レギン (北欧神話)
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父フレイズマルはロキが殺害したオッテルの賠償金として、オーディンたちから黄金を得た[注 7]。レギンは兄ファフニールと共に黄金の分配を求めたが、断られたため、兄と共謀して父を殺害する。ところが、黄金はファフニールに独り占めされてしまった[7]。
レギンはその後、正体を隠してデンマークの王ヒャルプレクの下で鍛冶師として働き、フラグランド王シグムントの遺子シグルズの養育を任される。養父となったレギンは、シグルズに様々な知識を教える一方で[2]、勇士として育て上げ、ファフニールを殺害させて黄金を奪おうと考えた。レギンは剣グラムをシグルズに与え[8][注 8]、ファフニールを倒させた[10]。その後、シグルズが先に父の仇討ちを果たしたいと言うとその旅にも同行したが、ファフニールとの戦いが始まる時には事が終えるまでその姿を隠していた。そしてレギンは自身にも責任があるとしたうえで兄を殺したことを非難し、ファフニールの心臓を炙って食べさせてくれとシグルズに頼んだ。
しかし、シグルズは心臓の焼き加減を確かめるために親指を押しつけた際、火傷してしまい、親指についたファフニールの心臓の血(脂)を舐めたことで鳥の言葉が分かるようになった。そのことから、シグルズは自分を殺して黄金を独占しようというレギンの悪巧みに気付き、眠っているレギンの首を刎ねて殺した[11][12]。
レギンのギャラリー
ミーメ
脚注
参考文献
- Byock, Jesse L. (1990) (English). Saga of the Volsungs: The Norse Epic of Sigurd the Dragon Slayer. Berkeley, Los Angeles, London: University of California Press. OCLC 59477133 ISBN 0-520-23285-2, ISBN .978-0-520-23285-3.
- Wagner, Richard (author); Rackham, Arthur (illustrator) (1911) (English). Siegfried & The twilight of the gods (hardcover, first ed.). London : W. Heinemann ; New York City : Doublday, Page
- Wagner, Richard (author); Rackham, Arthur (illustrator) (30 October 2009) [1911] (English). The Ring of the Nibelung, With Arthur Rackham Illustrations (paperback ed.). Scotts Valley, Calif.: CreateSpace Independent Publishing Platform ISBN 1449569749, ISBN 978-1449569747.
- 石川栄作『ジークフリート伝説 ワーグナー『指環』の源流』講談社〈講談社学術文庫 1687〉、2004年12月11日。OCLC 170019737。ISBN 4-06-159687-X、ISBN 978-4-06-159687-0。
- グスタフ・ネッケルほか 編、谷口幸男 訳『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社、1973年1月1日。OCLC 834214556。ISBN 4-10-313701-0、ISBN 978-4-10-313701-6。
- 谷口幸男 訳『アイスランドサガ』新潮社、1979年9月1日。ISBN 4-10-313702-9、ISBN 978-4-10-313702-3。