより増やすため、チャンスボールを確実に決められる攻撃力も備えたスタイルをまとめて、カット主戦オールラウンド型と呼ぶこともある。
この戦型はシェークハンドの選手である事が殆どだが、張燮林や佐藤博治の様な片面のペンホルダーの選手も存在していた。
卓球は前陣・中陣・後陣と分けることができるが、カット主戦は主に後陣である。