ケズネモ属

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ケズネモ属(ケズネモぞく、学名: Gonatozygon)は、接合藻チリモ目ケズネモ科に分類される緑藻の一である。学名の Gonatozygonギリシア語goneia(角度のある)+ zygo(つながった)に由来し、「ケズネモ」の名は細長く円筒形で刺が散在している様子に由来する[3][2]単細胞性または上下にゆるくつながって短い糸状体を形成し、細胞は円筒形、表面は平滑または顆粒や刺が散在する(図1)。帯状の葉緑体が1–2個ある(図1)。湖沼湿原などに分布する。11種ほどが知られる。

単細胞性または上下にゆるくつながった短い糸状体(糸状群体)、細部は細長い円筒形から紡錘形(しばしば不規則に曲がる)、長さ 48–759 µm(長さは幅の7–40倍)、両端は切り落とし状でやや膨潤[1][2][5][6][7][8](図1)。細胞壁は平滑または顆粒や刺が散在しており、一部の種では帯状に取り巻く部分(girdle band)が分かれている[1][2][5][7][8]。微細構造的には細胞壁は2層からなり、小孔が外層と内層で連続している[1]葉緑体は細胞あたり1個または2個、中軸性でリボン状、多数のピレノイドが縦列している[1][2][5]。細胞中央にがあり、葉緑体が1個の場合はそれに接し、2個の場合はその間に位置する[1]

二分裂によって無性生殖を行う[1][5]細胞質分裂後、分裂面が伸長することで娘細胞が完成するが、新しい半細胞における刺などの細胞壁の装飾はかなり後になる[5]接合による有性生殖を行い、相対した配偶子嚢はふつう屈曲して接合管を形成、接合管内(1種では一方の配偶子嚢内で)で配偶子が融合して接合胞子を形成する[1][5][8]。成熟した接合胞子は球形から楕円形、胞子嚢壁は平滑か細点があり、発芽して2細胞を生じる[1][5][6][7]

生態

世界中に分布し、貧栄養酸性湖沼湿原に生育する[1][2][8]

分類

脚注

外部リンク

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