グルームブリッジ34
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座標:
00h 18m 22.8850s, +44° 01′ 22.6373″
| グルームブリッジ34A Groombridge 34 A | ||
|---|---|---|
| 星座 | アンドロメダ座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 8.14[2] | |
| 変光星型 | 閃光星 | |
| 位置 元期:J2000[2] | ||
| 赤経 (RA, α) | 00h 18m 22.8849799680s[2] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +44° 01′ 22.637951588″[2] | |
| 視線速度 (Rv) | 11.73±0.0001 km/s[2] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: 2891.518 ミリ秒/年[2] 赤緯: 411.832 ミリ秒/年[2] | |
| 年周視差 (π) | 280.7068 ± 0.0203ミリ秒[2] (誤差0%) | |
| 距離 | 11.6191 ± 0.0008 光年[注 1] (3.5624 ± 0.0003 パーセク[注 1]) | |
| 軌道要素と性質 | ||
| 惑星の数 | 2 | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 0.385±0.002 R☉[3] | |
| 質量 | 0.393+0.009 −0.008 M☉[3] | |
| 表面重力 | 4.87±0.04 cgs[4] | |
| 自転速度 | 1.09±0.79 km/s[4] | |
| 自転周期 | 43.86±0.56 日[4] | |
| スペクトル分類 | M1.4V[5] | |
| 光度 | 0.02249±0.00019 L☉[3] | |
| HZ内縁距離 | 0.112 au[6] | |
| HZ外縁距離 | 0.239 au[6] | |
| 表面温度 | 3601+12 −11 K[3] | |
| 色指数 (B-V) | +1.56[7] | |
| 色指数 (U-B) | +1.24[7] | |
| 金属量[Fe/H] | −0.34±0.09[4] | |
| 年齢 | ≤30.2 億年[5] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| アンドロメダ座GX星、BD+43 44、GC 358、GJ 15 A、HD 1326、HIP 1475、SAO 36248、PPM 42798、ADS 246 A、Ci 20 19、G 171-47、LFT 31、NLTT 919、PLX 49、PM 00155+4344、TIC 440109725、TYC 2794-157-1、2MASS J00182256+4401222、WISE J001825.71+440126.8[2] | ||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
| グルームブリッジ34B Groombridge 34 B | ||
|---|---|---|
| 星座 | アンドロメダ座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 11.04[8] | |
| 変光星型 | 閃光星 | |
| 位置 元期:J2000[8] | ||
| 赤経 (RA, α) | 00h 18m 25.8251408611s[8] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +44° 01′ 38.092431857″[8] | |
| 視線速度 (Rv) | 11.17±0.0007 km/s[8] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: 2862.796 ミリ秒/年[8] 赤緯: 336.432 ミリ秒/年[8] | |
| 年周視差 (π) | 280.6947 ± 0.0278ミリ秒[8] (誤差0%) | |
| 距離 | 11.62 ± 0.001 光年[注 1] (3.5626 ± 0.0004 パーセク[注 1]) | |
| Aに対するBの軌道 | ||
| 軌道要素と性質 | ||
| 軌道長半径 (a) | 93+42 −6 au[4] | |
| 離心率 (e) | 0.53+0.23 −0.28[4] | |
| 公転周期 (P) | 1230+930 −110 年[4] | |
| 軌道傾斜角 (i) | 54+11 −16°[4] | |
| 昇交点黄経 (Ω) | 2+35 −43°[4] | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 0.18±0.03 R☉[4] | |
| 質量 | 0.15±0.02 M☉[4] | |
| 表面重力 | 5.08±0.15 cgs[4] | |
| スペクトル分類 | M4.1V[5] | |
| 光度 | ≤8.5×10−4 L☉[4] | |
| HZ内縁距離 | 0.048 au[6] | |
| HZ外縁距離 | 0.103 au[6] | |
| 表面温度 | 3304±70 K[4] | |
| 色指数 (B-V) | +1.80[7] | |
| 色指数 (U-B) | +1.40[7] | |
| 金属量[Fe/H] | −0.37±0.10[5] | |
| 年齢 | ≤27.54 億年[5] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| アンドロメダ座GQ星、BD+43 44B、GJ 15 B、HD 1326B、ADS 246 B、WDS J00184+4401B、G 171-48、LFT 32、LSPM J0018+4401E、LTT 10109、NLTT 923、PM 00156+4345、TIC 440109718、2MASS J00182549+4401376[8] | ||
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グルームブリッジ34とは、アンドロメダ座の方向に位置する連星系である。イギリスの天文学者であるスティーヴン・グルームブリッジによる『周極星表』に34番目の恒星として記載されている。この天体カタログは彼の死後である1838年に出版されている[9]。ガイアによる年周視差の測定に基づくと、この系は太陽から約11.6光年 (3.6パーセク) 離れている。このことから、グルームブリッジ34を構成する2つの恒星は太陽系に最も近い恒星の1つとみなされている。
グルームブリッジ34を構成する2つの恒星(A・B)はどちらも小さくて暗い赤色矮星であり、肉眼で観測することはできない。AとBは約93 au 離れており、共通重心の周囲を約1,230年の周期でかなり離心率の高い軌道で公転している[4]。どちらの恒星もフレアにより明るさが不規則に変化しているため、アルゲランダー記法における名称が与えられており、グルームブリッジ34Aはアンドロメダ座GX星、グルームブリッジ34Bはアンドロメダ座GQ星と指定されている[10]。
この恒星系の固有運動は年間2.9秒角と比較的大きく[11]、太陽系から11.6 km/sの速度で遠ざかっている[12]。約15,000年前に太陽から3.5光年 (1.1パーセク) 以内に接近しており、このときが太陽に一番接近したタイミングである[11]。
グルームブリッジ34A
| 太陽 | グルームブリッジ34A |
|---|---|
2つの恒星のうち、質量が大きく明るい方の恒星であるグルームブリッジ34Aは、アンドロメダ座GX星と命名されている。この恒星はスペクトル分類がM1.4[5]の主系列星の赤色矮星で、恒星フレアにより明るさが変化する。ガイアの観測によると、自転周期は44日、磁気活動周期は約9年である[13]。
グルームブリッジ34B
| 太陽 | グルームブリッジ34B |
|---|---|
小さい方の恒星(伴星)であるグルームブリッジ34Bは、アンドロメダ座GQ星と命名されている。主星と同様にフレア現象を起こす主系列星の赤色矮星である。スペクトル分類はM4.1[5]であるため、有効温度もAより低い。
惑星系
2014年8月、グルームブリッジ34Aの周囲を公転する太陽系外惑星であるグルームブリッジ34Abの存在が報告された[14]。この惑星の存在は、W・M・ケック天文台のHIRESを用いたEta-Earth Surveyによるドップラー分光法の観測データの分析から推定された。発見当時、この惑星は既知の太陽系外惑星の中で6番目に地球から近い惑星であった。
CARMENESとHARPSおよびHIRESの観測結果を組み合わせて分析したところ、研究者らはグルームブリッジ34Abとされる惑星を検出することができなかった。しかし、別の惑星であるグルームブリッジ34Acが公転している可能性があると提唱した[15]。
この矛盾は後にHIRESによるより長期間にわたる観測によって解消された。この観測結果では、両方の惑星の存在が確認され、最小質量はAbが3.03 M🜨、Acが36 M🜨 である。それぞれの公転周期は、11.4日と約7,600日である[4]。
| 名称 (恒星に近い順) |
質量 | 軌道長半径 (天文単位) |
公転周期 (日) |
軌道離心率 | 軌道傾斜角 | 半径 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| b | ≥3.03+0.46 −0.44 M⊕ |
0.072+0.003 −0.004 |
11.4407+0.0017 −0.0016 |
0.094+0.091 −0.065 |
— | — |
| c | ≥36+25 −18 M⊕ |
5.4+1.0 −0.9 |
≤7,600 | 0.27+0.28 −0.19 |
— | — |