カニ醤油
大分県臼杵市にある調味料メーカー
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沿革

慶長4年(1599年)、稲葉貞通が美濃国(現在の岐阜県)郡上藩から豊後国臼杵藩に移封される際に、可兒孫右衛門ら7人の先遣隊が臼杵に入り、城下を探索した[2][3]。可兒孫右衛門は豊後国における「醸造業の始祖」とされる[4]。
慶長5年(1600年)、貞通の子稲葉典通に従って臼杵に移った孫右衛門の子可兒傳蔵(後の可兒傳右衛門直博)が、臼杵城下で「鑰屋」(かぎや)の店舗を構え、味噌の製造を始めた[3][5]。鑰屋は大分県における最古の味噌醤油商とされる[4]。
江戸時代後期には店舗(現在の西店舗)が建てられた[6]。1877年(明治10年)には店舗の東側に主たる店舗(現在の店舗兼主屋)が建てられた[7]。1883年(明治16年)、醤油工場を二王座に拡張した[3]。1936年(昭和11年)、合資会社可兒商店に改組した[3]。1963年(昭和38年)、可兒醤油合資会社に改称した[3]。
もともとはスーパーや百貨店への卸売を主としていたが、東京農業大学で乳酸菌の研究を行っていた12代目の可児愛一郎が社長に就任すると、事務所に転用されていた主屋を再び店舗とし、量り売りによる小売りを行うようになった[8]。2008年(平成20年)7月8日、店舗兼主屋、西店舗が国の登録有形文化財に登録された[6][7]。
