グリーピルの予言 From Wikipedia, the free encyclopedia 『グリーピルの予言』(グリーピルのよげん、古ノルド語: Grípisspá)は、古エッダに含まれる古ノルド語詩の一つである。『ファーヴニル殺しのシグルズの歌 その一』(古ノルド語: Sigurðarkviða Fáfnisbana I)とも呼ばれる。 シグルズ(ゲルマン神話のジークフリート)が従兄グリーピルに会い、彼が予言する自分の運命を聞く。古エッダに含まれる一連のシグルズ伝承の最初に配列されている。 1-5節 導入。シグルズがグリーピルの館で面会する。 6-23節 シグルズがファーヴニルとレギンを殺し、ヘイミルの客人となるまでの予言。 24-53節 シグルズがヘイミルの養女ブリュンヒルドの恨みを受けて殺されるまでの予言。 他の文献との関係 スノッリのエッダにはグリーピルは登場しない。ヴォルスンガ・サガでは16章に登場する。 「ニーベルンゲンの歌」のジークフリートの妻はクリームヒルトだが、北欧神話ではシグルズの妻はグズルーンで、その母がクリームヒルトである。グズルーンの母としてクリームヒルトの名が出てくるのは、古エッダの中ではこの詩と「グズルーンの歌 その2」「オッドルーンの嘆き」「アトリの言葉」である。スノッリのエッダとヴォルスンガ・サガでもクリームヒルトはグズルーンの母とされる。 シグルズがブリュンヒルドの恨みをかったのは、この詩ではシグルズがグンテルに変装してブリュンヒルドと関係したから、とされている。そのことは他に古エッダでは「ブリュンヒルドルの冥府騎行」が示唆するだけである。「スノッリのエッダ」と「ヴォルスンガ・サガ」ではシグルズがグンテルに変装したことがより明瞭に書かれている。 表話編歴古エッダ神話詩 巫女の予言 高き者の言葉 ヴァフスルーズニルの言葉 グリームニルの言葉 スキールニルの言葉 ハールバルズルの歌 ヒュミルの歌 ロキの口論 スリュムの歌 ヴォルンドルの歌 アルヴィースの言葉 英雄詩 ヘルギ フンディングル殺しのヘルギの歌 その一 ヒョルヴァルズルの息子ヘルギの歌 フンディングル殺しのヘルギの歌 その二 ニヴルング シンフョトリの死について グリーピルの予言 レギンの言葉 ファーヴニルの言葉 シグルドリーヴァの言葉 シグルズルの歌断片 グズルーンの歌 その一 シグルズルの短詩 ブリュンヒルドルの冥界騎行 ニヴルング族の殺戮 グズルーンの歌 その二 グズルーンの歌 その三 オッドルーンの嘆き アトリの歌 アトリの言葉 ヨルムンレク グズルーンの煽動 ハムジルの言葉 小エッダ 一般的 バルドルの夢 リーグルの詩 ヒュンドラの唄 短い巫女の予言 グロッティの歌 スヴィプダグルの言葉 グローアの呪文歌 フョルスヴィーズルの言葉 フロズルの歌 ヒルディブランドルの挽歌 非一般的 オージンのワタリガラスの呪文歌 太陽の歌 槍の歌 大鴉の言葉 エイリークルの言葉 ハーコンの言葉 写本 王の写本 ハウクスボーク AM 748 I 4to ヴォルム写本 フラート島本 AM 738 4to 関連項目 スノッリのエッダ スカルド詩 古ノルド語詩 古アイスランド語 古ノルド語 北欧神話 カテゴリ Related Articles