グランタ文字 (Unicodeのブロック)

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グランタ文字 (Unicodeのブロック)
Grantha
範囲 U+11300..U+1137F
(128 個の符号位置)
追加多言語面
用字 グランタ文字
主な言語・文字体系
割当済 86 個の符号位置
未使用 42 個の保留
Unicodeのバージョン履歴
7.0 83 (+83)
8.0 85 (+2)
11.0 86 (+1)
公式ページ
コード表 ∣ ウェブページ
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グランタ文字(グランタもじ、英語: Grantha)は、Unicodeブロックの一つ。

パッラヴァ朝時代(500年600年)から現在に至るまで、インド南部のタミル・ナードゥ州周辺地域において、サンスクリット語及びタミル語[1]を表記するために用いられてきたグランタ文字を収録している。主にサンスクリットで書かれた、バラモン教ヒンドゥー教などの聖典であるヴェーダの記述などの宗教用に用いられている。

字形はタミル文字と酷似しており、タミル文字同様にヴァッテルットゥ文字(円形文字)から派生した文字体系である。なお、「グランタ(Grantha)」という用語はサンスクリット語に由来し、語源的には「書物」あるいは「ヤシの葉の束」を意味する[1]

進化の異なる期間に基づいて、グランタ文字は古代グランタ文字(7世紀以前)、中期グランタ文字(7世紀~9世紀チョーラ朝時代)、過渡期グランタ文字(10世紀半ば~13世紀)、現代グランタ文字(13世紀末~現代、ヴィジャヤナガル朝時代以降)の4つの期間に分類され[1]、字形もそれぞれの時代ごとに異なっているが、Unicode上は同一の文字体系として統合されている。

グランタ文字はブラーフミー文字から派生した所謂ブラーフミー系文字(インド系文字)の一つであり、音素文字のうち子音字単独では暗黙の随伴母音/-a/を伴って発音され、別の母音にする際に母音記号を付加することで発音を切り替えるアブギダに分類される。子音が連続する場合は母音が無いことを表す制御文字ヴィラーマ)が用いられ、子音字同士の特殊な合字を形成する。グランタ文字では基本的に子音字を垂直方向に積み重ねたような合字を形成する傾向がある[1]

母音記号はものによっては文字の左側に付けられることがあるが、Unicodeにおいては子音字→母音記号の順に入力することとなっており、符号上の文字の置かれる順序と実際のレンダーにおける表示順とが入れ替わる場合がある。

ラテン文字などと同様に左から右への横書き(左横書き)であり、単語毎に分かち書きをする。

数字はタミル文字ブロックにあるものと同じものを使用する[2]

符号位置の順序はおおむねブラーフミー文字の順序に従っている。

Unicodeのバージョン7.0において初めて追加された。

収録文字

ラテン文字転写」の列はブラーフミー系文字のラテン文字への翻字方式の一つであるISO 15919(及び一部はIAST)に従う。

コード 文字 文字名(英語) 用例・説明 ラテン文字転写
各種記号
U+11300 𑌀 GRANTHA SIGN COMBINING ANUSVARA ABOVE プラークリットで書かれたジャイナ教文献では本来のアヌスヴァーラとしての機能で用いられる[2]
U+11301 𑌁 GRANTHA SIGN CANDRABINDU チャンドラビンドゥ。

母音字や母音記号に付き、母音を鼻母音で発音することを表す。

U+11302 𑌂 GRANTHA SIGN ANUSVARA アヌスヴァーラ

直後に音節が後続する子音字に付き、直後の子音と同じ調音点鼻音が挿入されることを表す。日本語における「」に相当する。

プラークリットで書かれたジャイナ教文献では、後続する子音が重子音として読まれることを表す[2]

U+11303 𑌃 GRANTHA SIGN VISARGA ヴィサルガ

音節末に[h]を伴うことを表す。

独立母音字
U+11305 𑌅 GRANTHA LETTER A 短母音[a]を表す。 a
U+11306 𑌆 GRANTHA LETTER AA 長母音[aː]を表す。 ā
U+11307 𑌇 GRANTHA LETTER I 短母音[i]を表す。 i
U+11308 𑌈 GRANTHA LETTER II 長母音[iː]を表す。 ī
U+11309 𑌉 GRANTHA LETTER U 短母音[u]を表す。 u
U+1130A 𑌊 GRANTHA LETTER UU 長母音[uː]を表す。 ū
U+1130B 𑌋 GRANTHA LETTER VOCALIC R 音節主音化した短母音としてのR(IPA:[ɹ̩])を表す。 [3]
U+1130C 𑌌 GRANTHA LETTER VOCALIC L 音節主音化した短母音としてのL(IPA:[l̩])を表す。 [4]
U+1130D (予約済み)
U+1130E (予約済み)
U+1130F 𑌏 GRANTHA LETTER EE 長母音[eː]を表す。 e
U+11310 𑌐 GRANTHA LETTER AI 長母音二重母音[ai̯]を表す。 ai
U+11311 (予約済み)
U+11312 (予約済み)
U+11313 𑌓 GRANTHA LETTER OO 長母音[oː]を表す。 o
U+11314 𑌔 GRANTHA LETTER AU 二重母音[au̯]を表す。 au
子音字
U+11315 𑌕 GRANTHA LETTER KA 子音[k]を表す。 k
U+11316 𑌖 GRANTHA LETTER KHA 子音[kʰ]を表す。 kh
U+11317 𑌗 GRANTHA LETTER GA 子音[ɡ]を表す。 g
U+11318 𑌘 GRANTHA LETTER GHA 子音[ɡʱ]を表す。 gh
U+11319 𑌙 GRANTHA LETTER NGA 子音[ŋ]を表す。
U+1131A 𑌚 GRANTHA LETTER CA 子音[c]を表す。 c
U+1131B 𑌛 GRANTHA LETTER CHA 子音[cʰ]を表す。 ch
U+1131C 𑌜 GRANTHA LETTER JA 子音[ɟ]を表す。 j
U+1131D 𑌝 GRANTHA LETTER JHA 子音[ɟʱ]を表す。 jh
U+1131E 𑌞 GRANTHA LETTER NYA 子音[ɲ]を表す。 ñ
U+1131F 𑌟 GRANTHA LETTER TTA 子音[ʈ]を表す。
U+11320 𑌠 GRANTHA LETTER TTHA 子音[ʈʰ]を表す。 ṭh
U+11321 𑌡 GRANTHA LETTER DDA 子音[ɖ]を表す。
U+11322 𑌢 GRANTHA LETTER DDHA 子音[ɖʱ]を表す。 ḍh
U+11323 𑌣 GRANTHA LETTER NNA 子音[ɳ]を表す。
U+11324 𑌤 GRANTHA LETTER TA 子音[t]を表す。 t
U+11325 𑌥 GRANTHA LETTER THA 子音[tʰ]を表す。 th
U+11326 𑌦 GRANTHA LETTER DA 子音[d]を表す。 d
U+11327 𑌧 GRANTHA LETTER DHA 子音[dʱ]を表す。 dh
U+11328 𑌨 GRANTHA LETTER NA 子音[n]を表す。 n
U+11329 (予約済み)
U+1132A 𑌪 GRANTHA LETTER PA 子音[p]を表す。 p
U+1132B 𑌫 GRANTHA LETTER PHA 子音[pʰ]を表す。 ph
U+1132C 𑌬 GRANTHA LETTER BA 子音[b]を表す。 b
U+1132D 𑌭 GRANTHA LETTER BHA 子音[bʱ]を表す。 bh
U+1132E 𑌮 GRANTHA LETTER MA 子音[m]を表す。 m
U+1132F 𑌯 GRANTHA LETTER YA 子音[j]を表す。 y
U+11330 𑌰 GRANTHA LETTER RA 子音[r]を表す。 r
U+11331 (予約済み)
U+11332 𑌲 GRANTHA LETTER LA 子音[l]を表す。 l
U+11333 𑌳 GRANTHA LETTER LLA 子音[ɭ]を表す。
U+11334 (予約済み)
U+11335 𑌵 GRANTHA LETTER VA 子音[ʋ]を表す。 v
U+11336 𑌶 GRANTHA LETTER SHA 子音[ɕ]を表す。 ś
U+11337 𑌷 GRANTHA LETTER SSA 子音[ʂ]を表す。
U+11338 𑌸 GRANTHA LETTER SA 子音[s]を表す。 s
U+11339 𑌹 GRANTHA LETTER HA 子音[h]を表す。 h
各種記号
U+1133B 𑌻 COMBINING BINDU BELOW ベッタ・クルンバ語英語版や他の言語のヌクターとして用いられる[2]
U+1133C 𑌼 GRANTHA SIGN NUKTA ヌクター。子音字を拡張して新たな発音を表す際に用いられる。
U+1133D 𑌽 GRANTHA SIGN AVAGRAHA アヴァグラハ。連音(サンディ)によって語頭の母音 a が消えたことを表す。
従属母音記号
U+1133E 𑌾 GRANTHA VOWEL SIGN AA 長母音[aː]を表す。 ā
U+1133F 𑌿 GRANTHA VOWEL SIGN I 短母音[i]を表す。 i
U+11340 𑍀 GRANTHA VOWEL SIGN II 長母音[iː]を表す。 ī
U+11341 𑍁 GRANTHA VOWEL SIGN U 短母音[u]を表す。 u
U+11342 𑍂 GRANTHA VOWEL SIGN UU 長母音[uː]を表す。 ū
U+11343 𑍃 GRANTHA VOWEL SIGN VOCALIC R 音節主音化した短母音としてのR(IPA:[ɹ̩])を表す。 [3]
U+11344 𑍄 GRANTHA VOWEL SIGN VOCALIC RR 音節主音化した長母音としてのR(IPA:[ɹ̩ː])を表す。 r̥̄[5]
U+11345 (予約済み)
U+11346 (予約済み)
U+11347 𑍇 GRANTHA VOWEL SIGN EE 長母音[eː]を表す。

文字の左側にレンダーされるため、符号上の文字順序と表示上の順序とが入れ替わる。

e
U+11348 𑍈 GRANTHA VOWEL SIGN AI 長母音二重母音[ai̯]を表す。

文字の左側にレンダーされるため、符号上の文字順序と表示上の順序とが入れ替わる。

ai
2要素からなる従属母音記号
U+1134B 𑍋 GRANTHA VOWEL SIGN OO 長母音[oː]を表す。 o
U+1134C 𑍌 GRANTHA VOWEL SIGN AU 二重母音[au̯]を表す。 au
ヴィラーマ
U+1134D 𑍍 GRANTHA SIGN VIRAMA ヴィラーマ。殺母音記号。母音/-a/を発音せず子音のみが読まれることを表す。

レンダー上は、子音連続を表す場合次の文字と縦に並べて繋がったような合字を形成するための不可視の制御文字として機能する。

記号
U+11350 𑍐 GRANTHA OM ヒンドゥー教などにおける聖音のオームを表す記号。
従属母音記号
U+11357 𑍗 GRANTHA AU LENGTH MARK 従属母音/au/の分解形式において、U+11347 𑍇 GRANTHA VOWEL SIGN EEと共に用いられる。
記号
U+1135D 𑍝 GRANTHA SIGN PLUTA 母音を3モーラまたは4モーラの、通常よりも長い長母音として読むことを表す[2][6]
アヌスヴァーラ
U+1135E 𑍞 GRANTHA LETTER VEDIC ANUSVARA クリシュナ・ヤジュル・ヴェーダでは、アガマ・アヌスヴァーラ(Agama Anusvara)及びルプタ・アガマ・アヌスヴァーラ(Lupta Agama Anusvara)にこの記号が用いられている[7]

サーマ・ヴェーダの一部の文献においては、通常のアヌスヴァーラ記号(U+11302 𑌂 GRANTHA SIGN ANUSVARA)が後続する子音と同じ調音点の鼻音へのショートカットを表すため、本来のアヌスヴァーラをこの記号で表している[7]

U+1135F 𑍟 GRANTHA LETTER VEDIC DOUBLE ANUSVARA クリシュナ・ヤジュル・ヴェーダにおいて、ドゥヴィール・ブータ(二重の)・ルプタ・アガマ・アヌシュヴァラ(Dvir Bhuta Lupta Agama Anusvara)にこの記号が用いられている[7]
独立母音字
U+11360 𑍠 GRANTHA LETTER VOCALIC RR 音節主音化した長母音としてのR(IPA:[ɹ̩ː])を表す。 r̥̄[5]
U+11361 𑍡 GRANTHA LETTER VOCALIC LL 音節主音化した長母音としてのL(IPA:[l̩ː])を表す。 l̥̄[8]
従属母音記号
U+11362 𑍢 GRANTHA VOWEL SIGN VOCALIC L 音節主音化した短母音としてのL(IPA:[l̩])を表す。 [4]
U+11363 𑍣 GRANTHA VOWEL SIGN VOCALIC LL 音節主音化した長母音としてのL(IPA:[l̩ː])を表す。 l̥̄[8]
サーマ・ヴェーダ用の朗誦記号(スヴァーラ)
U+11366 𑍦 COMBINING GRANTHA DIGIT ZERO アールチカ(Ārcika)[9]において、複数のウーダッタ(高声調)に後続するスヴァリタ(下降声調)を表す[7]
U+11367 𑍧 COMBINING GRANTHA DIGIT ONE アールチカにおいて、ウーダッタ(高声調)を表す[7]

ガーナ(Gāna)[10]において、2番目の歌唱法であることを表す。なお、1番目の歌唱法は11で表されるため、この記号を2回連続して用いる[7]

U+11368 𑍨 COMBINING GRANTHA DIGIT TWO アールチカにおいて、スヴァリタ(下降声調)を表す。また、アヌーダッタ(低声調)が後続する、或いは文の末尾におけるウーダッタ(高声調)を表す[7]

ガーナにおいて、3番目の歌唱法であることを表す[7]

U+11369 𑍩 COMBINING GRANTHA DIGIT THREE アールチカにおいて、アヌーダッタ(低声調)を表す[7]

ガーナにおいて、4番目の歌唱法であることを表す[7]

U+1136A 𑍪 COMBINING GRANTHA DIGIT FOUR ガーナにおいて、5番目の歌唱法であることを表す[7]
U+1136B 𑍫 COMBINING GRANTHA DIGIT FIVE ガーナにおいて、6番目の歌唱法であることを表す[7]
U+1136C 𑍬 COMBINING GRANTHA DIGIT SIX ガーナにおいて、7番目の歌唱法であることを表す[7]
U+1136D (予約済み)
U+1136E (予約済み)
U+1136F (予約済み)
U+11370 𑍰 COMBINING GRANTHA LETTER A ガーナにおいて、特殊な歌唱法の一つ、アビギータ(abhigīta)であることを表す[7]。ある音を「強く引き伸ばす」または「繰り返して強調する」歌い方。
U+11371 𑍱 COMBINING GRANTHA LETTER KA アールチカにおいて、

アヌーダッタ(低声調)またはプラチャヤ[11]が後続する、或いは文末において出現するスヴァリタ(下降声調)が、この記号とU+11368 𑍨 COMBINING GRANTHA DIGIT TWOU+11366 𑍦 COMBINING GRANTHA DIGIT ZEROのシーケンスで表される[7]。 ウーダッタ(高声調)に後続するスヴァリタ(下降声調)はU+11366 𑍦 COMBINING GRANTHA DIGIT ZEROが書かれず、KA+2で表される[7]

また、ウーダッタ(高声調)に挟まれた位置にあるスヴァリタ(下降声調)はKA+0となり、この記号とU+11366 𑍦 COMBINING GRANTHA DIGIT ZEROのシーケンスで表される[7]

U+11372 𑍲 COMBINING GRANTHA LETTER NA ガーナにおいて、特殊な歌唱法の一つ、ナーマナ(nāmana)であることを表す[7]。音を やや低く沈めるように歌う歌い方。
U+11373 𑍳 COMBINING GRANTHA LETTER VI ガーナにおいて、特殊な歌唱法の一つ、ヴィナタ(vinata)であることを表す[7]。声を 下降させる/折り曲げる ような歌い方。
U+11374 𑍴 COMBINING GRANTHA LETTER PA アールチカにおいて、複数のウーダッタ(高声調)の後にアヌーダッタ(低声調)が続く場合に、最初のウーダッタのみにこの記号が付けられる[7]

ガーナにおいて、特殊な歌唱法の一つ、ディープタ(dīpta)であることを表す[7]。音を 明るく高く響かせる歌い方。

小分類

このブロックの小分類は「各種記号」(Various signs)、「独立母音字」(Independent vowels)、「子音字」(Consonants)、「従属母音記号」(Dependent vowel signs)、「2要素からなる従属母音記号」(Two-part dependent vowel signs)、「ヴィラーマ」(Virama)、「記号」(Sign)、「アヌスヴァーラ」(Anusvaras)、「サーマ・ヴェーダ用の朗誦記号(スヴァーラ)」(Cantillation marks (svara) for the Samaveda)の9つとなっている[2]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。また、収録文字が1文字しかない小分類については小分類名が単数形で表現されているが、本記事では単数形か複数形かによる小分類名の表記ゆれについては別の小分類として扱わず、同一の小分類として扱うこととする。

各種記号(Various signs)

この小分類にはグランタ文字のうち、母音字や子音字に結合する発音記号などの様々な記号が収録されている。

独立母音字(Independent vowels)

この小分類にはグランタ文字のうち、頭子音のない母音の音節を表す際に用いられる独立した母音字が収録されている。

子音字(Consonants)

この小分類にはグランタ文字のうち、基本的な子音字が収録されている。

従属母音記号(Dependent vowel signs)

この小分類にはグランタ文字のうち、子音字に結合する母音記号が収録されている。

2要素からなる従属母音記号(Two-part dependent vowel signs)

これらの母音記号には、子音の両側にグリフ部分があり、論理的な順序で子音に続くため、ほとんどの処理では 1 つの単位として扱われる。

ヴィラーマ(Virama)

この小分類にはグランタ文字のうち、ヴィラーマ(殺母音記号)と呼ばれる、子音字の持つ暗黙の随伴母音/-a/を読まずに子音のみを発音することを表す記号が収録されている。

記号(Sign)

この小分類にはグランタ文字のうち、さまざまな記号類が収録されている。

アヌスヴァーラ(Anusvaras)

この小分類にはグランタ文字のうち、直後に音節が後続する子音字に付き、直後の子音と同じ調音点鼻音が挿入されることを表すアヌスヴァーラ記号の派生記号類が収録されている。

サーマ・ヴェーダ用の朗誦記号(スヴァーラ)(Cantillation marks (svara) for the Samaveda)

この小分類にはグランタ文字のうち、バラモン教の聖典の一つであるサーマ・ヴェーダを朗誦する際に用いられる記号(スヴァーラ)が収録されている。

デーヴァーナーガリー文字拡張ブロックのU+A8E0-U+A8F1 の範囲でエンコードされた、サーマ・ヴェーダの同様の デーヴァナーガリーのスヴァーラ記号のセットを参照すること[2]

文字コード

グランタ文字(Grantha)[1]
Official Unicode Consortium code chart (PDF)
 0123456789ABCDEF
U+1130x 𑌀 𑌁 𑌂 𑌃 𑌅 𑌆 𑌇 𑌈 𑌉 𑌊 𑌋 𑌌 𑌏
U+1131x 𑌐 𑌓 𑌔 𑌕 𑌖 𑌗 𑌘 𑌙 𑌚 𑌛 𑌜 𑌝 𑌞 𑌟
U+1132x 𑌠 𑌡 𑌢 𑌣 𑌤 𑌥 𑌦 𑌧 𑌨 𑌪 𑌫 𑌬 𑌭 𑌮 𑌯
U+1133x 𑌰 𑌲 𑌳 𑌵 𑌶 𑌷 𑌸 𑌹 𑌻 𑌼 𑌽 𑌾 𑌿
U+1134x 𑍀 𑍁 𑍂 𑍃 𑍄 𑍇 𑍈 𑍋 𑍌 𑍍
U+1135x 𑍐 𑍗 𑍝 𑍞 𑍟
U+1136x 𑍠 𑍡 𑍢 𑍣 𑍦 𑍧 𑍨 𑍩 𑍪 𑍫 𑍬
U+1137x 𑍰 𑍱 𑍲 𑍳 𑍴
注釈
1.^バージョン17.0時点

履歴

出典

関連項目

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