グリーゼ752
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| グリーゼ752 Gliese 752 | ||
|---|---|---|
| 星座 | わし座 | |
| 見かけの等級 (mv) | A:~9.13[1] B:~17.30[2] | |
| 分類 | 赤色矮星 | |
| 位置 元期:J2000 | ||
| 赤経 (RA, α) | A: 19h 16m 55.257s[1] B: 19h 16m 57.62s[2] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | A:+05° 10′ 08.05″[1] B:+05° 09′ 02.2″[2] | |
| 固有運動 (μ) | A:赤経: −579 ミリ秒/年[3] A:赤緯: −1333 ミリ秒/年[3] B:赤経: −598 ミリ秒/年[4] B:赤緯: −1365 ミリ秒/年[4] | |
| 年周視差 (π) | 169.0615 ± 0.0239ミリ秒[5] (誤差0%) | |
| 距離 | 19.292 ± 0.003 光年[注 1] (5.915 ± 0.0008 パーセク[注 1]) | |
| 絶対等級 (MV) | A:10.13[6] B:18.7[7] | |
| 軌道要素と性質 | ||
| 惑星の数 | A:1 B:1? | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | A:0.46 R☉[6] B:~0.102 R☉[6] | |
| 質量 | A:0.546 M☉[6] B:0.075 ±.05 M☉[8] | |
| 自転周期 | A:46.5±0.3 日[9] | |
| スペクトル分類 | A:M2.5[1] B:M8V[2] | |
| 光度 | A:0.0326 ± 0.0004 L☉[10] | |
| 表面温度 | A:3354±51 K[11] B:~2600 K[6] | |
| 金属量[Fe/H] | A:–0.05 ± 0.17[12] | |
| 年齢 | B:~10 億年[8] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| BD+04° 4048、GJ 752、CCDM J19169+0510、WDS J19169+0510 A:V1428 Aql、HD 180617、HIP 94761、Ross 652、Wolf 1055、TYC 472-1252-1、GSC 00472-01252、2MASS J19165526+0510086[1] B:VB 10、V1298 Aql、2MASS J19165762+0509021[2] |
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グリーゼ752(GJ 752)とは、わし座の方向に存在する連星系である。グリーゼ752は比較的地球に近く、約19光年の距離に存在する[6]。この恒星系は2つのM型の恒星で構成されている。1つは見かけの等級が9のグリーゼ752Aである。もう1つの伴星は見かけの等級が17の薄暗いグリーゼ752Bであり、一般的にVB 10と呼ばれている。この恒星のペアは約74秒角(~434天文単位)で分離された連星系を形成している[7]。この恒星系は、1年に約1秒角という高い固有運動でも知られている。
2018年8月、スペインにあるカラル・アルト天文台でCARMENESスペクトログラフから取得した観測値を使用する科学者のグループが、HD 180617(グリーゼ752A)の周囲を公転している太陽系外惑星が検出されたと公表した。観測は、ハビタブルゾーン内に部分的に位置する軌道上に海王星に匹敵する最小質量を持つ惑星の存在を示した[10]。
名称と番号は、1969年にドイツの天文学者であるヴィルヘルム・グリーゼによって発行されたグリーゼ近傍恒星カタログからのものである[13]。

ハッブル宇宙望遠鏡によるグリーゼ752の観測の前に、天文学者は、恒星の磁場には太陽の磁場を生成するのと同じダイナモ過程が必要であると考えられた。古典的な太陽モデルでは、恒星の中心で核融合反応によって生成された熱は核のすぐ外側の放射層を通って逃げる。熱は、対流層を通って放射核から恒星の表面に到達する。この領域では、鍋の水が沸騰するのと同じような動きで表面に泡が発生する。
電子を加速して磁力を生み出すダイナモは、恒星の内部がその表面よりも速く自転するときに作動する。太陽の最近の研究では、その対流層がすべての深さでほぼ同じ速度で自転することを示している。これは、太陽ダイナモが対流層のすぐ下でより急速に自転する放射核で作動する必要があることを意味している[14]。