カノコソウ スイカズラ科カノコソウ属の植物 From Wikipedia, the free encyclopedia カノコソウ(鹿の子草・纈草[2]、学名: Valeriana fauriei)はスイカズラ科カノコソウ属の多年草。別名はハルオミナエシ。 概要 カノコソウ, 分類 ... カノコソウ 伊吹山・7月 分類 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 目 : マツムシソウ目 Dipsacales 科 : スイカズラ科 Caprifoliaceae 属 : カノコソウ属 Valeriana 種 : カノコソウ V. fauriei 学名 Valeriana fauriei Briq.[1] 和名 カノコソウ(鹿の子草) 閉じる 概要 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布する多年草。山地の湿った草地にやや稀に生える。上から見ると、ポツポツとした蕾が鹿の子絞りに見えることからカノコソウの名がついた。5-7月頃に、オミナエシに似た姿で淡紅色の小花を多数咲かせる。このことから「ハルオミナエシ」の別名がある。高さ40~80 cm。葉は羽状に全裂する。雄しべは4本で、花冠の直径は約3 mm[3]。葉は対生する。 利用 生薬 根と球根は吉草根(きっそうこん)または纈草根(けっそうこん)という生薬になり、日本薬局方に収録されておりヒステリーなどに対する鎮静作用、睡眠の改善作用、リラックス効果がある[4]。 香料 根にイソ吉草酸を含み特有の香気があるため[5]、タバコの香料にもされる。昭和初期には大量に栽培生産されて、ヨーロッパに輸出されていて、現在も北海道の訓子府町、湧別町で栽培されている[5]。 近縁種 セイヨウカノコソウ(Valeriana officinalis L. & Maillefer) - ヨーロッパが原産地。 ツルカノコソウ(蔓鹿の子草、Valeriana flaccidissima) - 雄しべの花外への飛び出しが、カノコソウより少ない[6]。 種の保全状況評価 カノコソウ(伊吹山・6月) 日本の各都道府県で、以下のレッドリストの指定を受けている[7]。環境省としての、レッドリストの指定はない[8]。森林伐採や園芸採取などにより減少傾向にある[9]。 絶滅 - 神奈川県 絶滅危惧I類 - 秋田県、長野県、三重県、京都府、徳島県 危急種 - 山形県、石川県、大阪府、奈良県、愛媛県[9]、長崎県、鹿児島県 準絶滅危惧 - 青森県、岐阜県、島根県[10] 脚注 [脚注の使い方] [1]“カノコソウ”. 広島大学デジタル自然史博物館 (2010年10月14日). 2011年10月14日閲覧。 [2]新村出 編「かのこそう(鹿の子草・纈草)」『広辞苑』(第7)岩波書店、2018年。 [3]青山潤三『決定版 山の花1200-山麓から高山まで』平凡社、2003年8月、79頁。ISBN 4582542336。 [4]“カノコソウ・栄養成分辞典”. 小林製薬. 2011年10月14日閲覧。 [5]“カノコソウ”. 北海道立衛生研究所. 2011年10月14日閲覧。 [6]菱山忠三郎『里山・山地の身近な山野草』主婦の友社〈ワイド図鑑〉、2010年9月、7頁。ISBN 9784072741283。 [7]“日本のレッドデータ検索システム(カノコソウ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年10月14日閲覧。 [8]“植物絶滅危惧種情報検索(カノコソウ)”. 生物多様性情報システム (2007年8月3日). 2011年10月14日閲覧。 [9]“愛媛県レッドデータブック(カノコソウ)”. 愛媛県. 2011年10月14日閲覧。 [10]“しまねレッドデータブック(カノコソウ)”. 島根県 (2004年3月). 2011年10月14日閲覧。 関連項目 ウィキスピーシーズにカノコソウに関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、カノコソウに関連するメディアおよびカテゴリがあります。 一般用医薬品の種類と有効成分 鹿の子絞り 誕生花 - 7月11日この項目は、植物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:植物/Portal:植物)。表示編集 Related Articles~TimelinesTop QsFact Checks