キャンディ (小説)
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『キャンディ』(Candy)は、マックスウェル・ケントンとメイソン・ホッフェンバーグ[1]が書いた小説で、1958年にパリのオリンピア・プレス (Olympia Press) より出版された。
作家名マックスウェル・ケントンは、テリー・サザーン(『博士の異常な愛情』『イージー・ライダー』などの脚本家)の変名であり、ゴア・ヴィダルの『マイラ』と並んで1960年代の奇書といわれている。
この小説はヴォルテールの『カンディード』を土台にしたもので、キャンディという少女の破瓜に至るまでの性的遍歴を、毒のあるユーモアを交えながらスラップスティック・コメディさながらに、シニカルに描いている。出版社が悪名高いポルノ本の版元であるため、フランスで発行された英語の小説であるにもかかわらず、青少年に悪影響を与えるとして発禁処分を受けた(度重なる発禁処分をめぐってド・ゴール政府と抗争状態にあった発行者のモーリス・ジロディアスは、『ロリポップ』と改題して発売した)。
米国では1964年になって、大手出版社のパトナムからテリー・サザーン名義で出版され、ベストセラーになった。